東海電電旧友会

静岡県中部支部

井伊直虎の里を訪ねて

2017年12月12日 | ブロッサム企画2017

 大河ドラマも終盤になった12月4日(月)浜松市北区に位置する直虎の里へ向かった。JR浜松駅で下車し、変わりゆく浜松市を遠鉄バスの窓から眺めながら一時間程で到着。井伊谷宮前で下車し井伊家の菩提寺龍潭寺で歴代のお位牌にお参りして江戸時代初期に小堀遠州により作られた池泉鑑賞式庭園を鑑賞。池の背面の手入れされたサツキ、その間に配置された満天星ツツジと木々の紅葉が美しかった。四季折々の楽しみができる庭園を縁側に座って鑑賞した。

刈り取られた田んぼの真ん中に井伊家発祥の地である、伝説に包まれた井戸があった。何故か中には小銭がたくさん投げられていた。近くの蕎麦店で食事をして気賀駅前に造られたNHK大河ドラマ館へ遠鉄バスに乗って向かった。ドラマで使われた衣装の装束の展示、よく登場した井戸と周辺が再現されていた。半分なりきりの世界に浸ってから、天浜線、遠鉄電車と乗り継いでJR浜松駅に帰ってきた。

 (川口 昇 記)

 


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白藤の滝へミニハイキング

2017年10月30日 | ブロッサム企画2017

 藤枝市の東北部に位置する葉梨地区へ9月25日(月)ミニハイキングをしてきました。葉梨川の土手は赤い絨毯が敷かれたように満開の彼岸花で敷き詰められていました。葉梨川の横にある「白藤の里」で昼食を済ませてから白藤の滝へ向かってハイキングしました。お腹は満たされ、背中は軽くなり、足取り軽く白藤団地の横を歩き彼岸花の咲く山道へ入りました。最初は行者の滝、短くてもスリルある吊り橋やゴロゴロ石のミニ谷川を暫く歩くと観音滝、その先に高さ20mの白藤の滝が緑の木々の合間から見えました。今日は水量が少なく迫力はありませんでした。色付き始めたミカン畑の農道を歩き、焼津の街、駿河湾を眼下にしながら葉梨神社、安楽寺へお参りして山道を降りました。

(鈴木 邦男 記)                             

 

 

 

 

 

 

 

           


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静岡街中ウォーク

2017年07月06日 | ブロッサム企画2017

 6月23日(金)「知っている様で知らない静岡を知りたい」と駿府城公園を中心に散策しました。再建された東御門をくぐり巽櫓へ向かうと、そこで待つボランティアガイドの水上さんはNTT退職後、静岡を訪れる人々に静岡の良さを案内している方でした。他人のことなのに何故か誇りに思いました。巽櫓では駿府城天守閣の少ない資料から再建された天守閣を持つ駿府城と城下町のジオラマがあり、発掘された鯱や食器等も展示されていました。

 静岡特産のお茶が本格的な茶席で飲める紅葉山公園により、坤櫓では江戸時代の建築様式と出逢い、天守台の一部が発掘されている現場を見学しました。昼は昭和25年に建設された旧英和女学院宣教師宅で現在、国指定有形文化財となり、その保存のために榎戸夫妻が開いた予約制レストラン”ミス・カニンハム”でのランチタイムです。お洒落な昭和の時代を感じさせる広々としたリビングで、榎戸夫妻のおもてなしの心があふれる、お食事を楽しみました。午後は、駿府ウエーブ内山さんの案内で朱塗りの浅間神社を見学しました。東照宮とそのかかわり等のお話を聴き、現在の職人が作る静岡伝統工芸のルーツを知りました。    (常野 慶子 記)

 


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蒲原御殿山で花見のはずが・・・

2017年04月22日 | ブロッサム企画2017

 御殿山を彩る満開の桜を夢見て新蒲原駅に下車した私達の目に入ってきたのは、例年になく開花の遅れた御殿山でした。連日の雨も嘘のように天気は快晴なのです。気を取り直して蒲原宿東木戸の先を少し登った所にある光蓮寺境内で咲くクリスマスローズをめざしました。ここでは、所狭しと咲き誇っていました。名前から受けるイメージとは違い地味な俯いて咲く花です。

 東木戸の近くには蒲原城最後の城主である北条新三郎の墓標がありお参りしました。(北条早雲の孫)西木戸を目指し宿場歩きです。178年前の姿を残す木造3階建の文書蔵が残る渡辺家です。災害から書類を守るために「四方具」といわれる耐震工法で作られ、蔵では全国で6番目に古いそうです。宿場の変遷を守り続けた代々の当主の心が嫁がれた奥様の話からにじみ出ていました。

 北斎の蒲原宿の絵とはかけ離れていますが、本陣や商家、旅籠の並ぶ街並みは、タイムスリップを味わう事の出来る街道です。中ほどに御殿山があり桜祭りの開かれた会場で、手作り弁当を広げ、地元の鯵寿司、桜えび寿司を戴きました。花が無くとも団子を食べれば、蒲原城山に向けて25分程の山を登り山頂です。山頂は駿河湾が見渡せる絶景でした。「海が欲しい武田が北条と激しい戦いを行い勝ち取った思い」が伝わってきました。コーヒータイムの五十嵐邸は大正時代の建築でおしゃれな雰囲気が漂う歯科医院をしていたところでした。桜花には見事に裏切られましたが、戦国から江戸、大正に思いをしのぶ事ができました。   (村上 房江 記)

 

 

 


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可睡斎でひな祭り

2017年03月08日 | ブロッサム企画2017

 2月24日(金)暖かな春を感じさせる日、12名の仲間は袋井の名刹「可睡斎」へ向かいました。可睡斎瑞龍閣の広間には32段1200体のお雛様が飾られていました。通路や各部屋には吊るし雛をはじめ内裏雛、木目込み雛、連鶴の折り紙等、色々な形で飾られていました。室内牡丹園では満開の牡丹と竹の中から覗くお雛様の姿は私達を昔話の世界へ導いてくれました。お雛様を観た後、禅の教えに従い、旬の食材を使って作られた精進料理を食べました。体中やさしさで満たされた一日でした。  <村上 房江 記>

      

 <32段1200体のお雛様の前で>

          

 ★クリックすると「写真」が拡大します。

      


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