冠水 顔の高さまで
党議員が調査
沖縄県国頭(くにがみ)村をはじめ本島北部を9日から10日にかけて襲った豪雨で多くの住家に浸水被害が出たのを受け、日本共産党の吉居俊平名護市議と具志堅徹元市議は11日、被災者を見舞いながら国頭村比地(ひじ)集落などの現場を調査しました。
県管理の2級河川・比地川と、その支流の奥間川が氾濫した一帯を吉居市議らが訪ねると、根元から押し流された大きな樹木がいくつも川の土手付近に散乱。奥間川に隣接する環境省「やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館」の駐車場は、土砂で一面埋め尽くされ、アスファルトの地面は見えなくなっていました。また、駐車場に設置されていたプレハブの事務所は全壊し、押し流されていました。
比地川近くにある集合住宅1階に住む80代女性は10日朝、目が覚めて外に出てみると「(家の前の道路では)顔の高さぐらいまで冠水し、冷蔵庫がプカプカ浮いている状況だった」と振り返ります。
集合住宅は道路よりも高く造成されおり、家の中への浸水は免れましたが、自家用車が水に漬かりエンジンはかからなくなりました。「中古の軽トラがあれば」との声に、吉居市議は「聞いてみます」と応じました。
奥間川など多くの河川で、大量の土砂などが河道に堆積し、上流からの水の流入が遮られる状況が出現していました。
大宜味(おおぎみ)村の大山美佐子、東村の伊佐真次の共産党両村議も救援活動などに尽力しました。
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