The Pleasure Dome

道楽家・幻彩が音楽好きの方々に執筆

Vegas Movie Studio HD 11 Platinum が改善された

2011年10月30日 14時13分24秒 | 立体映像

不具合が多かったVegas Movie Studio HD 11 Platinum…
「version 11.0 (Build 256)」になり漸く改善されました。
「ヘルプ」の“SonyのWeb サイト/最新アップデート”をクリックして
「Build 256」をダウンロード…インストールを実行しましょう。



日本語の「リリースノート」には記載されていませんが
改善した内容を英文で紹介します。

1. Crash when displaying event properties for 3D clips from a Sony TD10 camera.
2. Text from the Titles & Text plug-in to drift after dragging
the text in the Video Preview window.
3. Line breaks in the Titles & Text plug-in to preview with incorrect line spacing.
4. An error when rendering a Sony AVC file with a bit rate of less than 25 Mbps.
5. MVC clips from a Sony TD10 camera to be imported
incorrectly from the Device Explorer.
6. Vegas Movie Studio to hang when previewing MTS files in the Trimmer window.
7. Added Russian-language support to Vegas Movie Studio HD.

ここには記載されていませんが「21分間を超える長尺のMVCファイル」が
正しく認識されて、オリジナルの長さでタイムラインに載るようになりました。



…やはり「そうだったのかぁ」と、不具合の改善について納得しました。

検証してみると「使えるようになったなぁ」…という実感。
とにかく、Vegas Pro 11の不具合に愕然としていたので
Vegas Movie Studio HD 11 Platinum が良好になり
ホッとしています。CuberLink PowerDirector 10 Ultra と
組み合わせて3D動画編集を楽しめるようになりました。

1. 「手ブレ補正」はPowerDirector 10 Ultra が優秀。
Vegas Movie Studio HD 11 Platinum は絶対に使いたくありません。
とにかく処理が遅い。PowerDirector 10 Ultra はリアルタイムで
補正の結果をプレビューできます。補正レベルは「+50~75」を推奨。

SONY HDR-TD10で撮影したものを PowerDirector 10 Ultra で「手ブレ補正」を
行ったら、これを「サイド バイ サイドフル幅/最高画質 MPEG-4(Double)」で
出力し、そのファイルをVegas Movie Studio HD 11 Platinum の
タイムラインに載せて編集することを勧めます。
「H.264 AVC」でMVCファイル出力すると仕上がり画像にトラブルが生じます。



2. 「3Dの方向」を使うと「出力」で動作停止になる。
PowerDirector 10 Ultra の「補正/強調」にある 「3Dの方向」は
Vegas Movie Studio HD 11 Platinum の「ビデオFX」にある
“ステレオスコピック3D調整”みたいに立体感を調節できますが
不具合があるようです。“ステレオスコピック3D調整”は優秀。

3. 「ビデオエンハンスメント」
PowerDirector 10 Ultra の「補正/強調」にある
“ビデオエンハンスメント”はSD画像をHD並の解像度に改善します。
修正レベルは「+10~25」程度が無難かと思っています。
下図はその効果を比較したものです。右側が適用したもの。



4. 「2Dから3Dへ」
PowerDirector 10 Ultra の「パワーツール」にある
“2Dから3Dへ”は2D動画を3D動画に変換します。
立体感は「+128~200」が良好です。
これを「MPEG-4 サイドバイサイドフル幅(L/R)」で
ファイル出力し、これをVegas Movie Studio HD 11 Platinum の
“ステレオスコピック3D調整”で補正すると良い結果になります。



これは背景部分のズレを少なくして
主体を「浮き上がらせる補正レベル例」を示します。
“ステレオスコピック3D調整”は実に使い勝手が良いです。





但し、「手ブレ補正」「ビデオエンハンスメント」などの
「補正/強調」を掛けた一挙の状態で出力すると仕上がりの
画像が何とも奇妙なものになり使えません。
「2Dから3Dへ」は一旦、「最高画質 MPEG-4」で2D動画出力…
そのファイルをタイムラインに載せてから「2Dから3Dへ」を適用。
その後に「MPEG-4 サイドバイサイドフル幅(L/R)」で
出力し、そのファイルをVegas Movie Studio HD 11 Platinum の
タイムラインに載せて編集することを勧めます。


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PowerDirector 10 Ultra で2D動画の3D動画化…

2011年10月27日 04時29分24秒 | 立体映像

いよいよ紅葉の季節、SONY HDR-TD10を持って
鮮やかな紅葉の風景を3Dで撮り歩きたいと思っています。

サテ、今回は…
PowerDirector 10 Ultra で2D動画の3D動画化の試み。
以前は Roxio Creator を活用していましたが
仕上がりの「色彩」に多少不満があり、「これならどうだ」と
PowerDirector 10 Ultra を使ってみることにしました。

素材は Canon ivis HV30(HDV) で撮った2D動画。
これを、「パワーツール」で“50%のスローモーション”と
“2Dから3Dへ”を適応してみました。

そして、「3Dパーティクル オブジェクト」の“モミジ”を
組み合わせて合成してみました。
タイトルの背景画像としての「作り置き」です。

PowerDirector 10 Ultra は5.1サラウンドの編集が
できませんから、作品全体は Vegas Pro 10.0e で
編集仕上げをすることにしています。



「出力」で“3D”を適応、「ファイル形式」は“MPEG-4”を
指定しましょう。“H.264 AVC”でMVC形式も可能ですが
ビットレートが高くなりすぎ、私の自作PCでは扱いきれない
ということが判明。CPUを新世代の Intel Core i7 を
使用したハイパワーなPCならトラブルなく扱えるものと思います。

仕上がった3D動画の「タイトルの背景画像」を
Vegas Pro 11 に読み込んでみましたが
相変わらずの「コマ落ち」で Vegas Pro 11 はダメ…



Vegas Pro 10.0e では「コマ落ちなく」…使えました。
「3Dパーティクル オブジェクト」の“モミジ”が素敵な立体感を演出。



PowerDirector 10 Ultra による2D動画の3D動画化は
オリジナルの色調と画質を損ねることがありません。

*** つづく ***


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Vegas Pro 11 は Vegas Pro 10.0e よりもコマ落ちがひどい…

2011年10月26日 13時54分27秒 | 立体映像

Vegas Pro 11 は Vegas Pro 10.0e を進化させたものと思いますが
何と、機能については進展したものが見当たりません。

逆に「ビデオFエックス」のGUIが変更されて使い勝手が悪化。
「メディア パン/クロップ」とチェーンされてしまい、いちいちGUIの
サイズを変更しなければなりません。 「ビデオFエックス」のGUIを
サイズ変更すると「メディア パン/クロップ」のGUIが影響され
これもサイズ変更しなければならないのです。

また特に気になったの「プレビューのコマ落ち」です。
同じ内容のプロジェクトを作成して検証すると
Vegas Pro 11 は Vegas Pro 10.0e よりもコマ落ちがひどい…
という結果になりました。検証は「2D動画編集」です。

Vegas Pro 10.0e は「29.970 fps」であるのに…



Vegas Pro 11 は「21.234 fps」というコマ落ちに唖然です。



一体、どういうことでしょう。「3D動画編集」についても
同様にパフォーマンスが劣ります。

Vegas Pro 11 での改善点は「21分超の長いMVCファイルを
正しく認識する…「SONY PMB」での細分化が不要…ということ
ぐらいなものです。Vegas Pro 10.0e で問題になった
「Blu-ray ディスクの書き込み」も相変わらずできません。
「選択肢」が装備されていないのです。

何のためにアップグレードしたのか
実に釈然としない困惑の幻 彩であります。
今日からは…Vegas Pro 10.0e に戻って編集作業を続けることにします。



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Blu-ray 3D 作成を Vegas Pro 11 で行うには…

2011年10月25日 09時52分11秒 | 立体映像

Blu-ray 3D は 1920 x 1080 ピクセル/24p MVC AVCHD ver. 2.0
という規格なので Vegas Pro 11 のプロジェクトは下図の設定にします。





Blu-ray 3D 対応のディスク・レコーダー/プレイヤーに
ディスクを入れると自動認識してBlu-ray 3D 対応のテレビが
3D視聴に切り替わります。私は作品冒頭に下図のような画面を
約10秒間表示するようにレイアウトしています。





Blu-ray 3D 作成は実に簡単です。
「ツール」の“ディスクの書き込み/Blu-ray Disc”をクリックして
下図のようにウインドウを設定すれば良いのです。





素材が「29.97 fps/60i」であっても「24p」に変換されます。
その仕上がりは美しく、満足な結果が得られました。
但し、ディスクへの書き込みは仕上がった「ISOファイル」を
別途に「ISOファイル対応ライティング・ソフト」を活用する必要があります。
詳しくは“映像作家・幻 彩のホームページ”に記載してあります。


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Vegas Pro 11のアップグレード版を遂に購入…

2011年10月24日 13時47分46秒 | 立体映像

アップグレード版の「プロモーション特別割引」の知らせを
メールで送ってきたので購入を決意しました。

Vegas Pro 11の発売開始前に予め「購入希望登録」を
していた人は「プロモーション特別割引」の知らせを受けられた筈。
このアップグレード版(ダウンロード)は 10,800円で購入できます。
本来は15,000円ですから有り難い割引です。
購入に際してVegas Proシリーズのシリアルナンバーを
正しく書き入れないと注文ページが開きません。



試用版を検証してみて…不具合が多くて全く使い物にならない…と
憤慨したにも関わらず、「プロモーション特別割引」に誘われて
アップグレード版(ダウンロード)を購入。試用版をアンインストールして
正規のアップグレード版を下記の自作PCにインストールしました。

Mother: ASUS P5K-E
CPU: Intel Core 2 Quad Q9650 3.00GHz
Graphic: NVIDIA GeForce GT-440 1GB
Mem: 8.0GB RAM
OS; Windows 7 Professional SP1 64Bit

CPUは旧世代のものですから最新の Core i7に比べると
遥かにパフォーマンスが劣ります。

サテ、その結果は「一応使えるかなぁ」という印象。
「ユーザー設定」の“ビデオ”を下図の様に設定すると…



プレビュー再生で「コマ落ち」します。実にひどいものです。



左右の画像を表示させると更に最悪です。


“GPUによるビデオ処理の高速化”を「オフ」にすると
コマ落ちが少なくなり、スムーズなプレビュー再生が得られます。
この機能はレンダリングに関するもので、プレビュー再生に
悪影響を与えるものと思います。ヘルプには記載がありません。
漸く「使える状態になった」のが下図の設定です。





Vegas Pro 11とVegas Pro 10.0eの大きな相違は
ビデオ・エフェクトのGUI (設定操作画面)です。



上図はVegas Pro 10.0eの「色補正(セカンダリ)」。下図はVegas Pro 11。



Vegas Proシリーズを10年間も愛用してきた者として
戸惑います。設定箇所はすべて「スライダー」で
マウスまたはカーソルボタンで数値を変更する形式。
シンプルな操作画面になりましたが手馴れるまでに時を
費やすと思います。なお、Vegas Pro 11に関して詳しいことは
映像作家・幻 彩のホームページを参照してください。
近日、連載を開始しますのでご期待ください。


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3D動画編集が手軽にできるPowerDirector 10 Ultra

2011年10月22日 18時34分09秒 | 立体映像

私は CyberLink PowerDirector 10 Ultra こそが
“ Affordable ” と評価すべきかと思います。業務用の
ビデオ機器などの試用記事を売り物にしている某専門誌が
「Affordable 3D 制作への道しるべ」という興味深い
特集を掲載していたので熟読してみましたが
とても“ Affordable ” とは言えない高価な機器と編集ソフトの
紹介ばかりで…“ Affordable ” の真意が判っていないなぁ…
「アホーだぶるだねぇ」と、私は感じました。

“ Affordable =手頃で手軽な ” と解釈すべき言葉であり、
現時点での「3D動画編集」は “ Affordable ” と言えませんが…

1. 3D動画撮影は二眼一体型を使う…SONY HDR-TD10とDEV-3

2. Windows XP Profeesional SP3で使える3D動画編集ソフトを使う…

CyberLink PowerDirector 10 Ultraを推奨します。
「特別優待版 パッケージ版」が10月28日から Amazon.co.jp で
発売されます。10,290円です。なお、購入対象者は
PowerDirectorシリーズ・CyberLink DVD Solution ・DVD Suiteシリーズ
その他OEM製品に付属のPowerDirectorシリーズ
CyberLink 以外の他社製ビデオ編集ソフトウェア (COREL、VideoStudio等)の
使用者。優待版と通常版には製品的な違いはありません。



3. 道しるべ…これは映像作家・幻 彩のHPと本ブログ…

ビデオ専門雑誌は「広告掲載」の立場から機器と編集ソフトの
不具合における対処の方法などを執筆しても
「あのー、この箇所を削除させて頂きます」と編集者から
言われることが多く、私はビデオ専門雑誌に対して
「断筆」を宣言しました。ユーザーが本当に知りたいことを
「書いてはいけない」のです。ビデオ専門雑誌は
カタログの延長およびクライアントの意向のみを重視…
そういうことに柔軟に対応できるライターに原稿を依頼します。
しかも、メーカーから試用品を借りての原稿執筆…
私は「購入して、ユーザーの立場で執筆する」ことがモットー。

本題に戻りましょう。PowerDirector 10 Ultra を円滑に
動作させるには新世代CPUとCUDA装備のグラフィックカードを
装備した 64ビットWindows 7 が必須になります。

しかし、Windows XP Profeesional SP3でも使えるのです。

1. デュアル・モニター形式にしないこと

2. 編集時は「3Dを無効」にして表示画質を「標準」にする



3. 出力とディスク作成は就寝中に任せてしまうこと

OS: Windows XP Professional (SP3)
CPU: インテル Core 2 Duo 2.66GHz
メモリー: 3.50GB(1GBx4)
グラフィック: NVIDIA GeForce GT520 1GB(安物です)
3D対応モニター: ZALMAN ZM-M220W

…という自作PCのサブ機で活用しています。



PowerDirector 10 に添付された“SmartSound-MasicMusic”の機能で
ダウンロードした「著作権フリーの音楽(バリエーション表示のみ)」を
サウンドトラックに載せられます。音楽の長さは動画に合わせて同期
されるので重宝しています。様々なジャンルとスタイルの音楽が
あるので、映像にマッチした音楽を添えられます。但し和物は無し。
また、「ヘッドホン表示の楽曲」は試聴のみで別途購入手続きが必要。

アニメーション・タイトル作成も簡単操作で行えます。
必要に応じて「3Dモードを有効にする」をクリックしてチェックできます。



とにかく、真に“ Affordable =手頃で手軽な3D動画編集・作成 ”は
CyberLink PowerDirector 10 Ultra を装備することで現実化できます。


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CyberLink PowerDirector 10 Ultra で 2D動画を3D動画化

2011年10月21日 03時00分01秒 | 立体映像

私は CyberLink PowerDirector 10 Ultra を2D動画の3D動画化と
4:3-SD画像を16:9-HD画像に高解像度化する機能を活用しています。
しかし、細やかな編集作業は手慣れていないためか難しく
クリップの「下ごしらえ」する時に活用しています。



以前は Roxio Creator の「Video Wave」に装備されている
“2D画像の3D変換”を活用していましたが
PowerDirector 10 Ultra の「パワーツール」に装備の
“2Dから3Dへ”の機能における処理速度と仕上がり画質が
Roxio Creator よりも優れており、気に行っています。



「出力」で“3D”を指定し、「H.264 AVC」をクリック…
「3D出力形式」を“ H.264 マルチビュー コーディング ”にして
「プロファイル名/画質」を “ AVCHD 1920 x 1080 ( 24 Mbps )” に
セットして「出力フォルダー」を参照、クリップ名を書き込み…
「開始」をクリックするとレンダリングがスタートします。



仕上がったファイルは「3D-MVC」の形式になり
Vegas Pro 10.0e または Vegas Pro 11での編集できます。
Vegas Movie Studio HD Platinum 11.0 (Build 247)も対応します。
レンダリングの処理時間は64ビットPCならば
「1分間の長さ×10~12倍」です。Roxio Creator の場合は
色調がオリジナルに比べて「ダーク調」になり後の補正で苦労します。
PowerDirector 10 Ultra はオリジナルの色調を維持してくれます。



総合的な編集と仕上げをVegas Pro 10.0eで行っています。
特にサラウンドの音声編集機能と3D深度調整機能は
他に比類なきものです。また、複数のカメラで同時撮影した
場合の「リップシンク(音合わせ)」と「色調合わせ」が
容易に行えるのが魅力的なのです。ローコストに楽しむなら
CyberLink PowerDirector 10 Ultra と
Vegas Movie Studio HD Platinum 11.0 (Build 247)を
装備すれば良いと思います。
いずれも、32ビットWindows XP Professional SP3で
編集を楽しめます。但し、レンダリングの処理は遅いです。



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Vegas Pro 11は新世代64ビットWindows 7環境でなければ使えない

2011年10月20日 15時45分34秒 | 立体映像

Vegas Pro 11 の試用版をダウンロードして検証していますが
旧世代のCPU…Intel Core 2 Quad 3GHzのPC環境では
2D動画編集は「どうにかできる」程度で、不具合が多くて
「使い物にならない」という結論です。まして…
MVCファイルの3D動画編集ではプレビューがまともにできません。

実に惨めであります。Vegas Pro 10.0eでは「29.970」で
プレビュー再生ができるのに、Vegas Pro 11では何と…
「0.585」であったり、「6.369」と、全く動かないのです。



結論としては最新世代のIntel Core i5かi7でPCを新築しなければ
使えないビデオ編集ソフトにになってしまったのです。
取り敢えず諦めました。PC新築に10万円以上を費やすなら
SONYのDEV-3という双眼鏡3Dビデオカメラを買います。

そして、Vegas Pro 10.0eとCyberLink PowerDirector 10 Ultraで
3D動画編集を大いに楽しむことにします。



CyberLink PowerDirector 10 Ultraは実に使えます。
Vegas Pro 11の“マニフェスト”を信用しない方が得策です。



Vegas Pro 10.0eは「29.970」でプレビュー再生ができました。




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Vegas Pro 11 は音声のミキシング コンソールが魅力…

2011年10月19日 11時24分17秒 | 立体映像

Vegas Pro シリーズは元々音声編集ソフトの専門メーカー…
“SONIC FOUNDRY”が「SOUND FORGE」を母体に開発したもので
私は2001年から愛用してきた強力なビデオ編集ソフトです。
しかし、漸く実用度が高まったのはVegas Pro 8 …。
2008年になってからのことです。そして、3D動画編集機能の完全装備は
2011年夏…Vegas Pro 10.0eになってからです。幾つかのバグがありますが
SONY HDR-TD10のMVCファイルの読み込みと
Blu-ray 3D ディスクの作成機能が魅力的なソフトになりました。

そして、2011年10月…待望のVegas Pro 11が発売されました。
しかし、Windows XPには非対応なのでアップグレードを行う前に
OSを Windows Vista SP2 または Windows 7にしなければなりません。

私は今年の夏に愛用の自作PCに64ビット Windows 7 Professional SP1を
増設(マルチブート形式)したので、Vegas Pro 11 64bit 試用版が
難なくをインストールできました。CPUが力不足なのでプレビューの
コマ落ちが癪の種ですが、取り敢えず「試用」してみることにしました。



Vegas Pro 10.0e での不具合が幾つか解消されています。
特に、21分間を超えるMVCファイルが読み込めないという致命的な
バグは解消されており、SONY PMBでの細分化作業が不要です。



また、私は演奏会の収録・編集・ディスク仕上げをボランティアで
行っているので音声編集機能に装備された「ミキシング コンソール」に
魅力を感じています。2D-HD作品の編集においては快適です。
これは、Vegas Pro 10.0e から受け継いでおります。

Vegas Pro シリーズと10年間も付き合ってきた甲斐があります。
私としては、試用期間内に検証を繰り返し行い…
アップグレード版の「特別ディスカウントの告知」を待つのみです。



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Vegas Pro 11…発売開始…Windows XPに非対応

2011年10月18日 07時29分36秒 | 立体映像

漸く…Vegas Pro 11 が発売されました。
30日間使用可能の試用版もダウンロードできます。
但し、OSはWindows Vista SP2またはWindows 7のみ対応。
Windows XPには全く不対応でインストール不可能。



Vegas Pro 10.0eがWindows XPで不具合を重ねてきたので
Vegas Pro 11はWindows Vista SP2またはWindows 7のみ対応という
何ともユーザー泣かせの事態…CyberLink PowerDirector 10 Ultraが
Stereoscopic 3D 編集の世界をリードしそうです。



近日、Vegas Pro 11の検証結果を報告します。
おそらく、バグだらけであると思います。いつものことです。

また、アップグレード版の購入は急がないこと。
Vegas Pro 10のユーザー登録者にはディスカウントの
ニュースがメールで送られてくる筈…試用版を使って待ちましょう。

試用版をインストールしてみましたが
CPU…Intel Core 2 Quad 3.00GHz
メモリ…8GBの64ビット・システムではプレビューが
コマ落ちする…使えませんねぇ。

なお、新規購入の価格は、78,000円です。


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PowerDirector 10アップグレード版がインストールできぬ問題が解決

2011年10月17日 18時29分26秒 | 立体映像

今日、サイバーリンクのサポートから下記のメールが届きました。



…云々ということで手順通りにプログラムを入手しました。
つまり、「インストーラーの初期不良」であったわけです。
インストールが完了し、ユーザー登録も行えました。



やれやれ…Stereoscopic 3D 編集が楽しめます。
SONY HDR-TD10のMVCファイルもキッチリ読み込めます。
デュアル・モニターで3D 表示が行えます。



LG Electronics 23inch 偏光 3Dモニター・ディスプレイ D2342P-PNに
完全対応です。これは嬉しい。Stereoscopic 3D 編集においては
発売が遅れている Vegas Pro 11 に期待しなくても良いと思います。



近日、PowerDirector 10 Ultra の検証結果を報告します。



映像作家・幻 彩


3D編集機能充実…PowerDirector 10 Ultraのインストーラーがバグ…

2011年10月17日 11時47分59秒 | 立体映像

家庭用ビデオカメラにも採用が開始された 3D 立体視機能に
PowerDirector 10 も対応しました。
各種 3D 動画ファイルの編集に加え、 2D の動画を 3D 動画ファイルに
変換して出力できます。

● 最新の 3D 動画形式に対応
家庭用デジタルカメラやビデオカメラに採用されている
3D 動画形式に幅広く対応しています。

● 3D 編集環境と専用エフェクト
編集時に 各種 3D 立体視方式で編集及びプレビューが行えます
また 3D 専用のエフェクトも用意されています。

● 3D 形式での出力
ブルーレイ 3D、3D AVCHD そして 3D DVD として書き出しが行えます。
もちろん 3D 動画ファイルとして書き出しも可能です。

★ 3D タイトル:
PowerDirector 10 では動画のタイトルも 3D で作成が行えます。
3D 動画作品のオープニングからインパクトのある演出を加えられます。

★ 3D アニメーションディスクメニュー:
各チャプターからの再生を選択できるディスクメニュー画面を
3D 作成することができます。

★ 3D トランジションエフェクト:
異なるシーンの動画のつなぎ目に、3D 動画専用のトランジションを
適用することができます。

★ 3D パーティクルエフェクト:
細かなオブジェクトが動くパーティクルエフェクトも 3D を適用できます。

★ 3D スライドショーテンプレート:
3D 画像には3D のテンプレートを使ってみましょう。
完全 3D 立体視で 3D の画像をスライドショーで楽しめます。

★ 2D と 3D の切り替え:
2D と 3D の表示は編集中に適時切り替えることができます。
編集スタイルに合わせて表示方式を切り替えて下さい。

****************************************

以上の宣伝文に「スゲーッ、Vegas Pro 11でもデキネェ」と思い
CyberLink PowerDirector 8 Ultraのユーザーなので
アップグレード版をダウンロード購入しました。



ところが…インストールが全くできません。
CyberLink PowerDirector 8 Ultraを購入した時に
添付されているシリアルナンバーを受付ないのです。
当時は「CDキー」とは書いてありません。シリアルナンバーなのです。



この不具合をサイバーリンクのサポートに提出しても
未だに何の回答もありません。電話でのクレームはできません。

皆さん、もしも PowerDirector 10を購入する場合は
Ultraのアップグレード版は避けましょう。何やら面倒です。

あーっ、大失敗した…落胆の幻 彩です。



映像作家・幻 彩


SONY 3D動画撮影ができる双眼鏡カメラを11月11日に新発売!

2011年10月12日 02時27分23秒 | 立体映像

DEV-3(民生用)とDEV-5K(業務用)の2機種。0.8~10倍の可変倍率で
フルハイビジョンの2D撮影と3D撮影に対応、2D撮影時は0.8~10倍
3D撮影時は0.5~5.4倍のズーム倍率となっています。



F=1.8~3.4の光学10倍ズーム「ソニーGレンズ」に
総画素数約420万画素の1/4型“Exmor R”CMOSセンサーを
利用した光学系を2系統内蔵、光学手ブレ補正も強力です。



最短撮影距離 動画時 2D : 約1cm(ワイド端) 約80cm(テレ端)
3D : 約80cm(ワイド端) 約7.5m(テレ端)
静止画時 約1cm(ワイド端) 約80cm(テレ端)約25cm(テレマクロ時)

視度調整…-3.5~+3.5 眼幅調整…55mm~75mm

3D撮影時のビットレートは28Mbps。記録フォーマットはAVCHD V2.0 MVC。
連続撮影時間は、標準バッテリーを同梱するDEV-3が3D撮影時で約2時間40分。
メモリーは内蔵されておらず、記録メディアは別売です。Class 4以上の
SD/SDHD/SDXCメモリーカードまたはメモリースティック PROデュオ(Mark2)
メモリースティック PRO-HG デュオを使用します。いずれも32GBで
約2時間30分の3D動画撮影ができます。音声は2chステレオ録音。



DEV-3とDEV-5Kの相違は同梱するバッテリーが異なります。
DEV-3はNP-FV70、DEV-5KはNP-FV100でDEV-3もNP-FV100を
装着できます。DEV-5KはGPS機能を内蔵そしてキャリングケースが
付属している…ということで、外観と基本性能は同一です。


DEV-3の動画カタログ


バードウオッチング、スポーツ観戦、自然観察などに最適かと思います。
気になる価格は…DEV-3 11万円程度。DEV-5Kは21万円です。

Panasonic HDC-Z10000-Kも気になりますが、楽しさはDEV-3に
軍配を上げたくなります。



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4:3-SD画像を16:9-HD画像に高解像度化する方法

2011年10月11日 10時37分00秒 | 立体映像

テレビの「地デジ化」に伴って家庭用テレビの殆どが
1920x1080のHDになりました。しかもBlu-ray Discの
レコーダー/プレーヤーが急速に普及しつつあります。

私が製作した作品の頒布もBlu-ray Discによるものが
増えて、DVD-Rでのご注文が減りつつあります。

最近…「Hi8で撮ったものをBlu-ray Discにまとめたいが
HD化する方法を教えてください」という質問がありました。

Hi8は「4:3」の“SD(スタンダード)”です。
その解像度は640x480ピクセル…これを“AVI”形式で
キャプチャするか、Blu-ray Discのレコーダー/プレーヤーに
アナログ接続してHDDに録画した後にカット編集して
Blu-ray Discに書き込む方法が最も簡易です。しかし
高画質/高解像度化は得られず、再生画質はHi8に準拠です。

私は4:3-SD画像を16:9-HD画像に高解像度化するために
グラスバレーのFIRECODER Bluを使っています。
Amazon.co.jpで44,815円です。


高解像化の成果をご覧ください。
先ずはオリジナルの画像です。使用カメラは
SONY EVW-300K業務用HI8です。
キャプチャは2011年9月に製造終了になった
SONY GV-D200 Digital8のDV端子を使用しました。



巻頭の写真はVegas Pro 10.0eを「HD 1080-60i(1920x1080,29.970fps)」に
設定してタイムラインに載せたもので、Hi8のオリジナル画像。

下はHi8のオリジナル画像を16:9にクロップした画像…
輪郭のジャギー(ギザギザ)が目立ちます。



部分拡大したHi8のオリジナル画像



続いて下は、FIRECODER Blu使用の画像を16:9にクロップした画像…
輪郭が鑑賞性を得ています。



部分拡大したFIRECODER Blu使用の画像



いかがでしたか…明らかに高解像化されています。

次回は高解像化した画像の3D画像化について述べます。



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緊急情報!パナソニックの最新3Dカメラは30万円以上…

2011年10月06日 14時25分30秒 | 立体映像

2011 9.29に掲載した時点の報道では「民生用」として
デビューしたHDC-Z10000は国内においてはHDC-Z10000-Kという
機種名になり「プロフェショナル」と銘打っています。

しかも予定販売価格は30万円以上とのこと。
これでは手が出ませんねぇ。
パナソニックでは「新商品モニター販売」を開始。

「プロフェショナル」つまり「業務用」ということのようです。
ソニーの業務用2眼3Dカメラ…HXR-NX3D1Jは34万円です!



HDC-Z10000 vs HXR-NX3D1Jという商戦になりますが
私は当面…HDR-TD10を可愛がることにします。

業務用カメラを「個人の趣味・道楽」で所持することは自由ですが
神社・仏閣・遊園地・宴会場・公営公園・競技場・飛行場
学校・幼稚園・街頭・港湾・空港などは予め撮影許諾の申請を
行わないで持ち込むと「撮影をご遠慮ください」…と
セキュリティの係員に排除されます。ビデオ製作請負業者と
みなされて、「撮影協力費」という名目の請求があったりします。
また、海外旅行の際は現地入国で「税関」に引っかかります。
これが実に厄介です。海外旅行代理店に相談してください。

お楽しみでStereoscopic 3D撮影を行うなら民生用の機種に徹すること。



映像作家・幻 彩のオフィシャル・ホームページ…
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