2月16日(金)春のように麗らかな1日でした。 自分の住まいから最も便利な方法で登頂した私たちは、日本平ロビーに腰を下ろして芝生の先に広がる清水港、駿河湾を囲む連山と寄り添う街々を眺めながらコーヒーを戴きました。連なる山の中に富士山の姿が見えないのが残念でした。 日本平梅園の木に吊るされた川柳を読みながら、満開に咲いた紅白梅の木々を飛び交う小鳥たちと一緒に散策した後、山頂にある土産物店の2階ガラス張りレストランで思い思いの昼食を楽しみました。
「赤い靴を履いた女の子」の像を見ていると遠足の小学生が登って来て、山頂の広場で手作り弁当を食べ始めました。平凡で当たり前の生活は平和の中で築かれる。と平和の大切さを強く感じました。 日本平のなり立ちがみられる谷沿いに掛かるロープウエーに乗り東照宮へ渡りました。 朱塗りの本殿とその奥に祭られている家康公の廟の前では平和と健康をお参りしてきました。お手植えの紅白梅、河津桜の咲く階段を降りると博物館です。家康公と所縁の品、スペイン国王から戴いた日本最古のゼンマイ時計の音を聞き博物館を後に1.156段の石段を下りました。久能山梅園は開花が過ぎていましたが石段の脇に咲く椿が見ごろでした。いちご農家手作りのジャムをお土産に帰路につきました。 (山田 栄 記)
★小さい画像(3枚)は、ダブルクリックすると拡大しますヨ。