ずいぶんと前に、ジャンク扱いで入手した、ANALOG SEQUENCER SQ-10をいろいろ動作確認している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b6/d7d448cc73987d7f4c272e9d11ea2877.jpg)
KORG SQ-10
とはいっても、取扱説明書がないので、動作確認のしようがなかった。
しかしまあ最近は、youtubeに行けばレトロシンセ系の動画がいろいろあるので、それをあれこれ見ながら、だいたい分かってきた。
まず、12ステップというのがどう使っていいのか正直わからなかったんだけど、SQ-10は8ステップとしても16ステップとしても使える。
youtubeで多いのはやはり8ステップにして使ってる場合が多い。
この12ステップ×3列っていうのが、シンプルなのにいろいろ考えられているわけだ。
3列あっても、上の2列は同じ設定が作れる。CHANNEL AとCHANNEL Bでループさせれば最大24ステップ、まあ普通は16ステップにできる。
8番のTRIG OUTとRESET TRIG INをパッチングすれば8番目のステップから1番目のステップに戻る。これがわかっただけでかなり進歩なのだ。
KORG MS-20は2VCOのモノフォニックシンセサイザーなんだけど、あまりにも有名なフィルター発信、という技を持っている。ハイパスまたはローパスのPEAK(最近のmicrokorgだとresonance)を上げていくとフィルターから音が出る。
これをつかうと、SQ-10+MS-20で3音のシークエンスが出せる。
まあおそらく、これが一番ノーマルなセッティングなんだろうな、というセッティングをして遊んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4c/eaa129678ab20580a64d83d0f47a4d57.jpg)
SQ-10+MS-20
まず、CHANNEL AをMS-20のTOTAL INに、MULTIPUL TRIG OUTをMS-20のTRIG INにパッチングする。
そうすると、キーボードをたたいた音から8ステップのアルペジエータになる。
次に、CHANNEL BをMS-20のVCO 2CV INにパッチングする。そうするとキーボードの入力とは別の音階でVCO2がシークエンスする。
さらに、ハイパスフィルターを発信させて、CHANNEL CをMS-20のハイパスフィルターのCUT OFF FREQにパッチングする。これはMS-20側の設定にもよるんだけど、音階を持ったシークエンスにもできるし、リズムパーカッションにもできる。
というわけで、実例はまた後日。
結果的にジャンク扱いだったわけだけど、実は完動品だったわけで。
正月早々というより、2月7日の
ボーかロイドマスター11にむけていろいろやることが溜まってる……。