内外政策評論 TheOpinion on Global & Domestic Issues

このブログは、広い視野から内外諸問題を分析し、提言を試みます。
Policy Essayist

「心の再生」元年になるか、2008年

2008-01-10 | Weblog
日本社会の各分野で注目され始めている本を、改めてご紹介致します。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。

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「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。

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「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
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            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
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別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
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            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
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別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
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  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
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            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
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また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
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            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
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現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。

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「心の再生」元年になるか、2008年

2008-01-10 | Weblog
日本社会の各分野で注目され始めている本を、改めてご紹介致します。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
主要書店でお尋ね頂くか、注文下さい。また、パピレスを通じ電子書籍としてインターネット上でもご覧頂けます。

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「心の再生」元年になるか、2008年

2008-01-10 | Weblog
日本社会の各分野で注目され始めている本を、改めてご紹介致します。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
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日本社会の各分野で注目され始めている本を、改めてご紹介致します。
「日本の倫理融解(メルトダウン)
  ー「心の再生」を国民的プロジェクトとして取り組むべき時 ー
            提言編」
            小嶋 光昭著
            内外政策評論家
            前駐ルクセンブルク大使
                 発売 星雲社
別途電子書籍(パピレス)あり。
現在でも、社会の広範な分野で比類の無い事件や不正の連鎖が続いています。社会保険庁の年金記録漏れ問題、年金保険料の横領問題や、守屋前防衛事務次官の過剰接待問題、談合や収賄などの行政での不正や事件もその一つであり、単に特定省庁の問題ではなく、公務員としての倫理の希薄さ、志や士気の低さを象徴していると言えます。地方公務員を含め、簡素化と倫理の再構築が強く求められています。
これに関連する例として、政府の関係「懇談会」が、在職中に国に損害を与える不祥事などが発覚した元国家公務員に対し、国が退職金返還などで損害賠償責任を負わせる制度の創設を答申案に盛り込む方針とも伝えられています。これは、この種営利を目的とする不正には、禁固刑などよりも、まず「利得の返還と課徴金」との本書の提言に沿うものです。更に、「消費者保護の視点」を重視し、省庁横断的な「消費庁」創設構想や縦割り行政の弊害を是正するため、公務員を一元的に取り扱う「人事庁」創設なども検討されており、これらも本書の視点や提言の流れを汲んでいると言えます。
また、一部の新聞は、年初より「心」の健康や家庭の問題などを特集し、テレビの報道番組でも、「心の問題」、「倫理の問題」に言及することが多くなっています。NGOの中には、保育園や幼稚園のあり方に関心を示しており、教育界でも小中学校の放課後の教室の使い方や大学院の相互交流制などを検討し始めているなど、本書の視点や提言が浸透し始めているようです。食品偽装や欠陥商品への対応などについては、企業や経営分野にも参考となる示唆を与えています。
このような取り組みを国民レベルで加速させないと、日本の倫理はメルトダウン(融解)してしまうのかと危惧されるところです。規則や罰則の強化などは局部的に行われており、それはそれで必要ですが、それだけではだけでは倫理のメルトダウンは止まらないのでしょう。
規則や罰則を読む「心」、倫理の問題があります。
本著は、各社会分野毎の事件や不正の具体的な事例を振り返り、全般的な広がりを見せ始めている倫理のメルトダウンを危惧し、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、個々人、家庭、幼児教育を含む教育、企業・組織の場での取り組みについて、重層的、実践的に提言すると共に、行政や司法のあり方や取り組みについても率直に提言しています。
著者は、30年以上の外交分野その他での活動通じて、内外での広い経験と知識を有しており、「海外での活動において、日本自体の健全な発展が最大の誇りであり、力と感じている」と言う。だからこそ、安心で豊かな日本の将来のために、一人一人の「心の再生」の必要性を問い、提言しています。
「心」の問題は、政府や行政だけに任せられる問題ではありません。本著が、国、地方の行政、コミュニテイ作りなど、市民の健全な生活を構築するための触媒となることを願っています。
本著は、実務的、実践的ではあるが、最近の日本社会の風潮を記録する「歴史を刻む書」と言えます。
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