『夜間飛行』

また靴を履いて出かけるのは何故だろう
未開の地なんて、もう何処にもないのに

今宵はW杯、ブラジル代表の展望を語るふりをして、実は細川たかし『北酒場』について話そうじゃないか

2014-06-13 | Football(サッカー):蹴球しようぜ


W杯気分に当てられて・・・

ブラジルなんちゃらバーガー(↑)を食べちまったぜッ。


今回は、開催国ブラジルが、悲願の母国優勝を果たせるかに話題が集まっている。 


セレソン(ブラジル代表)のエースナンバー10番を背負うのはネイマール、若干22歳。


その昔、ペレが10番をつけて活躍したことから、サッカーでは10番が偉いという事になった。


だが、セレソンの10番とて、常に栄光に彩られていた訳ではない。

近年で言えばリバウド(98年に準優勝、02年に優勝)は10番をつけて優勝の栄華を手にしたが、

ロナウジーニョ(06年、ベスト8)も

カカ(10年、ベスト8)も、

自身がエースナンバーを背負った大会では、

カップには遠く手が届かなかった。


もっと言えば、シーラスをご記憶だろうか?

イタリアW杯で10番を背負うも、チームが早々に敗退すると

「セレソン史上最低の10番」

と酷評された。

ワールドユースでは得点王に輝くような選手でしたが。

男はつらいよ。

(後年、日本の京都パープルサンガでもプレーしました)


さて、セレソンの10番と言えば、W杯4回出場の怪物ペレ(歴代セレソンの得点1位)は、まあ置いておきまして・・・


ジーコがセレソンで66ゴールも上げていることをご存知だろうか?

中盤から涼しい顔でスルーパスを通すイメージでしたが、

取るもん取ってたと。

88試合で66得点よ・・・。

(後年、日本でレイクエンジェルのCMに出演しました)


さて、ここからが本題です。

ジーコは惜しまれつつも現役を引退後、母国ブラジルのスポーツ大臣に就任。

1年間ほどこの役割をこなしますが、91年、鹿島アントラーズの前身である住友金属工業に入団すべく、サッカー不毛の地、日本へと旅立ちます。


この頃のジーコが、どれくらい演歌が嫌いだったかご存知だろうか?

屋形船とかスナックで日本人関係者が歌う演歌が、それはもう嫌いだったそうだ。


しかし俺は問いたい。

ジーコの周りのスタッフたちは、果たして細川たかしの『北酒場』を唄ったろうか?と。


細川たかし 北酒場 【歌謡ステージ】


この曲にはブラジルのサンバに通じるグルーブがある。

Aメロ、Bメロ、サビ・・・、これは何かが宿ってるとしか言いようがない。


今、聴くと歌詞も半端じゃないですね、これは。

最初は男目線で、好みの女性像を歌ってて。

「ちょっとお人好しがいい」だの、「飲まされ上手なほうがいい」だの・・・。


ところが、最後のオチでは

「北の酒場どおりには女を酔わせる恋がある」

と、男目線を離れて、急に神の視点から歌詞が出てきて・・・

この曲はマジで凄い。

『北酒場』なら、演歌嫌いのジーコも退席しなかったはずである!


そんな戯言を言ってる間に、

開幕戦のブラジル vs クロアチアまで、あと5時間!! 



(間違って読んでしまった貴方に・・・)
■おまけ セレソン歴代10番のおさらいのコーナー

シーラス「90年イタリアW杯」

ネト

パリーニャ

ライー「94年アメリカW杯」

ジュニーニョ

レオナルド

リバウド「98年フランスW杯」

アレックス

ホベルッチ

ジュニーニョ・パウリスタ

リバウド「02年日韓W杯」

リカルジーニョ

アレックス

ロナウジーニョ「06年ドイツW杯」

ジエゴ

カカ「10年南アW杯」

ガンソ

ネイマール「14年ブラジルW杯」

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白玉デカいよ呼吸困難 | トップ | アイスコーシーを飲んで代表... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。