サンダー杉山blog

まあいろいろと。音楽主体かな。あと本とかアニメとか。

「風の歌を聴け」を読みたくなる季節

2011-07-19 22:22:25 | Weblog
毎年夏になると、村上春樹の「風の歌を聴け」を読み返したくなる。

この物語は「完璧な絶望は存在しない」という書き出しで始まり、

「昼の光に、夜の闇の深さがわかるものか。」という言葉で結ばれる。

とはいっても、この小説に出てくる登場人物たちの絶望感はまだまだ、風邪のようなもので、村上作品の後々にでてくる直子(ノルウェイの森)や五反田くん(ダンス・ダンス・ダンス)ほど深刻ではない。


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自分が子どもだったころ、「絶望」という言葉のイメージは、ゴダールの「気狂いピエロ」だった。

恋の逃避行の相手、マリアンヌは「大西洋に浮かぶ巨大な疑問符」であり、裏切られた揚句、顔にペンキを塗り、ダイナマイトを巻きつけて、崖から海に飛び込むフェルナンデスのイメージ……。

それくらい子供のころは、好きな女の子に好かれることに大きな関心があったわけだ。

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夏の光が強ければ強いほど、影はより濃くなり、強烈な太陽によって、人の気持ちの陰影がより鮮烈に表れてくる。

ミックス作業開始

2011-07-14 23:56:00 | Weblog
ここ1カ月くらいは、某プロジェクトで結構忙しいです。

本日はミックスの打ち合わせで笹塚のSTUDIO OAHUへ行ってきました。まあ今後はデータのやり取りで進めていく感じ。



エンジニアの狩野くんは、僕の仲間うちからは鹿賀丈史に似てるってことになったよ!!

下北沢riskに行ってきた

2011-07-07 23:17:00 | Weblog
最近、なにかとつるんでいる、ぐしゃ人間@亀ちゃん(Turtle attack)を伴い、下北沢riskに行ってきた。オーナー/デザイナーのヒゴビシャスくんとは数年前にライブで共演したりして以来、まあ、いろいろ一緒にやりたいなあ、とか思っていた人だったりする。



かなり、レアな3ショットを撮ってきた。

はてさて、なにかできるといいなあ……

「神様のメモ帳」第一話感想

2011-07-03 20:36:22 | Weblog
はてさて2011夏シーズンのアニメが始まりました。

神様のメモ帳、期待大です。

ゴスロリ服にぬいぐるみを抱えた、ちょっと電波系のヒロイン、アリスにちょっとわくわくします。NEET探偵事務所の仲間は、70年代のNTVの探偵ドラマの登場人物みたいだったり。

学校や、ちょっと猥雑な感じの繁華街といった舞台設定もどこかノスタルジック。とはいってもアリスの部屋はデジタルなガジェットにあふれていたり……。

とにかく、舞台設定、キャラクター、ストーリーのイントロダクションはかなり魅力的なので、テンションが下がらないことを期待します。