一次関数は単元の始まる最初の授業から、「一次関数の利用(1)」速度問題を使って説明したほうが分かりやすい。
この問題でグラフの利点が一番よく分かるからです。
規則的に1 種類の比例関係がつづく基本問題は数直線でも表せないことはない。
横線を2 本引いて1 本は時間に、
1 本は距離に割り当てる。
どちらも進む。
数直線2 本のほうが表に近い。
だから
表をグラフに直す問題を機械的に済ませたら、ー 大人に付き合ってあげたら、
生徒は改めて
解き慣れた2 本の直線を引いて文章題を解く。
そして
「忘れ物を取りに戻る」で混乱する。
時間の数直線は進むし
距離のほうは戻る。
追い越しよりも「忘れ物を取りに戻る問題」のほうが深刻です。
基本問題を解いてもらっている5 分間と
採点の時間で、
学校ワークか教科書から選んだ「一次関数の利用(1)※忘れ物を取りに戻る問題」を板書しておきます。
板書はどちらかの端に寄せると便利だと思います。
全問解説の前に板書の内容をざっと説明します。
応用問題なのでぼーっとしている生徒のほうが多いです。大丈夫です。
これで目印ができました。つづきます。
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