今現在の学習が滞っている日本にあって、代数と幾何と計算が折り交じる現行の学習指導要領を目標にするのは無茶です。
日本の学校教育は集団授業を前提に、みんながなるべくついてこられるように組まれています。
学校についていくことを目標にすると、がんばった頃に違う単元に移行してしまいます。新しい単元が進む一方、今までがんばった内容も解き続けなくてはいけません。
「学校についていくことが目標」というのは、家庭学習の習慣がついている時です。
では、どうするのか。
ここで出てくるのが「先取り学習」です。
できます。
少し得意な分野を小学校範囲から固めていけば先取り学習につながります。
成績は、提出物の点数でなんとなく凌ぎましょう。勉強と提出物作成は、分けましょう。提出物作りは勉強とは違います。
「この穴埋めは勉強ではない」と思っていれば、まだ提出物の弊害も減ります。
追いつくための穴埋めは追いつくための勉強ではありません。
提出物の穴埋めは勉強ではありません。成績を保つためだと思いながら埋めてください。
提出物用の教材を問題集として使えれば1 冊分問題集代は浮きます。でも提出物用の教材を解けるぐらいの遅れは、大したことは無いです。成績が落ち込んで上がる気配が無い時は、だいたい小学校時代の火種が中学で火を噴いています。
提出物についてはいっぱい言いたいことが有りますが。
1 冊1500 円をケチるより、塾代月謝の2 万円をケチってください。80分5000 円が4 回です。隔週にできれば1 万円浮きます。私も単発で開講予定です。
一緒に先取り学習をしましょう。
手持ちの小学校範囲の教材を開いてください。今です。目次を開いてください。
小学生向けの算数の問題集がありますね? 無かったら「GT 成長する思考力 算数 7級」をご購入ください。小学生向けに始まって中2 関数の導入まで載っています。
目次を開きましたね?
目次に載っている単元を「図形か、そうじゃないか」で分けてください。
分けたらどちらか選んでもらってください。
選んだ方だけ解き進めてください。終わったら次の問題集です。
解きませんね? 問題集の学年が下がると傷つく人は多いです。「自分はできないからな」と割り切るのは本当にツラいです。
説得は骨が折れるので少しでも嫌そうなら「GT 成長する思考力 算数 7級」「6級」をご購入ください。
「図形か、それ以外」です。収録の量がまるで違うと思いますが(だから多分「図形」を選ぶ人が多いでしょうが)、ぜんぜん1 冊終わってなくても6級の同じ種類に行ってください。
GTの「それ以外(図形でない単元)」が難しそうだったら、ページの左上を見て
・「発見する」
・「飛躍する」
をとばして2 冊分解いてください。
終わったら『7級』に戻って、
「観察する」を読みながら「発見する」を解いてみてください。解けそうなら「飛躍する」を。無理そうなら次へ。
2冊解いてみて、それでも「飛躍する」が難しそうなら、その時は図形の単元を同じように
・「発見する」
・「飛躍する」
をとばして2 冊分解いてください。学校の集団授業もそうやって目先を変えてくれます。
長くなりましたのでまた明日。
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