義務教育の算数。今から使える自宅学習のコツ

学校を出てから使える基礎教養の授業開講予定。でも今は、このブログをご拡散ください。小・中学生個別指導経験7 年。

経済的で勉強時間が短くなる問題集選び

2020-06-20 15:05:06 | 本当の達成度
解説中心の問題集と演習中心の問題集を1 冊ずつ持ち、使い切ったほうを買い換えるようにすると時間・費用共に経済的です。

ノートに解いていくと2 周・3 周使えますが、

イライラするなら直接書き殴って使い潰し同じ問題集をもう1 冊買っても構いません。

塾の月謝1 ヶ月分で
薄手の問題集10 冊ぐらい買えます。

プリントは散らかって余計イライラするので、薄手の問題集をおすすめします。
即採点が鉄則。
計算式まで丁寧に見直して、
終わったら机に叩きつけても大丈夫。
解いたページを破り捨てるとスッとします。


コツは
解説中心の問題集も
なるべく薄手の冊子にすること。
学力が上がると必要な解説も変わってきます。

『ひとつひとつわかりやすく。』シリーズや『日本一わかりやすい数学の授業』をいつも横に置いておき、

ドリルを別で買ってください。
学校教材は薄く広く問題を扱っているので、

基本問題の反復演習には
別途計算ドリルや文章題ドリルが必要です。

塾の月謝1 ヶ月分で10冊。
問題集はそのつど買いの消耗品です。
解説がたくさん必要なら

問題集が扱う範囲を絞ってください。
1 冊で全範囲を網羅できる問題集を使えるのは一通りの学習が終わった後です。



30 分ずつの授業で先生に何が出来るというのか

2020-06-19 20:19:23 | 考えていること
分散登校と希望者へのオンライン授業があるだけで教室が空いて授業は充実するだろうことは予測がつきますが、

30 分授業で何をしたいのかは謎です。
つくづく学校教員でなくてよかったと思います、
先生に何ができるって言うんですか、

そんな状況で。

一介の塾講師ですが経験上、
授業時間の圧縮には不可欠な要素があります。

教材の選び直しと少人数制です。

解説する側の手腕がここに加われば授業時間は圧縮できます。

それでも塾の場合は「80分を圧縮して50 分」。
30 分で何ができるのか。

解説が何ページにもわたって長々と引き伸ばされている教科書から、
単元の勘所を探すまではできるかもしれない。

でも文章題には小・中学生が普段使わない言い回しも多く、

教えるほうは
文章題の言い換えを余儀なくされます。

言い換えた文章は
教科書には載ってない。

だから? 

説明がピンとこなかった生徒がページをめくって他の所を読み始める。
読んでも解説は載ってない。

だから?

「わかんないなー( ゚Д゚)」が三々五々出始める。

先生も誰が何をわかんないのかわかんないなー( ゚Д゚)いっぱいいるなー( ゚Д゚)

ああ集団授業なんかイヤだ。
集団授業ができるだけで人間の出来が違う。
あまつさえ30 分で出来ること無いね。

分散登校と希望者へのオンライン授業を熱く教育委員会に要請したほうがいいと思います( ゚Д゚)通学中の電車もあぶないよ。今日はこれでおしまい。

勉強は学校を出た後必要になる

2020-06-18 17:29:27 | 本当の達成度
人並みに割合の話を理解できて記事とグラフを読めることを目標に勉強を教える塾講師はいません。

そういう要望が無いからです。

高校に行かなくても高校卒業検定を受けて大学に行けます。
高校1 年生修了レベルの検定です。
(理系数学、受験英語などは「受験勉強」が必要です。)

高校に行かなくても大学に行けるから、
内申点のために中学に行く必要も有りません。

塾講師は誰も高卒検定→大学という提案をしません。

個別指導は集団教育の場に生徒を戻しつつ行う必要がありますが
(橋本治『今私たちが考えるべきこと』)
戻す場は大学でも構いません。

でも
そんな提案はしません。

指導結果を学校成績の上昇で測ります。
みんながそれを希望します。
成績の為です、

試験範囲になってない所はとばします。
学校を出た後にその生徒が抱える漠然とした不安や苛立ちよりも、

数字を取ります。
要望が無いからです。
だから学校に対する不安は洗いざらい打ち明けてほしい。

人並みとはどういうことなのか詳しく教えてほしい。

大学は高校に行かなくても行けます。
公立高校の場合は先生の異動があり、

目当てにしていた部活の顧問が異動する可能性も非常に高い。

受かった後のことを塾は考えません。

だから「人並み」とはあなたにとってどういう状態なのか詳しく教えてほしい。

特に学校を出た後の「人並みの大人」とはどういうものか、
詳しく教えてほしい(揉めるけどね)。

塾に通うか、問題集を買うか

2020-06-17 18:22:31 | やりがちな失敗
塾の月謝には教室代と自社教材費が含まれます。出版教材を塾が選定する場合もあります。

学力を問わず問題集の買い過ぎは受験の失敗につながります。
使う冊子が多いと勉強以外の労力が増えます。たとえば

・使う問題集を間違えて持ってきた
・家で解いて机に置き忘れた
・指定された問題集が行方不明
・収納に失敗して土砂崩れ
・ページを指定する手間がかさむ

オンライン授業の場合は口頭で演習箇所を指定しなくてはなりません。
「いつもの問題集の目次の4 番」と言えるか、

「○○の✕✕編のほう、黄色い表紙のほうの、多分最初のほうのページにある目次の……有りましたか? ここですよ」

では授業の進みが違います。

塾に通わせながら子供への教材も自分で選んで買っている人は、
何を買ったか逐一漏らさず塾へご報告ください。

勉強したくない人は穴埋めに頼るのをやめよう

2020-06-16 16:06:30 | 本当の達成度
空欄に正しい答えを入れた問題文を「全文書いて」答えると読解問題や文章題に強くなります。

初等教育の初歩の初歩では長めの文例を真似て書く練習が必要です。

日本はいつまでも「師匠を見て盗む」という教え方なので
学問の分野でも剽窃や盗作が顕著に多いのですが

(引用表記せずに主張内容と文構造をパクる「師匠の口真似をする程度のこと」でも剽窃です。)

基本的な練習なしには文章は書けません。
自分で書ける文章は読みやすいし言葉としても聞きやすい。

証明問題や国語の記述問題は丸写しで高得点を取れる貴重な機会です。

「読解の記述問題」とは

指定された内容を本文中から抜き出してきて字数内に収まるように整えること

です。

長めに抜粋してから単語を言い換えたり言い回しを変えて「記述」として提出します。

書き写しただけでは0 点ですが
長めに書き写せないと始まりません。

たくさん書く練習は塾でも宿題に回すことが多い。
書く時間と採点に時間がかかるからです。
でも
書けない人はどうするのか?

他の場所へ教わりに行くのか?
すでに熱中症の報告も出ています。

オンライン授業でも採点に時間がかかる点は同じです。
前もって書いておいたものを採点?
だから、
書けないんだって。


問題を解くついでに全文書くようにすれば、長めの正しい文章を手早く書く練習になります。

“正しい” ことが大切なので

すぐ採点してください。

間違っていたら正解の文だけは丁寧に丸写ししてください。
正しい文が頭に入っていれば何度も書く必要はありません。