『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

深酒、平日、東京駅。

2024-09-16 | Life(日常):書いとかないと、忘れちゃう


東京駅もだいぶ様変わりした。


90年代には、丸の内側で飲むなら東京ステーションホテルのバー。

あとは、南口の脇に美味しい寿司屋があって。

あそこは本当に良いネタばかりだった。


八重洲側も、去年建った東京ミッドタウン八重洲などは当然、影も形もなく。

ヤエチカは勿論あって、モーニングを食べられる喫茶店なんかはありましたね。


でも、正直、当時は東京駅近辺で飲むのは相当苦労しました。

特に深い時間はお店がなくて。

もっぱら銀座に流れてた記憶が有ります。

(信じられない事だが、90年代、私はまだ新橋の魅力に気づいていなかった。カワイイ)


時は流れ現在。

あの寿司屋はもうない。

そのかわり、エキナカがぐっと充実し、もう駅さえ出る必要もなく。

飲食店は選び放題。


90年代にはエキナカという言葉さえなかった。

そんな概念が広がったのはエキュート品川が出来た頃からだと思う。


ともあれ。

私はキレイな店が苦手なので(笑)、エキナカはあまり利用しない。


それでも、誰かが出張帰りだったり。(東京駅だと合流が早い)

逆にサクッと飲んで誰かが新幹線に飛び乗ったり。(一番ギリギリまで飲める)

そんな時、東京駅のエキナカは便利だ。


2軒くらい回って軽くジョッキを空けて。


気づくと3軒目の店で、改札を眺めながら冷奴を食べていたりする。

好きなんだ、冷奴のことが。

米が無いなら、数カ月なら大豆を主食にしても良い。

醤油もいいが、ポン酢もいいですね。


パクッ。

おやおや・・・、これはこれは。

私の冷奴をプリンにすり替えたのは何処の誰だい?



<おまけ>

勿論、東京駅はちょうど良いけど、それはあくまで玄関口。


新橋で燻製。

牡蠣の燻製って、ほんと悪魔的に美味しいなぁ。



渋谷でギネス。


急な大雨で閉じ込められる、なんて事もあるでしょう。

でも、大丈夫。

人は麦酒とトイレさえあれば、数日なら生きていけます。



新宿でビーフストロガノフ。

美味しい料理ってのは、どうにも甘くていけないネ。



銀座で〆。

気分が乗って、オーセンティックなお店に立ち寄る夜もあります。

ちょっとでも家が恋しくなったら、すぐに腰を上げるのがコツ。

(これは飲みの達人の同期から、背中で教わった技術です)



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