W杯気分に当てられて・・・
ブラジルなんちゃらバーガー(↑)を食べちまったぜッ。
今回は、開催国ブラジルが、悲願の母国優勝を果たせるかに話題が集まっている。
セレソン(ブラジル代表)のエースナンバー10番を背負うのはネイマール、若干22歳。
その昔、ペレが10番をつけて活躍したことから、サッカーでは10番が偉いという事になった。
だが、セレソンの10番とて、常に栄光に彩られていた訳ではない。
近年で言えばリバウド(98年に準優勝、02年に優勝)は10番をつけて優勝の栄華を手にしたが、
ロナウジーニョ(06年、ベスト8)も
カカ(10年、ベスト8)も、
自身がエースナンバーを背負った大会では、
カップには遠く手が届かなかった。
もっと言えば、シーラスをご記憶だろうか?
イタリアW杯で10番を背負うも、チームが早々に敗退すると
「セレソン史上最低の10番」
と酷評された。
ワールドユースでは得点王に輝くような選手でしたが。
男はつらいよ。
(後年、日本の京都パープルサンガでもプレーしました)
さて、セレソンの10番と言えば、W杯4回出場の怪物ペレ(歴代セレソンの得点1位)は、まあ置いておきまして・・・
ジーコがセレソンで66ゴールも上げていることをご存知だろうか?
中盤から涼しい顔でスルーパスを通すイメージでしたが、
取るもん取ってたと。
88試合で66得点よ・・・。
(後年、日本でレイクエンジェルのCMに出演しました)
さて、ここからが本題です。
ジーコは惜しまれつつも現役を引退後、母国ブラジルのスポーツ大臣に就任。
1年間ほどこの役割をこなしますが、91年、鹿島アントラーズの前身である住友金属工業に入団すべく、サッカー不毛の地、日本へと旅立ちます。
この頃のジーコが、どれくらい演歌が嫌いだったかご存知だろうか?
屋形船とかスナックで日本人関係者が歌う演歌が、それはもう嫌いだったそうだ。
しかし俺は問いたい。
ジーコの周りのスタッフたちは、果たして細川たかしの『北酒場』を唄ったろうか?と。
細川たかし 北酒場 【歌謡ステージ】
この曲にはブラジルのサンバに通じるグルーブがある。
Aメロ、Bメロ、サビ・・・、これは何かが宿ってるとしか言いようがない。
今、聴くと歌詞も半端じゃないですね、これは。
最初は男目線で、好みの女性像を歌ってて。
「ちょっとお人好しがいい」だの、「飲まされ上手なほうがいい」だの・・・。
ところが、最後のオチでは
「北の酒場どおりには女を酔わせる恋がある」
と、男目線を離れて、急に神の視点から歌詞が出てきて・・・
この曲はマジで凄い。
『北酒場』なら、演歌嫌いのジーコも退席しなかったはずである!
そんな戯言を言ってる間に、
開幕戦のブラジル vs クロアチアまで、あと5時間!!
(間違って読んでしまった貴方に・・・)
■おまけ セレソン歴代10番のおさらいのコーナー
シーラス「90年イタリアW杯」
↓
ネト
↓
パリーニャ
↓
ライー「94年アメリカW杯」
↓
ジュニーニョ
↓
レオナルド
↓
リバウド「98年フランスW杯」
↓
アレックス
↓
ホベルッチ
↓
ジュニーニョ・パウリスタ
↓
リバウド「02年日韓W杯」
↓
リカルジーニョ
↓
アレックス
↓
ロナウジーニョ「06年ドイツW杯」
↓
ジエゴ
↓
カカ「10年南アW杯」
↓
ガンソ
↓
ネイマール「14年ブラジルW杯」