イングランド中央部、コッツウォルズは季節外れの寒さ。
嗚呼、身体が芯から冷える。
でも、家族とはるばるコルン川を見に来た。
そう言えば、このGWで(?)、いつの間にかこのブログも10周年を迎えたみたい。
あっちゅー間だなぁ。
10年、割と色々あったかも。
家族が増えたり、居を構えたり、日本を出て暮らしたり、入社以来お世話になった組織を離れたり。
子供たちが我が家にやってきた時、その圧倒的な輝きとパワーを目にして
「あーもー俺の時代は終了。これからはこの子たちの時代」
って自然に思った。
でも、実際のところ子供たちの来訪は、自分にとってむしろ新章の始まりになった。
新しい人生みたい。
10年くらい前の、夜遅くまで死ぬほど仕事して、そのあと朝方まで飲んでた日々、ちょっと長かったかも。
まあアレはアレで楽しかったんだけど、もうちょい早くこっちに移っても良かった。
そんで、10年前にブログを起ち上げた夜、酔った勢いで「川」というカテゴリをつくったものの、ずいぶん長い間放置してきた。
久々に川カテゴリで投稿。
こんな事もあろうかと、子供たちはちゃんと川好きに育ててある。
コルン川はテムズ川の支流で、コッツウォルズを水源としている。
コッツウォルズには素敵な村がたくさんあるけど、白眉はここだろう。
アーツ・アンド・クラフツ運動の立役者、英詩人ウィリアム・モリスが
「イギリスで最も美しい村」
と呼んだバイブリー(Bibury)。
素敵なスワンホテル、そして、美しい水流を活かした鱒の養殖場がある。
養殖場の売店もちっこくて可愛い。
村を歩くと、足元に無数の透明なクリークが流れていて、コルン川に合流していく。
子供たちが魚を探すけど、ここはキレイすぎて何も見つからない。
手をひたすと、想像にたがわぬ水温。
気が付くと、俺は手にすくった水をゴクゴクと飲み干していた。(最後だけUSO)
コッツウォルズの由来は「羊の丘」
ボートン=オン=ザ=ウォーターで食べたラム・チョップの美味さについては、また今度書きます。
おしまい。
<熱帯雨林>
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