「ガロ」という雑誌があった。
なんとなく暗い感じがあってあまり好きではなかった。
でも10代のころ、よく立ち読みはしていた。
つげ義春の絵柄が子供の頃は苦手だった。
20代前半のときのアルバイト先で古書の特売をしたことがあった。僕はCDショップでアルバイトをしていたのだけれど、映画のビデオやレザーディスクを扱っていたので、催事場で映画のパンフレットの即売をしていた。とにかくあまり人が入っていなかったので暇だったところへ、書店の定員がつげ義春の「無能の人」を読むように進めてくれた。ちょうど竹中直人が映画にした頃で、特売会場のレジの前に平積みで置いてあったのだ。おもしろい。
そのとき、むかし「ガロ」で気になっていた作家を思い出した。
津野裕子のマンガはなんとなくつげ義春っぽいというか、「ガロ」っぽいなかで何となく浮いていた。そのとき買ったのが「デリシャス」だった。
その後も書泉とか神田の大きめの本屋にいくときはよく「青竹堂」のコーナーをチェックしていたのだけれど、なかなか新作が出なかった。
なぜかいきなり読みたくなってアマゾンとかで調べたら、3作しか出てなくて、残りの2作は注文出来た。
手許にある「デリシャス」は1988年の初版で、その後、6年ごとに一冊でている。
「ガロ」がごたごたあって潰れたのは今日知った。そんなことはどうでもいいのだが……。
個人的には「瞬間最大風速」なものが好きで、タタミ掛けてくるようなものが好きな人間なんだけど、こういうペースの人が活動出来る場所も大切なのかのと思ってしまった。
なんとなく暗い感じがあってあまり好きではなかった。
でも10代のころ、よく立ち読みはしていた。
つげ義春の絵柄が子供の頃は苦手だった。
20代前半のときのアルバイト先で古書の特売をしたことがあった。僕はCDショップでアルバイトをしていたのだけれど、映画のビデオやレザーディスクを扱っていたので、催事場で映画のパンフレットの即売をしていた。とにかくあまり人が入っていなかったので暇だったところへ、書店の定員がつげ義春の「無能の人」を読むように進めてくれた。ちょうど竹中直人が映画にした頃で、特売会場のレジの前に平積みで置いてあったのだ。おもしろい。
そのとき、むかし「ガロ」で気になっていた作家を思い出した。
津野裕子のマンガはなんとなくつげ義春っぽいというか、「ガロ」っぽいなかで何となく浮いていた。そのとき買ったのが「デリシャス」だった。
その後も書泉とか神田の大きめの本屋にいくときはよく「青竹堂」のコーナーをチェックしていたのだけれど、なかなか新作が出なかった。
なぜかいきなり読みたくなってアマゾンとかで調べたら、3作しか出てなくて、残りの2作は注文出来た。
手許にある「デリシャス」は1988年の初版で、その後、6年ごとに一冊でている。
「ガロ」がごたごたあって潰れたのは今日知った。そんなことはどうでもいいのだが……。
個人的には「瞬間最大風速」なものが好きで、タタミ掛けてくるようなものが好きな人間なんだけど、こういうペースの人が活動出来る場所も大切なのかのと思ってしまった。