東京駅もだいぶ様変わりした。90年代には、丸の内側で飲むなら東京ステーションホテルのバー。あとは、南口の脇に美味しい寿司屋があって。あそこは本当に良いネタばかりだった。八重洲側も、去年建った東京ミッドタウン八重洲などは当然、影も形もなく。ヤエチカは勿論あって、モーニングを食べられる喫茶店なんかはありましたね。でも、正直、当時は東京駅近辺で飲むのは相当苦労しました。特に深い時間はお店がなくて。もっぱ . . . 本文を読む
夕刻、レストランを出たところで、にわか雨に降られた。そのまま雨に濡れて歩こうかとも思ったが、存外に雨脚が強い。私たちは慌ててタクシーに乗り込み、宿へと向かう。信号待ち。車窓の雨粒超しに、ストックホルム中央駅が見える。右折待ちの車内から何気なく撮った1枚。何気ないからこそ、なんだかこの夏前半の良い記念になった。++++とは言いつつ。スウェーデン滞在中、雨に降られたの実はこの時のみである。あとは終始、 . . . 本文を読む
隣の部屋では子供達がこたつに入って紅白歌合戦の Ado の熱演を見ている。TVの中で Ado こそシャウトしているが、静かな大晦日だ。今、京都に遊びに来ているので、Ado がすごく近所(東本願寺)から紅白に出演しているのが不思議な気分。ここまでの僅か3行で3回も Ado と書いてしまった訳だが。今年、2023年も色々な事がありました。年初の写真を見ると、まだ皆マスクをしていて隔世の感があります。そ . . . 本文を読む
「ちょ、ちょま・・・、ちょ待てよ!」・・・思わずキムタク出ちゃいました。(ご無沙汰してます)岡山発の4人組バンド、超右腕が先週の水曜(12月20日)に発売した 2nd アルバム『OBAKE IN TSUSHIMA-NAKA』。その中でも最高の1曲『インユーテロ』が、バンド公式で Youtube に上げてるにも関わらず、たった 99回 再生だって?ばんな、そかな!インユーテロ 思い出すね、オルテナテ . . . 本文を読む
ひょっとすると毎回、同じセリフから書き始めているかもしれませんが・・・。米国東海岸から西海岸への空路は、何故6時間45分もかかるのでしょうか・・・。国内の空の便で7時間弱というのは、やはりこの国の巨大さを思い知らされます。デルタ便が照明を落として我々乗客を寝かせようとしてきますが・・・、実際はお昼ですので。さて、到着。San Francisco の Nikko に居て、移動日だと言うのに本日の自由 . . . 本文を読む
前回、上高地に関する記事で、ホフディランのこの曲の歌詞を少し引用した。その流れで、この歌の事をメモしておきたい。ホフディランの10枚目のオリジナルアルバム『 Island CD 』は昨年9月に発売された。その6曲目に収められた『花』は近年のホフの楽曲の中で、相当な高みに到達していると思う。ホフディラン「花」【LYRIC VIDEO】 『花』については 9月に Youtube の公式チャネルで音源を . . . 本文を読む
書いた本人も、まさか3本にも分けて上高地の事を書くとは思っていなかった。これは上高地の素晴らしさのせいもあるが、一重に小生が「文章の終わらせ方が分からない」からである。文章だけじゃない。深夜のアイロンがけ。これも終わりが分からなくなって延々やってしまう。何もこんな深夜に、明日着ない服までアイロンをかけなくたっていいだろう。読書だって、止め時が分からず延々読んでしまう。(だって私が寝ている間に、マー . . . 本文を読む
何も成してない。あたしゃ、この人生でまだ何も成してない。都会に居るとそんな思いに駆られる瞬間がある。だが、ここ上高地ではそんな思いが脳裏をかすめる事はない。例えばこの大正池。河童橋を梓川下流へ下ること徒歩40分。(小生のように道なき道に立ち入って遭難しかけないでネ)ご存知と思うが、この池は大正4年(1915年)に焼岳が噴火すると、溶岩と泥流により梓川が堰き止められ、わずか一夜にして出現した。この広 . . . 本文を読む
「これ・・・、道、間違えてない? 熊、出るかもしれないんだけど」「はあ、はあ、いや、確かこの道でいいはずなんだよネ・・・」まあ、日本広しと言えど小生くらいのものでしょう。上高地で遭難しそうになるのも・・・。今回、梓川の西岸を下り、上高地浄化センター経由で大正池を周りこもうとして、「アレ? この google先生 が出しているルート、実際は通れないんではないか?」と途中で気づき、パニックに襲われた事 . . . 本文を読む
『アメリカン』は、シンガーソングライター山内光のソロプロジェクトである クララズ が 2020年 にリリースしたシングル。クララズ は寡作ながら、良い曲だけを届けてくれる信頼できるプロジェクトだ。なんでジャケットがこんなに縦長か?と言うと、こちら50本限定のカセットシングルだからでーす。(B面は『峠』)カセットテープ・・・、いいよなぁ。思えば、CDを貸し借りして、TDK とか Maxell のカセ . . . 本文を読む
朝、目玉焼きを何気なくトーストに乗せたとき、「あれ、こんなの(↑)どっかで見たな」ってなった。頭の中でこだまする科白。「小鬼じゃ、小鬼がおる」「はて、パズーに似た小鬼じゃ」そうか、洞窟の中でパズーがシータにあげた、あのパンか。お腹がすいているシータに、ピンチの状況下でサッと目玉焼きパンを差し出すところが気が利いてる。どんな問題に取り組むにせよ、食事と睡眠は活力源だからね。パズーはスラッグ . . . 本文を読む
東京には星の数ほど飲み屋さんがある。そんな中、また行きたいと思える店と出会えたらステーキな事だ。書いとかないと忘れちゃう、そんな一期一会の記録。■金曜日、Cさん、Nさんと広尾の和食へ謎解きを楽しむ、楽しい夜。メニューは月替わりコース1本しかないが、その分、一品たりとも駄作がない。謎なぞの妨げになるので、詳細は書きませんが、最後の〇ー〇ーは、またすぐに頂きたくなる美味しさ。■水曜日、Tさんと『馳走こ . . . 本文を読む
ブルース・リーは、実は飲み込んだお茶のあまりの熱さに驚いて「アチャー!!」と絶叫していたのではないか?
そう思いついた君は、もう止まらない。いや、でも今回の話は「アチャー」じゃなくて、「アーチ―」の話なんだよ、少し言いにくいんだけどさ。 . . . 本文を読む
さて、続いて向かうのはノッティング・ヒル。かつてノッティング・ヒルで過ごした一夏を思い出しつつ・・・。今思うと、あれは得難い時間だった。人生、あっという間に時間は過ぎていきますが。爽やかな初夏のロンドンに居ると、あの時から歳なんてとっていないような、角を曲がれば当時の仲間とばったり出くわすような錯覚を覚えます。映画『ノッティング・ヒルの恋人』で、ヒュー・グラントがオーナーをやってた旅行書専門店『ザ . . . 本文を読む
久々のロンドン。戦争の影響でフライトはユーラシア大陸を迂回し、地球を反対回りである。飛行時間は14hr25min。往時のフライトの約2時間増し。それこそ、グリーンランドの上を、何時間も飛んじゃう。何度寝直しても、起きたらまだグリーンランドの上空であたしゃびっくりしたよ。(まるちゃん)戦争はかけがえのないものを沢山奪うが、無関係な一般客のフライトにおいても、物凄く燃料と時間が無駄になるのだった・・・ . . . 本文を読む