慈恩の日々

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利子ともインフレとも無縁なお金

2011-12-01 19:38:35 | 全体論・スピリチュアル・断捨離
本当の情報ってドキッとする面もあったりして真実はあまり気持ちがよくないところもある

目をそむけてきつづけたから今の経済状況はあるのだな…と感じます

「エンデの遺言」読んでますが人的資源や物質資源は有限なのにお金は無限という価値が与えられ利子などバベルの塔のように膨れ上がっている

お金は時間と共に価値が増えるというのが皆がなんの疑いもなく受け入れている常識だけど、そこに落とし穴があったらしいんです

年3%の経済成長を余儀なくされる資本主義だけど成長を強制され第三世界など土台となっているところへの負担が増大していて

なら、利子というものをなくすとどうなるか検証している人は過去にもいたんですね

マルグレット・ケネディ 利子ともインフレとも無縁な貨幣

利子がなくなるだけでインフレにはつながらないわけで、債権にも利子をつけず銀行はお金を媒介するだけでいい

昔、第一次大戦後にシルビオ・ゲゼルとルドルフ・シュタイナーが共に「時と共に老化するお金」「自由な貨幣」というものを提唱し時間と共にお金の価値をへらすことによって経済の活性化を図ったらしいです

実際これは効果を上げ地域通貨が実用された地域では町から失業者が姿を消したらしいです

ただ最初人々案の定信用せず採用をしぶり、大戦後大恐慌が始まり町に失業者が溢れかえってからやっと決断に踏み切ったらしいですが…

この地域通貨はお金をかりても利子がつかないのでデメリットがあまりなく皆がこぞって仕事をはじめられるので結果、失業者が減ったらしいです

現代社会は増え続けるお金をバベルの塔のように崇めてるけれどそれが倒壊してからでは遅いような気もするのです…

「銀行に巨大な資本が蓄積されていても自然資源が壊滅していれば何の役にもたちませんから…」ミヒャエル・エンデ

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