『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

レアル・マドリー VS ACミラン(CL2010-2011 グループリーグ)

2010-10-24 | Football(サッカー):蹴球しようぜ
レアル・マドリー VS ACミラン
CL2010-2011 グループリーグ
グループG
サンチャゴ・ベルナベウ



ティーム・モウが守備力だけでなく、その攻撃力まで見せつけて、ホームでミランを撃破。

2-0で勝利した。


C.ロナウドとディ・マリアという切り込み隊を、気持ちよさそうに22歳のエジルが操る。

なんか、過去のモウリーニョのチームとはちょっと違うね。

持ち駒さえ揃えば、僕ちんオフェンシブなサッカーも出来ますということか。


対するミランは、セードルフもロナウジーニョもちょっと体が重そう。

国内リーグ(セリエA)では2位と好調、今季ここまでの負けは長友のチェゼーナ戦のみなんだけど。


ミランへ今季加入のズラタン・イブラヒモビッチは、ロナウジーニョを評して

「完全復活を遂げつつある」

と言ってたが、・・・とは言え、絶頂期の人間離れしたプレーを望んではいかんのだろう。

この人に対しては、どうしても2004年頃の基準で見てしまって、こちらの点が勝手に辛くなってしまう。


この日、ロナウジーニョはトップ下的にプレーするが、自分でもいけないし、スルーパスも通らない。

まあ、ティーム・モウの戻りがすげぇ早いんだけどね。

あれじゃあ、フォワードもなかなかマークを外せない。

無理にパスを狙って、何度も引っ掛かる。


モウリーニョは試合前さかんに

「私はピッポ(インザーギ)が出ないことを望んでいるよ」

と、インザーギを警戒していたが、

敵の撹乱作戦と見たのか(あり得なくはない)、

ミランのアッレグリ監督はインザーギではなく、パトとイブラで勝負。


それは分かるんだけど、アッレグリさんは、ロビーニョのカードは早めに切るべきだった。

ロビーニョ投入まで、70分間もロナウジーニョにこだわった訳だけど、巧さは健在も、抜けない。

レアルで言うところのC.ロナウドやディ・マリアのような、独力で突っ掛けられる選手がピッチにいない。


そんなわけで、今季のミランは名前的にはすんごい豪華メンバーだけど、

ロビーニョが出てくるまでレアルの守備陣は意外とやり易かったと思う。



そして、ミランにようやく微かにゴールの匂いが漂い始めたのは、

77分、パトに替えて、あれほど・・・、あれほどモウリーニョが警戒を口にしていたインザーギを投入してから、というのも皮肉だった。

13分じゃ、3点は返せにゃい。


ミランは次節もレアルと対戦(今度はサンシーロ)だけど、ここで連敗するとガクッと来ちゃいそう。


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