サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

αJUNO雑感

2016-05-01 00:30:30 | 機材
ひさびさにαjunoをもてあそんでいて、いろいろ調べてみたのだが、シンセはなかなかおもしろい。

JUNOシリーズはROLANDの中では比較的、安い価格帯のシリーズである。
1982年の「JUNO-6」に始まり「JUNO-60」ときて、1984年に今でも愛用者が多い「JUNO-106」となり、
1986年に「Alpha Juno-1」、「Alpha Juno-2」が出て、いったんシリーズが終わる。
(ちなみにROLANDの20世紀最後のアナログ・シンセはSuper JX JX-10でJUNOではない。)

そして、2000年代に入り「JUNO-D」で「JUNO」ブランドが復活して、いまでも現行のシリーズとなっている。
(80年代と00年代以降のものでは当然ながらまったく別物といえる。)

80年代に「JUNO-106」はそれ程、評価されたシンセではなかった。
発売される1年前に「YAMAHA DX-7」というデジタル・シンセサイザーが出ており、
(当時としては)昔っぽい音がする初心者用のシンセというイメージがあった。

90年代に入ってから海外のテクノ・クラブ系クリエーターの再評価によって、
いわゆるヴィンテージ・シンセの仲間入りをしたわけである。

その「JUNO-106」の後継機である「Alpha Juno」はシンセサイザー独特のツマミや
フェーダーを廃して、プリセット音色をボタン一つで呼び出せるようなミニマルな
デザインになった。

「Alpha Juno」はツマミやスライダーがないので、積極的な音づくりをすることにむかないため、ずっと、ヴィンテージの仲間入りができず、安価で取引されている。

しかし、最近は、フリーウェアでPCから音色のエディットができる。マニュアルを見比べても、JUNO-106とスペック的にはほとんど同じである。(当然音の印象は人によって違うと思うが…)表面にツマミやスライダーがない分、故障の原因も少ないという見方もできる。

「Alpha Juno」自体は、raveの代名詞的なHooverサウンドで有名だったりする。

とはいっても、海外のクリエーターは、ヴィンテージうんうんということより、手に入りやすい機材を使って、
オリジナルな使い方をしているような気がする…。

αjunoのDCOの構成について書こうと思っていたのだけど、JUNOシリーズの歴史みたいになってしまった……。

それでは良い連休を。




alpha juno-2(Poor man's Juno 106)

2016-04-29 18:49:20 | 機材
プアマンズ JUNO 106ことalpha jumo-2を某オークションで落札した。

5年前に alpha juno-1を手放したのだが、その後ずっと後悔はしていた……。

このシンセはれっきとしたアナログ・シンセサイザーなのだが、のっぺらぼうなデザインなので、
あまりアナログ感がない。むかしはmacの「Alpha Juno Control」というフリーソフトでエディットしていたのだが、今回はwinの「CTRLR」というソフトを使ってエディットしてみることにした。


いまとなってみると、シンセっぽいツマミがないことで、逆に故障が少ない機種ということになっているようだ。
今後、BEHRINGER BCR2000でエディットなんかも挑戦してみたいが。


しかしながら、80年代半ばくらいまでの機材でなんか作りたい、という願望はずっとあったりする……。




使用ベースなど

2011-06-23 23:17:19 | 機材
いまさらと言ってしまえば今更なんだけど、今まで使ってきたエレクトリック・ベースについてまとめてみる。

結構長く、バンドみたいなことをやっているのだけれど、あまりベーシストという意識がない。どちらかというと作曲とか、コンセプトとか、そういうことばかり考えていたので、人と一緒にやるため、というかバンド形態を維持するために、ベースを弾いてるような気がする。

とはいってもそれなりにこだわりがあったりします…

1984~1985
フェルナンデス、モデル不明
これについては、その当時、人間ホルモンというバンドのドラムのお兄さんの所有していたモデルを借りていたので、詳細は不明。プレべでもジャズべでもなくて、2PUだったような気がする。もう手元にもないので確認しようがない。人間ホルモン、西荻窪ワッツのライブや、ソノシートのレコーディングに使った。

1985~1990
TOKAI PBタイプ
初めて自分で買ったベースで、ちょっと珍しかったメタリックブルーのモデル。正名 僕蔵くんにゆずった。猛毒の「窓の外はガッツ石松」、「十六文」のレコーディングに使った。

1990~
TUNE TB-04

当時のベースマガジンに広告が載っていて一目ぼれしたベース。とにかく、PUがブリッジのピエゾのみ、しかもフレットレスという、シンプルすぎるルックスがかっこよく見えた。ボディーが木目できれいで、ピックガードがなかったんで、ピック弾きをやめて指弾きに、奏法を変えた。とはいってもいきなりフレットレスだったんで、慣れるのにちょっと時間がかかった。というのは「十六文」のレコーディングの時、すでに入手していたのだけれど、持っていかなかったという記憶がある。「これで終わりだと思ったら大間違いだ」は全部、これ一本でレコーディングした。とにかく、コンパクトで軽い、ということで、ツアーとか楽だった。2003年に池袋手刀で人間ホルモン再結成をやった時に、80年代っぽい音が出したくて、引っ張り出して使ったりして、いまだに手放せないベースである。

1994~
Musicman Stingray (USA、フレットレス)

ベースを初めて10年にして、やっと入手した舶来のモデル。べつに国産とかUSAメイドとかいまだに、そんなに興味はないんだけどね。ライブの本数が多かったということもあって、とにかくパワーがあるベースが欲しかった。この当時、裏通しモデルの人気が高くなってきてのだけれど、ちょうど現行モデルで裏通しがなくて、これは表から弦を通すタイプ。なんか、中古のベースってあまり好きじゃない。さすがに一生ものという感じで、これに勝るベースはないんじゃないかと思うくらい、お気に入りで、いまだに飽きが来ない。テレビの仕事とかでも使っていて、YOUTUBEにあがってる猛毒の動画もほとんどこのベースなんで、トレードマークかな、なんて思ってます……。

2005~
G&L L2000(USA ワイドネック)

Stingrayを手にして、もうベースはいらないや、とか思っていたのだけれど、自分が歌うバンド、NUMBER.4を始めたので、どうしてもフレットがあるベースが必要になって入手したモデル。人間ホルモン再結成でTUNEのフレットレスを弾きながら歌ったのだけど、やっぱやりづらかった……。でまあ、Stingrayのフレテッドも考えたんだけれど、すごい人気が出ちゃって、値段が高いなあ、と思っていたところに、代理店変更、チョイキズアウトレットで、このモデルが安くなっていたので、入手した。そういうこと書くと、あんまり気に入ってないようなんだけど、いろんな意味で使いやすい。最近ライブ・ハウスにいくと、必ずと言っていいほど、このベースを使っている人を見るくらい、人気があるのもうなずける。オースティン・レコードの「APOCALYPSE GOLD」のレコーディングでも使用した。


とまあ、個性派が好きな割に、実は結構、スタンダードだったりするよね。

おっと、忘れちゃいけないのが、いまある4本目の(?)ベース。
Spectrasonics Trilian

これはかなりの優れものです……

PCDJセッティングなど(反省編)

2010-10-03 21:47:14 | 機材
前回まででちょっと書き忘れたことをまず補足します。

オーディオifとターンテーブル周りのことは前回まで書いた。

と思っていたら、Technics SL-1200シリーズ、生産完了というニュースが……

僕のSL-1200MK3は15年物だよ!!

その昔、日本製品は壊れない、ということでワールドワイドになったわけだけれども、この伝統も一つ終わるのだなあ、という気分になったよ。

個人的にもうAPPLE製品に興味がなくなったのは、ネジを排して分解修理できない仕様にして、低価格ですから修理しません、新製品買ったほうが安いです、っていう姿勢を出してるからです。いくらかっこよくても、道具としての在り方を間違えてると思う。

SL-1200みたいに壊れない製品を作るってことは、コストがかかるってのはわかるんだけど、道具というのは長年使いこむことで、愛着だの信頼感がわくもので、安いからバックアップ用意しとけ、っていうのはちょっとどうかと思う今日この頃。

それはさておき、MIXXXとMIDIコントローラーについてなんだけど、一通りは使えます。



Novation Nocturnは、いろいろソフトシンセやらをコントロールしたくて持っていたんだけど、ちょっとつまみが少なくて(というか、ソフトシンセをMIDIコンで使うということを)あきらめていたのを、拾い出して使ってみた。

もともとクロスフェーダーが付いているし。

実際にアサインしているのは、CHANNEL 1,2のVOL、GAINとクロスフェーダーとトータルボリュームです。

まあアナログの時代から、ミックスする2つの音源の、レベル差を調整するのに苦労してたのはデジタルになっても変わらない、というか、90年代のCDの音源とここ最近のCDの音源は音圧差が大きすぎるので、VOLとGAINの両方をアサインして調性の幅を持たせている。

とはいえ、現場で使うのであまり使わない機能をアサインすると、うっかり操作ミスがあるので、アサインは最小限にした。

あれ、反省編って何書こうと思ったんだっけ……まあ過ぎたるは及ばざるが如しということで……

正直に言いますとmogra二回やったうちの、一回目は、MIXXX 1.8.0β2でやって3回くらい、すっ飛びました。バックアップに持って行ったアナログレコードのほうが活躍したっていう体たらく……

ライブ人間からすると、こういった状況に備えて、常にバックアップを用意したほうがいいですよ、ってことで、2回目はほぼ全曲、CDRに焼いて望みました。まあ、その出番はなくMIXXX 1.7.2が快調に動いていたからですけどね。その後、USTで3回くらいやってるけど、ソフトが強制終了ってことはないです。

PCDJセッティングなど(実践編)

2010-09-28 22:09:00 | 機材
とりあえずPCDJのセットアップをして、いざクラブへ!というところまで書いた。

ここで、いろいろセッティングについて整理してみる。

前回も書いたが、もう一度、機材等について詳細をまとめる。

PC:APPLE MACBOOK(intel core2)
オーディオif:M-AUDIO FireWire 1814
MIDIコントローラー: Novation nocturn
ソフトウェア:MIXXX 1.7.2

カートリッジ:SHURE M44G
ヘッドフォン:AUDIO TECHNICA ATH-PRO5

とまあこんなところかな。

①MIXXXのインストールについて(MAC)

MIXXXは今現在、Ver1.80β2とVer 1.7.2が最新である。ちなみに、Ver1.80β2はダウンロードして解凍すればすぐ使えるのだけれど、Ver 1.7.2はエラーメッセージが出て起動しない。対策としては、Ver.1.7 OS X版 スキン読み込みエラー暫定対策方法の解説が参考になった。

僕がやった対応は、MIXXX右クリック、「パッケージの内容を表示」
Contents/Resource/のSkinsフォルダおよびMIDIフォルダをコピーして、Macintosh HD直下に、同じ階層(Contents/Resource)を作って貼り付けした。システム環境設定の英語化はやらなくてもItunesのライブラリは日本語で表示されます。

ちなみにVer1.80β2は安定性がいまいちで、起動中に落ちます(これで一回目のDJブースレンタルの時はパニクりました)。

②コントロールヴァイナルセットアップ


まず配線なんだけど、ターンテーブル①をM-AUDIO FireWire 1814の入力1,2へ、ターンテーブル②を入力3,4に接続する。

ここで余談なんだけど、こういったコントロールヴァイナルやコントロールCDを使ってPCDJをやろうと思った時、4トラック以上のアナログ入力のあるオーディオインターフェースを持っていれば、フリーウェアのMIXXXは圧倒的にコストパフォーマンスが有利なのだが、新たに買うとなると、Serato Scratch LiveやNative Instruments Traktor Scratchのように、専用オーディオインターフェースがセットになってるほうがお得なような気がする。特に、MIXXXを使ってみてやっぱ、コントロールヴァイナルからのスクラッチの立ち上がりが、かなりストレスがある。serateのほうはわからないけど、NIのほうのAUDIO8/4DJは普通のDTM用途にも使えるので、これから導入する人はこの辺のことも検討することをお勧めします。

接続はこれだけで、あとはMIXXXのPreferenceで、Vinyl Typeをserate cv02 vinyl
sideA、contorol typeを scratch mode、enable needleskip preventionをチェック。contorol type をabsolute mode やrelative modeにすると、シビアに針を落とした位置でオーディオの頭出しをするんだけど、どうも不安定なので、個人的にはscratch modeにしてる。

③オーディオ出力周りの設定

DJをやったことがある人は当然わかるんだけど、外に出る音とモニター用の音が別になってないと、何にもできないわけなんだけど、その辺をソフト側で調節するわけです。



ここでのポイントはMasterをオーディオインターフェースの1,2チャンネルへ、HeadphonesをBult-In-Audioへ送ってるところ。こうすれば、macbook側のヘッドフォン端子にモニター用のヘッドフォンをさせば、メインアウトと別系統のモニターができる。


まあ、だらだら書いてみたが、あとはMIXXXのサイトを見てください。

実はまだちょと気になることはあるんだけど、このセットアップで9/22の、秋葉原mograのDJブースレンタルデイでの1時間のプレイおよび、ustreamで1時間半のプレイを乗り切ったわけです…


はてさて、現場での失敗談等は気が向いたらってことで…

PCDJセッティングなど(準備編)

2010-09-27 20:08:35 | 機材
9月にもう何年かぶりにDJをやってみた。さらに昨日、調子に乗ってUST配信なんかもやった。もう何年のDJをやっていなかったのは、声がかからないってのもあるんだけど、CDJがどうも使えなくて…。いちおう自宅にはPioneer CDJ-100Sは持ってたりで、ずっと使ってはいるのだけれど。

最近、youtubeなんかでもPCDJの動画が結構出てたりして、アナログレコード使ったりしてるんでいろいろ調べてみたら、スクラッチができる、Pioneer CDJ-850なんかよりはリーズナブルにPCDJのセットアップが組めることが分かった。楽器屋なんかでも、Native Instruments Traktor Scratchなんかを触ってみて、うーん、これは楽しそうだなあ、なんて思っていた。

とはいっても、DJはやれる環境がないと、あんまセットアップに投入してもなんか面白くないんで、どうしようかなあ、って感じだった。

そこで、フリーウェアでなんかないかな、なんてことを調べ出したら、一応、あるわけだ。さらに言うと、いまノートPCはmacしかないんで、macでも動くフリーDJソフト、というと、もうMIXXXしか選択肢がないわけです。

とりあえず、ソフトをインストールして、まあまあ使えることが分かったところで、こんどやれる場所、というのをDJ technorch氏のブログから見つけたのだ。なるほど、秋葉原mograのDJブースレンタルデイというのがあって、事前に申し込み制で、先着順でDJができるらしい!!

ここまで書いてみて、ずいぶんとわがままな要望のくせにいろいろクリアできたなあ、と思う。

まあこのような感じで、実行に移せる、と段取りがついた時点で、最低限の投資とも思える、ターンテーブルのカートリッジ×2とserateのコントロール・ヴァイナル×2をサウンドハウスにオーダーした。

MIXXXというフリーDJソフトはSerato Scratch LiveとNative Instruments Traktor Scratch 用のコントロール・ヴァイナルが使える。


とまあ、家にある、アナログ・ターンテーブル Technics SL1200mk-3×2とオーディオ・インターフェース M-AUDIO FIREWIRE 1814とMIDIコントローラー novtion Nocturnといった、悪く言えばあまっていた機材をつなげて、PCDJ用のセットアップをなんとか組んだわけだ。



実践編につづく






俺本人ですw

2010-09-11 05:19:48 | 機材
なんか久しぶりに、エゴサーチしたら、猛毒のサンダー杉山が秋葉原mograのレンタルブースに来るらしい、本人か?というtwitterの書き込みを見つけたので、念のためw


本物の本人が行きます。

以上。

いちおう、PCDJのテストを兼ねてるのであまり期待しないでね。レンタルブースだし……。

アニソンとちょこちょこ自分の新作も回します。

2010年9月22日@秋葉原mogra

あとまあ、このブログにこっそりリンクしてありますが、俺のtwitterはここなんで↓
http://twitter.com/theS_O_L

フォローよろしくw



9月の予定

2010-08-04 01:29:56 | 機材
9月にMOGRA 秋葉原でひさしぶりにDJをします。

2010年9月1日 20:00-21:00
2010年9月22日 22:00-23:00
イベントは17時からで500円プラス1dr。

まあ、まだまだならし運転というか、PCDJ初挑戦ということでレンタル・ブース・デイですけど、いろいろ面白いことをやろうと思っています。

ジャンル的にはアニソン、ボカロ、乙女ハウス、ヒップホップあたりでやろうかなと。

なにはともあれ、今一番ホットなハコなので、楽しみ……。







KORG ES-1→ESX-1データ・コンバート

2010-02-21 03:45:25 | 機材
KORGのサンプラーといえば鍵盤付きのmicroSAMPLERがでて、何かと話題なわけですが。

その裏で僕が愛してやまない、ELECTRIBEシリーズがディスコンになってしまいました。

とはいえ、ELECTRIBEシリーズはオークションなんかをチェックしていても、結構、現物は動いている感じ何で、まだまだ熱狂的なマニアが動画投稿サイトに面白いPLAY動画を出してくれるでしょう。

このELECTRIBEシリーズのサムプラーには、旧型のES-1(mkⅡ)と新型のESX-1がありますが、基本的にはデータ互換はありません。

ES-1はサンプリング周波数32KHZ、ESX-1は44.1KHZです。ただ、ESX-1は32khz~48khzまでのサンプリングデータを44.1khzにピッチ補正して取り込む機能を持っています。

さらに、両機種ともスマートメディアを搭載していて、内部データの保存ができます。

ここで、いくつかべんりなフリーウェアがあります。

ES-1は内部データの「.ES1」という形式でスマートメディアにバックアップデータを作成できます。このファイルの中にサンプリングデータを収納しているとで、スマートメディア経由でPCに取り込んでも中身は見えません。

しかし、KORG USAのサイトではes2wavというフリーウェアを配布しています。

es2wavというフリーウェアは「.ES1」ファイルから、含まれているサンプリングデータを取り出すことができます。

PC上で、ES-1のサンプリングデータを取り出したら、次は、esx-wave-organizerというESX-1のライブラリ管理用フリーウェアを起動すます。これで、ES-1のサンプリングデータをESX-1のフォーマットに並べていき(サンプリング周波数の差異もこのエディターで調整してくれます)ESX-1のバックアップファイルフォーマット形式「.esx」に吐き出して、スマートメディア経由でESX-1に取り込めば、ESX-1にES-1のクローンが作れます。

そんなことを調べていたら、フランス語の面白いサイトを見つけました。
このサイトからは、「Samples Korg 66 Legendary Drum Machines」というES-1用の音源ライブラリをDLできます。Casio RZ 1、Korg KPR-77、Linn 9000、Oberheim DMX、Roland TR-909/808/707/606/505、Sequential Circuits Drumtraksなんかの66キットのライブラリーがフリーでDLできます。

とここで、話が戻りますが、ES-1用の面白いライブラリーがあれば、上記のやり方で、ESX-1でES-1用のサンプリングデータが使えるってわけです。

とまあ余裕、ぶっこいてるようですが、いろいろやりますよー。

体慣らし

2010-01-23 20:59:15 | 機材
とにかく今週は、体調崩して倒れました…。

入院させられそうになるくらい、体調悪かったみたい。救急病院で2時間ほど点滴を受けてきました。

そんなわけで、昨日まで3日は安静にしていたんだけど、いつまでも寝込んでるとかえって悪そうなんで、今日から楽器の練習でエクセサイズです。

楽器というってもエレキベース何で重い…。

ベースと言えば実は、90年代はフレットがあるベース持ってませんでした。このG&L L-2000のワイドネックを入手したのが、5年前かな。

G&L L-2000

ちょうど輸入代理店が変わるタイミングでアウトレットになったやつです。

L-2000は、ワイドネックとナロウネックがあるんだけれども、体の割に指が長いんで、ワイドネックじゃないと弾きづらいんです。まあ、そのまえずっとミュージックマン・スティングレイのフレットレスがメインだったんで。

このヘッドの糸巻き、ちょっとおかしいことに気付いた方には敬意品を差し上げますw

ついでに2/7のボーマス・ライブ用にコンパクトエフェクター関係の確認をした。

まあ、普通って言えば普通ですな。
DOD FX-25B ENVELOPE FILTER
MXR dynacomp
BOSS DM-3 Dely
BOSS TU-12
PEDAL EFX

microKORG XL

2010-01-14 03:25:03 | 機材
なんだかんだいって、去年、購入した楽器の中でいちばんお気に入りなのが、microKORG XLだ。

microKORG XL

いっしょに写っているのは、入力用キーボードとして一時代を築いた、YAMAHA CBX-K1。まあ最近は、USBキーボードを使う人のほうが多いのだろうけど、まだ現役です。

YAMAHA CBX-K1に慣れすぎているので、microKORG XLのちょっと硬い鍵盤は使いずらかったんだけど、MIDIキーボードが2台あるとすごく便利なことに気がついた。

KORG EKECTRIBEという機材が、すごく好きなんだけど、16ステップのボタンでMIDI情報を入力するのが面倒で、ずっとcubaseと同期させてプログラミングしてたんだけど、最近はもっぱらmicroKORG XLをELECTRIBEの入力に使っている。

なので、このまえyoutubeにアップしたのは、microKORGとELECTRIBEだけで作った。

純粋に、アナログ・モデリング・シンセとしては、無印のmicroKORGのほうが音がいいといわれているし、音色を変えるのもやりやすい。しかし、ELECTRIBE EMXのPCMの音が好きなので、microKORG XLでもMMTのPCM音源が結構気持ち良い音がする。プリセットのエフェクトをオフにするのも簡単だし。

プリセットナンバーA22のBAKIN'B5のシンセベースの音なんて、NI MASSIVEなんかで作ると結構面倒なんだよね。

なんだかんだ言っても、microKORG XLはカッコいい!!やっぱ楽器はルックスが重要です……。

かっこいいといえば、WALDORF blofeldがすごく気になりつつも、見た目がダサい、dave smith evolverのほうがほしかったりする。

sketch of my composing#Jan11, 10

2010-01-11 01:08:04 | 機材
ちょっと作曲途中をアップしてみた。

酷評された前回のElectribe Playよりは、ましになったかな……。

まあ最終的にはCubaseでやるんだけど、16ステップで入力するハードウェア・シーケンサーはコンピューターを使うある種のストレスからは解放される。

制約は多いんだけど、変な自由度が高い。





sketch of my composing#Jan11, 10



sonnox Limiter

2010-01-07 01:03:25 | 機材
去年くらいから、プラグイン・ソフトが大幅に安くなっている。どのメーカーも、ガンガン、プライスオフ・セールをやっている……。

なにせ、音楽用プラグイン・メーカーの雄、Waves Audioが、どんどん値下げをしているわけだ。

とはいっても、割とあまのじゃくな僕は、SONY Oxfordのプラグインが好きで、こっちがかなり値下げしてるから困ったもんだ。

sonnoxのプラグ・インは、トライアル版を入れると、もう手放せなくなるほど、楽なプラグ・インだ。

だいぶ、DAW付属やらフリーVSTのMaximizerやマルチ・バンド・コンプレッサーがよくはなってきているのだけれど、サード・パーティーのプラグ・インは、トライアル版を試しただけで、購入に踏み切らせる魅力がある。

なんつうか、機材好き、プラグ・イン好きなように思われるかもしれないけど、個人的には楽をしたい、というのが大きい。

まあ、sonnoxがオフィシャルで1/31まで40%OFFセールを始めたところ、某大手楽器通販サイトが在庫処分でさらにお安くなった、sonnox limiterをゲットした(在庫一点限りをポチったのは私です)……。

sonnox limiter

いやはや、楽です。cubaseのMaximizerもよく出来てると思うんだけど、比べると歪っぽさが気になる。かといって普通のトータル・リミッターだとベコベコ感が気になる。さっそく、今週納品予定のマスタリング・プロジェクトにかけてみた。

マスタリングの設定

トータル・チャンネルのプラグ・インは、t.c elctronic Master X3 sonnox Inflator→sonnox Limiterの順番でかけている。

かなり楽に音圧が稼げる……。

というか、マスタリングまで自分でやらなきゃいけない時代になってしまった、と思うのか、自分でできるような時代になったというべきか……。

これで、浮いた時間はビデオ制作の勉強に回すとしよう…。

楽になったのか、やることが増えたのかよくわからない今日この頃です。


BOSS DM-3

2010-01-04 00:15:09 | 機材
BOSSのコンパクト・アナログディレイ、DM-3。

BOSS DELY DM-3

かなり年季入ってます。入手したのは、僕が箱根駅伝の常連大学に通っているころ。

マジでやましい話ではなく、友達の女の子の家に遊び行ったとき(ちゃんと両親と同居ですw)、これとBOSS Distorsion DS-1をセットで1000円くらいで売りつけられた。というかその当時でもかなりお得だし、made in japanのDS-1の相場も考えると、いまの市場単価の何十分の1ですね。

実際にライブではめちゃくちゃ活躍してたんで、もと以上十分取ってます。

まあ昔から、飛び道具として使っていて、あまり普通の使い方はしていない。

もっぱらやるのがフィードバックは発信させて、ラジオのチューニング・ノイズを出す使い方。これはどんな楽器でもできる。

[VOON] delyplay

このサンプルはKORG EM-1(black box)の5th pluseにかけている。どうやるかっていうと、発信させた状態で、DELY Timeをぐりぐり回すと、音階がつく。

DELY PLAY

昔は、ベースにかけてやっていたんで、ステージでしゃがみこんで、ぐりぐりやっていました。

まあ、VM11のステージでやったらPAの人が飛んできて止めさせられるだろうな……。


SQ-10

2010-01-02 23:28:24 | 機材
ずいぶんと前に、ジャンク扱いで入手した、ANALOG SEQUENCER SQ-10をいろいろ動作確認している。

KORG SQ-10

とはいっても、取扱説明書がないので、動作確認のしようがなかった。

しかしまあ最近は、youtubeに行けばレトロシンセ系の動画がいろいろあるので、それをあれこれ見ながら、だいたい分かってきた。

まず、12ステップというのがどう使っていいのか正直わからなかったんだけど、SQ-10は8ステップとしても16ステップとしても使える。

youtubeで多いのはやはり8ステップにして使ってる場合が多い。

この12ステップ×3列っていうのが、シンプルなのにいろいろ考えられているわけだ。

3列あっても、上の2列は同じ設定が作れる。CHANNEL AとCHANNEL Bでループさせれば最大24ステップ、まあ普通は16ステップにできる。

8番のTRIG OUTとRESET TRIG INをパッチングすれば8番目のステップから1番目のステップに戻る。これがわかっただけでかなり進歩なのだ。

KORG MS-20は2VCOのモノフォニックシンセサイザーなんだけど、あまりにも有名なフィルター発信、という技を持っている。ハイパスまたはローパスのPEAK(最近のmicrokorgだとresonance)を上げていくとフィルターから音が出る。

これをつかうと、SQ-10+MS-20で3音のシークエンスが出せる。

まあおそらく、これが一番ノーマルなセッティングなんだろうな、というセッティングをして遊んでいる。

SQ-10+MS-20

まず、CHANNEL AをMS-20のTOTAL INに、MULTIPUL TRIG OUTをMS-20のTRIG INにパッチングする。

そうすると、キーボードをたたいた音から8ステップのアルペジエータになる。

次に、CHANNEL BをMS-20のVCO 2CV INにパッチングする。そうするとキーボードの入力とは別の音階でVCO2がシークエンスする。

さらに、ハイパスフィルターを発信させて、CHANNEL CをMS-20のハイパスフィルターのCUT OFF FREQにパッチングする。これはMS-20側の設定にもよるんだけど、音階を持ったシークエンスにもできるし、リズムパーカッションにもできる。

というわけで、実例はまた後日。
結果的にジャンク扱いだったわけだけど、実は完動品だったわけで。



正月早々というより、2月7日のボーかロイドマスター11にむけていろいろやることが溜まってる……。