JVC KENWOOD GS-TD1-B の内臓ステレオ・マイクに「 3Dサウンド 」という機能がありますが
これは「ステレオの左右スピーカー間を底辺とする正三角形の頂点で聴取しなければ効果なし」
ということが判明しました。私は高画質な 3D 動画形式の「 MPEG-4 MVC 」と「ステレオ」のモードで
撮影・収録して CyberLink の PowerDirector 10 で「 MPEG-4 MVC → AVCHD-MVC変換 」を
行う際に…「 Dolby Digital 5.1 」にチェックを付けて出力することがあります。
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Sony Creative Software Inc., Movie Studio Platinum 12.0 は
3Dコンテンツの総仕上げが「 Blu-ray 3D 」に対応します。音声は「5.1サラウンド」も対応です。
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***** Movie Studio Platinum 12.0 の編集術ヒント…第三回目… *****
サテ、本日は第三回目です。「Blu-ray 3D (MVC形式)」の作成について述べます。
SONY HDR-TD10/TD20 は 3D動画形式が「 AVCHD-MVC 」なので
そのままで、Movie Studio Platinum 12.0 のタイムラインに載せて 3D編集が行えます。
しかし、3D画質と内臓マイクの音質は JVC KENWOOD GS-TD1-B の方が優れています。
Movie Studio Platinum 12.0 のJVC KENWOOD GS-TD1-B の高画質な
「 3D 動画形式/MPEG-4 MVC 」は非対応なので、予め CyberLink PowerDirector 10 で
「 MPEG-4 MVC → AVCHD-MVC 」の変換処理が必要です。
Blu-ray 3D は「 1920 x 1080 24p 」という規格なので、これに準じて変換します。
この変換処理は実時間の約 2.5~3 倍の時間を費やします。
1. JVC KENWOOD GS-TD1-B の 3D 動画形式を「 MPEG-4 MVC 」に設定して撮影。
音声は必ず「ステレオ」に設定しましょう。「 3Dサウンド 」は音質が多少悪くなります。
2. CyberLink PowerDirector 10 で「 MPEG-4 MVC → AVCHD-MVC変換 」。
「 Dolby Digital 5.1 」にチェックを付けます。この変換は、必ず個々のクリップごとに行うこと。
3. Movie Studio Platinum 12.0 の「プロジェクト プロパティ」を下図のように設定する。
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オーディオを「 5.1 サラウンド」にする場合は音声モニター環境を 5.1 サラウンド対応にすること。
簡単なUSB接続で迫力ある5.1chサラウンド環境をパソコンで構築できる
クリエイティブ・メディア製 Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro を推奨。 5,642 円…Amazon。
光ケーブルで 5.1ch サラウンドのホームシアター用 AV アンプに接続することが必須。
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4. 編集時のプレビューはスムーズではない。コマ落ちの画像になるが気にせず作業する。
5. タイトル・テロップ・音楽などを添えて編集が済んだら一旦保存し、Movie Studio Platinum 12.0 を
終了させ、PCをシャットダウンして「メモリーの解放と冷却」を行うこと。
6. 30分間休憩した後に作業再開。PCの電源を入れて Movie Studio Platinum 12.0 起動。
7. 編集結果をチェック…手直しなどを行う。OKならば、コンテンツの「先頭」と「末尾」にカーソルを
置いてから「M」キーを叩き、“マーカー”を添付する。そして、そのマーカー間全体(巻頭~巻末)を選択しておく。
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8. 「ツール」の“ディスクの書き込み”を開き“ Blu-ray Disc ”のウインドウを開く。
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今回はここまで…