『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

夜間飛行 欧州便 (コッツウォルズ編:バイブリーでコルン川に指先をひたす)

2018-05-10 | River(川):その川、いけてんの?

イングランド中央部、コッツウォルズは季節外れの寒さ。

嗚呼、身体が芯から冷える。

でも、家族とはるばるコルン川を見に来た。



そう言えば、このGWで(?)、いつの間にかこのブログも10周年を迎えたみたい。

あっちゅー間だなぁ。

10年、割と色々あったかも。

家族が増えたり、居を構えたり、日本を出て暮らしたり、入社以来お世話になった組織を離れたり。



子供たちが我が家にやってきた時、その圧倒的な輝きとパワーを目にして

「あーもー俺の時代は終了。これからはこの子たちの時代」

って自然に思った。

でも、実際のところ子供たちの来訪は、自分にとってむしろ新章の始まりになった。

新しい人生みたい。

10年くらい前の、夜遅くまで死ぬほど仕事して、そのあと朝方まで飲んでた日々、ちょっと長かったかも。

まあアレはアレで楽しかったんだけど、もうちょい早くこっちに移っても良かった。



そんで、10年前にブログを起ち上げた夜、酔った勢いで「川」というカテゴリをつくったものの、ずいぶん長い間放置してきた。

久々に川カテゴリで投稿。

こんな事もあろうかと、子供たちはちゃんと川好きに育ててある。



コルン川はテムズ川の支流で、コッツウォルズを水源としている。

コッツウォルズには素敵な村がたくさんあるけど、白眉はここだろう。

アーツ・アンド・クラフツ運動の立役者、英詩人ウィリアム・モリスが

「イギリスで最も美しい村」

と呼んだバイブリー(Bibury)。

素敵なスワンホテル、そして、美しい水流を活かした鱒の養殖場がある。

養殖場の売店もちっこくて可愛い。



村を歩くと、足元に無数の透明なクリークが流れていて、コルン川に合流していく。

子供たちが魚を探すけど、ここはキレイすぎて何も見つからない。

手をひたすと、想像にたがわぬ水温。

気が付くと、俺は手にすくった水をゴクゴクと飲み干していた。(最後だけUSO)


コッツウォルズの由来は「羊の丘」

ボートン=オン=ザ=ウォーターで食べたラム・チョップの美味さについては、また今度書きます。

おしまい。


<熱帯雨林>

A02 地球の歩き方 イギリス 2017~2018
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