いや、いつの曲やねん!って思うでしょ。
マック・デマルコ(フォークダンスde成子坂じゃないよ)は、90年生まれのカナダ人。
エドモントン育ちの現在27歳。
YMOのファンでもある。
この曲、"My Kind of Woman"は2012年のリリースで、22歳時点でこの曲を生み出せるマック・デマルコのソングライティングも半端ないけど。
今夜はこのクリップについても話したいんだよね。
これはマック・デマルコの曲に、別の人がジャン・ルック・ゴダール作、1966年の仏映画『Masculin Féminin』(男性・女性)の映像をガッチャンコしてる。(音はいじってない)
マッチング具合が、こりゃスゴい。
下にデマルコのオフィシャルも貼っとくけど、この人(↑)のクリップの方が好きだな。
曲が喜んでる気がする、この映像と出会えて。
ゴダールの『Masculin Féminin』は、ギ・ド・モーパッサンが脚本にクレジットされているけど、19世紀の文豪が一緒に脚本を書ける訳なくて、実際はモーパッサンの二つの短編を原作にしてゴダールが撮った。
1966年にフランスで封切られた後、2年4ヶ月遅れで日本でも公開。
あー、60年代のパリってやっぱこうだったんだなー!
と思わされる映像。
それがデマルコの曲と合わさって、一つの完璧な映像世界が生まれている。
曲の方が60年代のパリにタイムスリップして飛んでいったような・・・。
いやー、あのね。
俺はロックから入った古い音楽ファンだから、こういう風に何かと何かをつなぎ合わせて、はい作品です、っていうのが苦手だったの。
DJもずっとヤで。
リミックス作も嫌いで。
でも、マーク・ロンソンのTEDでのスピーチを聞いて、考えが変わったんだよね。(えらい最近の話ですね)
で、こんなん昔の俺だったら、何勝手に他人の作品いじってんだよ!とか思ったんだろうけど、今は単純に、うわー、これ凄くマッチしてて良いな~なんて(笑)
丸いね、丸くなったね。
苗字、丸井に変えるわ。
この人(映像と音楽をつなげた人)は、
ニュー・オーダーのBizzare Love triangleに『恋する惑星』の映像を重ねたり、
アルト・ジェイのMatildaに『レオン』の映像を重ねたり。
単に、俺と趣味が合うみたい。(レオン以外は・・・)
こっちがオフィシャルのPV。
映像的には、上の誰かがゴダールを張り付けたヤツの方が断然イイよねぇ。
ちなみに、曲に関してはマック・デマルコはマジで天才です。
いつか、もうちょっとマルコ単体について語ります。
(ブログに書くのは面倒くさいから居酒屋で。日本の友人諸君、待っててチョ)
> I'm cyborg but that's ok
Good Job! I believe your work is better than official!!
<熱帯雨林>
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