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ベストシーズン

2024-11-15 06:30:00 | 日記
秋も随分深まり…今日は"行楽の秋"について…
少し前に予告していましたが、

高野山に行ってきました〜!
世界遺産登録20周年!
秋の紅葉シーズン、行くなら今でしょ!と、会社の同僚3人で女子旅です。

一度都合によりリスケとなった今回の旅ですが、11月の紅葉シーズンに行けるとは思っていなかったので、かなりハイテンションな私たち。

朝の7時に家を出て、
南海なんば駅の特急こうや予約車両前で待ち合わせです。


海外の方も多く見受けられて、寒くもなく暑くもなくで本当にベストシーズン。

特急電車ならではの向かい合わせの席に座り、車窓を楽しむ間も無く、3人とも部署が違うので、日頃の仕事の積もり積もったものを一気に吐き出していたらあっという間に終点極楽橋駅に到着。

ここからケーブルカーに乗り換えて…
耳に気圧の変化を感じながら、一気に高度が上がっていくのがわかります。

高野山駅へ着くと、待っていました!とばかりにバス誘導されて…

ここまでなんと素晴らしい連携プレー。
無駄のないタイパの実現です。

見どころは、世界遺産だけに山ほどありますが、まずは一気に奥の院を目指します。


この奥の院は空海こと弘法大師の御廟を祀る聖地となっていて、かの藤原道長や足利義満、豊臣秀吉も参詣し、約2Kmの参道には、徳川家、織田信長、上杉謙信、武田信玄等錚々たるメンバーの供養塔も立ち並び、改めてすごい場所なんだということがわかります。


そして紅葉はまさに見頃。


早めにランチを…と精進料理のお店を目指すも、朝早く出てきて、結構お腹ペコペコ。先に目に入ってきたカフェでランチを取ることに。。。
ここもある意味精進料理にてほぼビーガン食。(写真撮り忘れました…)
乳アレルギー、牛肉アレルギー持ちの私には有難いです。

お寺と紅葉と池…侘び寂びの世界観バッチリ。

お腹も満たされてバスで移動します。
1dayチケット大活躍!
続いて壇上伽藍。弘法大師が高野山で最初に開いた地です。


この門には四天王が安置されているのですが、南の守護「増長天」を見てビックリ!
胸元になんとオニヤンマ!
思わずパチリ。


そして西の守護「広目天」こちらはセミ。

この2体は2015年に新たに安置されたそうで、トンボは「断じて悪を許さない、後ろに引かない」という意味が、また蝉には、「どこまでも届く鳴き声によって悪を退ける」という意味が込められているのだそうです。

オニヤンマ、最近ではキーホルダーやバッジで虫除け効果抜群の人気ですからね。

こちらは基壇の把手を押して一周すれば読経の功徳が得られるという六角経蔵。
はい、勿論一周してきました。


予報通り少し雲が出てきましたが、朱色は鮮やか。根本大塔。


紅葉のグラデーションが美しい…

時間まで紅葉狩りを堪能します。

 
そして高野山真言宗の総本山、金剛峯寺。
こちらの紅葉は同じ種類なのに左右で色が違うという事で…確かに


金剛峯寺の石庭「蟠龍庭」。


そして時間を気にしながら回っていたのは、今回のメインイベント、阿字観体験です。
阿字観とは…真言宗における呼吸法、瞑想法です。


阿字観は、半眼で腹式呼吸をしながら、
「阿…」と吐き出し、次第に無音になります。阿字観を終えた後は、頭もスッキリ!とても良い経験でした。


外に出るとあたりはすっかり暗くなり、気づいたら私たち、早めのランチを食べた後、休憩無しのノンストップで動いていたので、ちょっとコーヒータイムを…と思っても、お店も閉まっていて、、、

ここへきて皆さんが宿坊に泊まって高野山を堪能する意味がやっとわかりました。

時間が足りないのです。
せっかくだからゆっくりじっくり、歴史に想いを馳せながら学びながら周りたい…

この後はナイトツアーもありますよ?
そんなアナウンスもいただきましたが、私たちは日帰りなもので…

これまた一気に下界へ戻り、俗世間の雑踏に揉まれて行き着く先は、、、

やはり体力回復!
ご飯はおかわり自由との事で、ガッツリ2杯いただきました



紅葉のベストシーズンをしっかり満喫出来ました

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