長男から珍しくLINEがきたかと思ったら、
仕事で嬉しい事があったので、今日はデザートもつけて。
「人生相談があります。夜時間ある?」と意味深な感じ。。。
え、、改まって何?
ちょっと構えつつ、思い当たりそうな事を想像してみる。
転職…か?
お金貸して…か??
はたまた結婚…か???
とりあえず話を聞いてみないとね。。。
「夜だったらいいよー」と、返事をし、眠り過ごさないようにしないと。。。
そして、夜…
「今いい?」とかかってきて、どうしたん?と緊張気味に聞くと…
「あのさ、、、まぁ、なんていうか…
お父さんってさ、どうしようもないやつやったけどさ、、」
…おっと、そっちのパターン??と焦る。
「う、、うん…?」
「それでさ、なんでお母さんはお父さんと結婚したいって思ったん??」
う、うーーーー
いきなり核心ついて来た…
そんなんだったら前もってお題を教えといてくれー!!!
どういう答え方が1番適切なのか、そんなの直ぐに出てこないっすよ。
だって、裁判までして別れた相手ですから。
その時は…結婚したいと思ったんだもん。。。
でもそんな単純な事で結婚を決めた訳ではない事ぐらい、本人も承知の上です。
「そうだなぁー…そうねぇー…
それよりどうしたの?そんな事が気になるって、結婚したい人でもいるの??」
「まぁ、もともと結婚願望はあるんやけどさ。誰でも良いわけじゃないし。いろいろ考えてたら、そういえばお母さんは何が結婚を決断させたんかなと思って。」
と、言う事で、さぁなんと答えよう。
結婚なんて勢いよ!…じゃダメよね…
お母さんのblog読んで!なんて。そんな事も言えるわけなく。
長男には、結婚に至った私の本当の想いを伝えました。
これは実は元夫にも伝えたことがない。。。
その時の気持ちを維持できているなら、3組に1組離婚する時代にはなってませんからね。
言わば私の結婚観について語っている間、静かに耳を傾けている長男。
「俺らまぁ、普通の家庭じゃなかったわけやん。ちゃんとした夫像、父親像を知らない訳で。そんなんで結婚できるかな、とか思うわけよね」
「そんな話だったらおじいちゃんも同じよ?
おじいちゃんは生まれた時からお父さんの記憶ないんだから。」
「うん。。。」
自分の中の父親像とリアルな父親像に戸惑っているのかな。。。
でも、そう言う時がいずれ必ず訪れると思っていました。自分のルーツを知る事、自分の中に両親の一部を感じるようになる事、それが大人に成長して、独立した人生を歩むという事でもあります。
過去に、
確か離婚して間もないころ、長男が中学2年の終わり頃だったと思うのですが、兄弟喧嘩がだんだんとヒートアップしてきて、私の力では止められないくらいに発展してしまい、元夫の影を思わせるような長男の言動にハッとしたと同時に私もとうとうキレまして。
水をバッシャーンとかけました。
「いい加減にしなさい!!なんちゅう言い方してんのよ!」
「しょうがないやろ!俺の中にはアイツの血が入っとんやけん!!」
ドキッとしました。
でも来る時がきたな、と覚悟もしていました。
散々父親から暴言を吐かれてきて、父親から酷い仕打ちを受けて、そんな人の子供である事を受け入れられない…
私だったら自暴自棄になるかもしれない。
でも…
「冗談じゃないわよ!何甘ったれた事言ってんのよ!!
自分の不甲斐なさをDNAのせいにしなさんな!
誰が育ててると思ってんのよ!!!!」
一発かましてやりました
そうです。ここで啖呵きっちゃったんです。
あんたの母親はこの私よ!と仁王立ちしているかの如く。。。
ゆえに、私は母親でもあり父親の背中も見せるべく、強く、強く、生きていく…この時期は単独親権ゆえの本当に強くなきゃいけないと気負いと、それなりの自負もありました。
「この私が育ててるんだから、あんたももっと自分にプライド持ちなさい!」
長男はそれから父親の事を反面教師として位置付け、自分のルーツについてぶつけてくることもなくなり、
先月の父の日に、子供達はどんな風に感じて過ごしたのだろう、とblog内で呟いたら…
まさかこのタイミングでそこにクローズアップしてくるとは…
「まぁ、ね、結婚したいは良いけど、現実問題お金無いとやっていけんよ?貯金無いでしょ?娘を持つ側からすると、"お金無い"ってだけでやめとけって話になるよ?」
「…うん」
「まず貯金やろ。その為には仕事の評価上げなやろ。」
「……それでさ、そこでまたお願いがあって…
今月アパート更新なんやけどさ、更新料1ヶ月分と思ったら2ヶ月分やったんよ。ちょっとだけ貸して欲しいんやけど…」
「でた!!!それが本題か!!」
「違う違う!結婚についてもほんとに相談したかったんよ!それに、、それこそ貯金ってなったら今の仕事より給与いいところも検討しようかなと思うし」
なんやねん。
人生相談って、、結局全部予想通りやったんやないかい。
「早く孫の顔見たいやろ?」
「そんな事ないけど?」
「近くにおったら子育ても安心なんやけどね」
「預かる時はお金取るよ⁈プロですから」
まぁ、中身はどうであれ、LINEのやり取りだけでなく、直接声を聞くのは嬉しいものです。
今日は先輩の誕生日プレゼントを買いに久々に梅田をブラブラしました。
お気に入りのビーガンカフェで一休み。
仕事で嬉しい事があったので、今日はデザートもつけて。
仕事と言えば…先日後輩からチャットが来て、
「今度いつ出社ですか?…人生相談ありまして、、、」
なぬ?またまた人生相談とな。
"人生相談"と言うフレーズ、なぜか続いています。