『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

マック・デマルコ ”My kind of Woman”

2017-08-25 | Music(音楽):音楽は風に乗る





いや、いつの曲やねん!って思うでしょ。

マック・デマルコ(フォークダンスde成子坂じゃないよ)は、90年生まれのカナダ人。

エドモントン育ちの現在27歳。

YMOのファンでもある。


この曲、"My Kind of Woman"は2012年のリリースで、22歳時点でこの曲を生み出せるマック・デマルコのソングライティングも半端ないけど。

今夜はこのクリップについても話したいんだよね。

これはマック・デマルコの曲に、別の人がジャン・ルック・ゴダール作、1966年の仏映画『Masculin Féminin』(男性・女性)の映像をガッチャンコしてる。(音はいじってない)

マッチング具合が、こりゃスゴい。


下にデマルコのオフィシャルも貼っとくけど、この人(↑)のクリップの方が好きだな。

曲が喜んでる気がする、この映像と出会えて。


ゴダールの『Masculin Féminin』は、ギ・ド・モーパッサンが脚本にクレジットされているけど、19世紀の文豪が一緒に脚本を書ける訳なくて、実際はモーパッサンの二つの短編を原作にしてゴダールが撮った。

1966年にフランスで封切られた後、2年4ヶ月遅れで日本でも公開。


あー、60年代のパリってやっぱこうだったんだなー!

と思わされる映像。

それがデマルコの曲と合わさって、一つの完璧な映像世界が生まれている。

曲の方が60年代のパリにタイムスリップして飛んでいったような・・・。


いやー、あのね。

俺はロックから入った古い音楽ファンだから、こういう風に何かと何かをつなぎ合わせて、はい作品です、っていうのが苦手だったの。

DJもずっとヤで。

リミックス作も嫌いで。

でも、マーク・ロンソンのTEDでのスピーチを聞いて、考えが変わったんだよね。(えらい最近の話ですね)


で、こんなん昔の俺だったら、何勝手に他人の作品いじってんだよ!とか思ったんだろうけど、今は単純に、うわー、これ凄くマッチしてて良いな~なんて(笑)

丸いね、丸くなったね。

苗字、丸井に変えるわ。


この人(映像と音楽をつなげた人)は、

ニュー・オーダーのBizzare Love triangleに『恋する惑星』の映像を重ねたり、

アルト・ジェイのMatildaに『レオン』の映像を重ねたり。

単に、俺と趣味が合うみたい。(レオン以外は・・・)




こっちがオフィシャルのPV。

映像的には、上の誰かがゴダールを張り付けたヤツの方が断然イイよねぇ。


ちなみに、曲に関してはマック・デマルコはマジで天才です。

いつか、もうちょっとマルコ単体について語ります。

(ブログに書くのは面倒くさいから居酒屋で。日本の友人諸君、待っててチョ)



> I'm cyborg but that's ok

Good Job! I believe your work is better than official!!


<熱帯雨林>

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