9月18日、JR興津駅より但沼車庫行のバスに15分程乗り栗原で下車、小島藩3代目藩主の庇護を受け小島藩と所縁の深い龍津寺のお宝を見せて頂き、住職から「生きることと死ぬこと」の意味についてお話を聞きました。地元のボランティアガイドの案内で寺の裏側を少し登ると、国の史跡に指定された1万石譜代大名で明治元年まで続いた小島陣屋跡につきました。規模は小さいけれど城を作る立派な石垣が健在で彼岸花が咲き当時を忍ばせてくれました。 書院は学校や公民館として使われ今では近くに移築されていますが、行く行くは城に移したい。とのことでした。早く元の姿にと願いつつ小島をあとにしました。 (植田雅章 記)