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時の関守

たましいの力(13)

地球における、火、水、風が循環する仕組みについて。
とてもまれな、奇跡的な偶然が重なった結果と考えることもできます。
また、その反対に、偶然なんかないんだ。
あたりまえではない、神のはからいなんだと、考えることも可能でしょう。

私は、この世におけるこの循環のしくみは、偶然などではなく、人間の体内でおきている循環のしくみと同様、神のお心、たましいの力なのだと思っております。

この世にある必然、法則というものが、なぜ、神のお心なんだと皆さんは、当然、疑問に思うかもしれません。
でも、よくよく考えてみてください。
そう考える前に、私たちがあたりまえと思っている法則は、なぜ、そうなって(法則として成り立って)いるのでしょうか?

例えば、原子と原子がつながったとすると、なぜ、それらはつながるのでしょうか?
実は科学では、この条件では、つながりますよ。その条件が変わればつながりませんよ、といっているだけで、なぜつながるのか、なぜそうなったのか、(ある意味では)わかってないのです。

人間がこの世界において、あるとき、(例えば、万有引力の)法則を発見します。
なぜ、それが起こるのかわかりません。
しかし、あらゆる場面でその法則が働くことがわかって、その法則に万有引力(ばんゆういんりょく)という名前をつけました。
名前をつけても、以前として、なぜ、そうなるかはわかっていません。

もし、私の言うことに、それなりの真実があるならば、法則とは、神のお心そのものであると言っても、全くの虚言(うそ)と言いきることはできないと思います。
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