最近、料理に凝っている。
たぶん信じてもらえないだろう。
しかし、作ってるんだからしょうがない。
一人暮らしの男の手料理について、自分で忘れないようにコツを書いていこうと思う。
まず、料理についてはまったくやらなかったわけではない。思い立ったらやる、というとてつもなくマイペースな人間であるため、なかなか習慣化しない。
当然、日常的に料理をしている人はご存じのように、油だの調味料は、ある程度、日常的に料理を作ってないと、あまって、だめになってごみになってしまうわけだ。そういう過去の挫折を、ごみ処分して、新たにそろえると、けっこうこまごまとかかってしまって、まあ外食でもいいか、となってしまうのが、一人暮らしの男のサガなのだ。
といっても、この年までがい食生活を続けてしまうと、いわゆる家庭料理の味が思い出せない。当然のことながら、イメージがわかないものは作れない。
手元にある料理の本は、割と本格的な、「イタリアン・パスタ」だの「中華料理」のものだったりする。実際に街の本屋に行っても、あまり家庭料理の本は売っていない。大竹まことの「こんな料理で男はまいる。」という料理本は持っているのだが、いかんせん最近食べたことがない料理ばかりだったりする。
そんなわけで、最近は中華料理なわけだ
回鍋肉、マーボ豆腐、チンジャオをローテーションで作っているのだが、次は八宝菜に挑戦したい。
記念すべき、料理再挑戦のメニューとなった回鍋肉であるが、いくつかコツがある。
まず野菜なんだが当然、小さく切る。といっても、千切りにするわけではない。一口サイズにする。
ありがたいことに、近所の24時間営業のスーパーではキャベツ1/4が売られている。
おそらく、近所に一人暮らしの料理好きが大いいわけではなく、高齢化が進んでいるのだと思う。年寄りはそんなに食べないから、こういったニーズがあるのだろう……。
あとで理由は書くのだけれど、切った野菜は、かごに入れて水洗いをする。
これはある程度、野菜に水分を含ませて、ふにゃふにゃにするためだ。
肉も一口サイズに切って、まな板の上で下味をつける。
軽く塩、中華味。
フライパンを火にかける前に、カップに、水、中華味(水に溶けるくらい)、砂糖(小さじ1/2)、老酒(キャップ半分、小さじ2杯くらい)を入れ、よく溶く。若干水が多めがよい。
これで準備は終わり。
具体的なコツの前に、いままでうまくいかなかったことについて。
まず、一人暮らしの狭いキッチンで、一人分の食材を調理するのに、中華鍋というのはリスキーである。たしかに中華料理は中華鍋で、火をガンガンに欠けたほうがおいしくなるはずである。しかし、ある程度分量がないと難しい。あとラーメン屋なんかに行って厨房を見て思っていたんだが、やはり業務用のガスバーナーは家庭用のとは違う。
あとやはり、中華鍋は手入れが面倒だ。油がこびりつくし。やはり、ラーメン屋だと餃子の鍋を洗うのに床に水をまいたりしている。
ということは、一般的な独り暮らしの、言い訳程度のキッチンでは、うまい中華料理は作れないのだろうか。何か方法はないだろうか……。
今、家にあるのはいわゆる表面がフッ素加工してある、焦げないフライパンである。これで中華は作れないだろうか。
何度か失敗して分かった。
やり方はある。
ふたをするのだ!!
過去に挑戦してみて、どうにかしたいと思っていたのだが、簡単な野菜炒めであっても、肉はすぐ火が通ってしまうのに、野菜に火が通らない。なのに、料理の本では必ず、肉から炒めることになっている。
ここが最初の壁だった。
結論から書いていこう。
料理の本通りに、トウバンジャン、小さじ2、テンメンジャン、小さじ1を油、適量と炒める。手際良くやるのがいいだろうが、途中火を止めてもかまわない。じっさい、すぐに熱くなるので、まごまごして焦がすくらいなら、火を止めてしまおう。じっさい、一人で食べるくらいの量なら、早々覚めるものではない。
じっさい、ここで火を止めて、豚バラ肉を投入しても、余熱で肉には火が通る。肉を入れ、余熱で火を通して、野菜を入れてまた火をつけても遅くはない。とにかく、焦げ焦げにしてしまったら、そこで料理は、ごみと化してしまう。
肉に比べ、野菜は水を含んでいるので、そう簡単には火が通らない。しかし、何度か作ってみて思ったのだけれど、野菜が煮えて、水分を出した時、その野菜が持っている、甘味が出て、この料理は一層うまくなるのだ。
ならば、強烈な火力で、一気に炒めるより、じっくり野菜のうまみを出したほうがよいのではないだろうか。
そこで、最初のほうで述べたとおり、野菜はフニャフニャになるまで水に浸し、スープは水分多めに作るのだ。
野菜のうまみを出すためには、この方法がよいのではないかと思った。
なので、弱火にして蓋をかける。
とはいっても、何せ量が少ないから、すぐ水は飛んでしまう。
ふたかけして、何回かふたの水分をぬぐって、野菜が柔らかくなったら、強火にして一気に水を飛ばす。
といっても量が少ないので5分くらいで大丈夫。
最後のコツとしては、料理を皿に盛ってから、食べる前にもうフライパンを洗ってしまう。
まあよく、出来立ての熱々がおいしいといっても、カップラーメンじゃないのだから、そんなにあわてるこたあない。熱々といっても限度がある。
先にやっておかないと、フライパンにガビガビにへばりついて、しばらく料理する気がなくなる。
ちなみに、近所のスーパーでは、
豚バラ肉200g200円
キャベツ1/2個70円
ピーマン6個290円
これが2食分(といっても2人分は食べてるから小食の人なら4食分!!)
なので、まあ、1.5人分とみて、280円!!
はてさて、また気が向いたら、麻婆豆腐について書く。
たぶん信じてもらえないだろう。
しかし、作ってるんだからしょうがない。
一人暮らしの男の手料理について、自分で忘れないようにコツを書いていこうと思う。
まず、料理についてはまったくやらなかったわけではない。思い立ったらやる、というとてつもなくマイペースな人間であるため、なかなか習慣化しない。
当然、日常的に料理をしている人はご存じのように、油だの調味料は、ある程度、日常的に料理を作ってないと、あまって、だめになってごみになってしまうわけだ。そういう過去の挫折を、ごみ処分して、新たにそろえると、けっこうこまごまとかかってしまって、まあ外食でもいいか、となってしまうのが、一人暮らしの男のサガなのだ。
といっても、この年までがい食生活を続けてしまうと、いわゆる家庭料理の味が思い出せない。当然のことながら、イメージがわかないものは作れない。
手元にある料理の本は、割と本格的な、「イタリアン・パスタ」だの「中華料理」のものだったりする。実際に街の本屋に行っても、あまり家庭料理の本は売っていない。大竹まことの「こんな料理で男はまいる。」という料理本は持っているのだが、いかんせん最近食べたことがない料理ばかりだったりする。
そんなわけで、最近は中華料理なわけだ
回鍋肉、マーボ豆腐、チンジャオをローテーションで作っているのだが、次は八宝菜に挑戦したい。
記念すべき、料理再挑戦のメニューとなった回鍋肉であるが、いくつかコツがある。
まず野菜なんだが当然、小さく切る。といっても、千切りにするわけではない。一口サイズにする。
ありがたいことに、近所の24時間営業のスーパーではキャベツ1/4が売られている。
おそらく、近所に一人暮らしの料理好きが大いいわけではなく、高齢化が進んでいるのだと思う。年寄りはそんなに食べないから、こういったニーズがあるのだろう……。
あとで理由は書くのだけれど、切った野菜は、かごに入れて水洗いをする。
これはある程度、野菜に水分を含ませて、ふにゃふにゃにするためだ。
肉も一口サイズに切って、まな板の上で下味をつける。
軽く塩、中華味。
フライパンを火にかける前に、カップに、水、中華味(水に溶けるくらい)、砂糖(小さじ1/2)、老酒(キャップ半分、小さじ2杯くらい)を入れ、よく溶く。若干水が多めがよい。
これで準備は終わり。
具体的なコツの前に、いままでうまくいかなかったことについて。
まず、一人暮らしの狭いキッチンで、一人分の食材を調理するのに、中華鍋というのはリスキーである。たしかに中華料理は中華鍋で、火をガンガンに欠けたほうがおいしくなるはずである。しかし、ある程度分量がないと難しい。あとラーメン屋なんかに行って厨房を見て思っていたんだが、やはり業務用のガスバーナーは家庭用のとは違う。
あとやはり、中華鍋は手入れが面倒だ。油がこびりつくし。やはり、ラーメン屋だと餃子の鍋を洗うのに床に水をまいたりしている。
ということは、一般的な独り暮らしの、言い訳程度のキッチンでは、うまい中華料理は作れないのだろうか。何か方法はないだろうか……。
今、家にあるのはいわゆる表面がフッ素加工してある、焦げないフライパンである。これで中華は作れないだろうか。
何度か失敗して分かった。
やり方はある。
ふたをするのだ!!
過去に挑戦してみて、どうにかしたいと思っていたのだが、簡単な野菜炒めであっても、肉はすぐ火が通ってしまうのに、野菜に火が通らない。なのに、料理の本では必ず、肉から炒めることになっている。
ここが最初の壁だった。
結論から書いていこう。
料理の本通りに、トウバンジャン、小さじ2、テンメンジャン、小さじ1を油、適量と炒める。手際良くやるのがいいだろうが、途中火を止めてもかまわない。じっさい、すぐに熱くなるので、まごまごして焦がすくらいなら、火を止めてしまおう。じっさい、一人で食べるくらいの量なら、早々覚めるものではない。
じっさい、ここで火を止めて、豚バラ肉を投入しても、余熱で肉には火が通る。肉を入れ、余熱で火を通して、野菜を入れてまた火をつけても遅くはない。とにかく、焦げ焦げにしてしまったら、そこで料理は、ごみと化してしまう。
肉に比べ、野菜は水を含んでいるので、そう簡単には火が通らない。しかし、何度か作ってみて思ったのだけれど、野菜が煮えて、水分を出した時、その野菜が持っている、甘味が出て、この料理は一層うまくなるのだ。
ならば、強烈な火力で、一気に炒めるより、じっくり野菜のうまみを出したほうがよいのではないだろうか。
そこで、最初のほうで述べたとおり、野菜はフニャフニャになるまで水に浸し、スープは水分多めに作るのだ。
野菜のうまみを出すためには、この方法がよいのではないかと思った。
なので、弱火にして蓋をかける。
とはいっても、何せ量が少ないから、すぐ水は飛んでしまう。
ふたかけして、何回かふたの水分をぬぐって、野菜が柔らかくなったら、強火にして一気に水を飛ばす。
といっても量が少ないので5分くらいで大丈夫。
最後のコツとしては、料理を皿に盛ってから、食べる前にもうフライパンを洗ってしまう。
まあよく、出来立ての熱々がおいしいといっても、カップラーメンじゃないのだから、そんなにあわてるこたあない。熱々といっても限度がある。
先にやっておかないと、フライパンにガビガビにへばりついて、しばらく料理する気がなくなる。
ちなみに、近所のスーパーでは、
豚バラ肉200g200円
キャベツ1/2個70円
ピーマン6個290円
これが2食分(といっても2人分は食べてるから小食の人なら4食分!!)
なので、まあ、1.5人分とみて、280円!!
はてさて、また気が向いたら、麻婆豆腐について書く。