シャーマンの呼吸

自然と人を繋ぐ

シャーマンの弟子

平和の循環(後編)

2024-01-21 00:00:00 | 仮説・プロセス

前回の記事の続き

 

 

そうとなれば、初心に帰ろう。

 

グラウンディングだ。

 

 

 

 

わたしは、睡眠について、『意識領域から無意識領域への移行』という感じを抱くようになっていた。

けれども、純粋な意識の移行というよりも、非現実世界へ、ともすれば逃避のような、もっと言えば「身体を置いて行ける世界」であってほしいという願い……、解放と快楽の世界がそこに在ると信じるような……。

 

わたしは、睡眠を、避難所と位置付けていたのかもしれなかった。重ねて、最近になって自覚できたのだが、このような逃避の瞬間でさえ、自分自身を『被害者』の位置に固定し、夢の中で誰かに癒してもらう様を自作自演していたのだった。

 

 

 

 

そして。

 

ふと、やっと、気づくのである。

 

……あれ? グラウンディングすりゃ、眠れるんじゃねぇか……?

 

 

 

 

このとき、グラウンディングという言葉を、ほかの言葉で補った。

 

自分のために、もう少し分かりやすくするためだ。

 

わたしは、ひとつの呪文を編み出した。

 

『睡眠時のグラウンディング・脱力・鎮静』

 

毎晩、この呪文を唱えた。

 

 

 

 

 

 

 

では、あらためて、これらの体感を、言葉にしてみよう。

 

「わたしは、わざわざ被害者を自作自演し続けずとも、夢の中に癒しを求めずとも、今ここにこそ平和があるではないか」

 

 

 

【睡眠時のグラウンディング・脱力・鎮静……そこから広がっていく感覚について】まとめ

 

①平和へ意識を向ける

②身体のグラウンディング・脱力・鎮静が深まる

③より平和を感じられる