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1200人「人間の鎖」抗議

2024年07月07日 14時41分56秒 | 一言
辺野古座り込み10年 県民大行動


(写真)米兵の女性暴行事件に抗議し、辺野古新基地建設を許さないと声をあげる人たち=6日、沖縄県名護市辺野古

 国が2014年7月に沖縄県名護市辺野古の新基地建設に向け作業を強行したのに対し、反対する市民らが辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブゲート前で座り込みを始めてから7日で10年になりました。節目を翌日に控えた6日、「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」は同ゲート前で県民大行動に取り組みました。

 県内各地から集まった1200人(主催者発表)がシュワブのメインゲートから、工事用車両の新たな出入り口となったゲートに向かって「人間の鎖」で抗議。猛暑と強い日差しの中でフェンス沿いに手をつなぎ、「沖縄を犠牲にする基地建設をやめろ」とコールするとともに、相次ぐ米兵の女性暴行事件に心からの抗議の意を示しました。

 オール沖縄会議の稲嶺進共同代表は、10年間に起こった元米兵の女性殺害事件や欠陥機オスプレイの墜落、日本政府による米兵犯罪の隠蔽(いんぺい)などにふれ、「これらすべてに日米両政府による植民地支配が具現化した形で表れている」と指摘。「絶対に許してはならない。われわれは負けない、諦めない」と力を込めました。

 県内各地で新基地ノーの運動を続ける団体からの報告では、たたかいの中で亡くなっていった人たちの遺志を引き継ぐ決意が述べられました。

 ヘリ基地反対協議会の浦島悦子さんは、「日本政府による強権、無法、暴力が繰り返された怒濤(どとう)のような10年。ともにたたかってきた先輩や仲間たちの訃報に接することも少なくなかった中で、みんなで乗り越えてきた」と強調。故翁長雄志前知事の「(保革を超えて団結を求める)県民が(われわれ政治家の)先を行っていた」との言葉を引用し、「その先を行く県民としての誇りを持って、この先のどんな困難も乗り越えていけると信じます」と訴えました。

 玉城デニー県知事がメッセージを寄せ、日本共産党の、あかみね政賢衆院議員ら「オール沖縄」代表の県選出野党国会議員団も駆け付けました。

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