〈ベーシックス〉
今回、傾聴セミナーに参加できたことが、自分にとってとても有難い出来事となりました。
傾聴セミナーを知ったのは学会に参加した時に教えていただけたからでした。学会では保護者役となって相談をする場面があり、アドバイスをされることがこんなにも気持ちがザワザワするのか、と驚きの体験でした。そしてアドバイスをされるとザワザワすると知ったにも関わらず、話を聞く側(助言する側)になると、今度は聞くだけでは不安になり、何かアドバイスをしなくては…と不安になる自分に気づきました。その体験をしたうえで「傾聴セミナー」について案内を受け、「傾聴とはなんだろう」「話を聞くことにもっと自信を持ちたい」と思い今回は参加しました。
自己紹介をした時に、色に例えたり、物に例えたり、と慣れないことで、うまくできるかな、ちゃんと話せるかな、と不安になりましたが、自分に正直にあるがままで受けようと心構えをしてから挑みました。
自分のことを色や物に例えてもらう経験は初めてで、心や身体がすごく温かくなる経験をしました。普段自分のことをあまり肯定的に捉えられないところがあるので、相手から肯定された(もしくはあるがままに受け止めてもらえた)ことがうれしかったのかな、と感じました。
話を聴いてもらう時は、普段少しモヤモヤしつつも、まぁいいか、と隅においておいた事を話しました。話しながら、「あぁ、やっぱり私はそういう風に考えていたんだな」「自分の気持ちを知って前向きにやっていけそうだな」と感じていきました。
話を聴く側では、たくさん話をしてもらう中で、自分の中で整理する(考える)ことでいっぱいいっぱいになり、問いかける時間が少なくなってしまいました。相手の話しに問いかけることで、相手が「どう感じているかな?」と考えてもらうことが大切なのかな、と感じました。
「自分軸」の話も、「自分軸で話しを聴く・話をすることはよいことなのか、悪いことなのか」という思いが最初出てきましたが、セミナーが終わる時には、「自分軸で考える時もあるけれど、相手の話を聴く時には、自分軸ではなく相手の立場にとことんなって聴く方が、相手の悩みに寄り添える」という結論にいたりました。
普段私は、出来事に対して、良い-悪い、出来た-出来なかった、正しい-正しくないといった判断を多くしているように思いました。傾聴セミナーで話しを聴いてもらうことで、良い-悪いといった価値判断ではなく、自分はどう感じていてどうしたいのか、に向き合えるよい機会になりました。普段相談に来られる保護者の方々にも同じような気持ちになってもらえるようになるといいな、と思いました。
話を聴く環境や時間に最適なものがあるのでしょうか?限られた時間であったり、子どもが傍で遊んでいるなかで聴くことも多く、じっくり話を聴く時には改まった場面が必要なのか、なにげない話の中でも取組むことができるのか、ということが疑問としてあがりました。
セミナーを受けた後からは、少しだけですが、「あぁ、何を言ってあげたらいいかな」ではなく、「お母さんはなんでこの話をしてるのかな?」「話している内容を想像するとどんな感じかな?」と考えながら話を聴くようになりました。表面的な取り組みになってしまわないようにまた少し経ってからセミナーを受けなおしたいと思っています。
1日という長い時間を使って、色々なことを教えて下さりありがとうございました。とっても良い疲れとともに前向きな気持ちになりました。ありがとうございました。
今回、傾聴セミナーに参加できたことが、自分にとってとても有難い出来事となりました。
傾聴セミナーを知ったのは学会に参加した時に教えていただけたからでした。学会では保護者役となって相談をする場面があり、アドバイスをされることがこんなにも気持ちがザワザワするのか、と驚きの体験でした。そしてアドバイスをされるとザワザワすると知ったにも関わらず、話を聞く側(助言する側)になると、今度は聞くだけでは不安になり、何かアドバイスをしなくては…と不安になる自分に気づきました。その体験をしたうえで「傾聴セミナー」について案内を受け、「傾聴とはなんだろう」「話を聞くことにもっと自信を持ちたい」と思い今回は参加しました。
自己紹介をした時に、色に例えたり、物に例えたり、と慣れないことで、うまくできるかな、ちゃんと話せるかな、と不安になりましたが、自分に正直にあるがままで受けようと心構えをしてから挑みました。
自分のことを色や物に例えてもらう経験は初めてで、心や身体がすごく温かくなる経験をしました。普段自分のことをあまり肯定的に捉えられないところがあるので、相手から肯定された(もしくはあるがままに受け止めてもらえた)ことがうれしかったのかな、と感じました。
話を聴いてもらう時は、普段少しモヤモヤしつつも、まぁいいか、と隅においておいた事を話しました。話しながら、「あぁ、やっぱり私はそういう風に考えていたんだな」「自分の気持ちを知って前向きにやっていけそうだな」と感じていきました。
話を聴く側では、たくさん話をしてもらう中で、自分の中で整理する(考える)ことでいっぱいいっぱいになり、問いかける時間が少なくなってしまいました。相手の話しに問いかけることで、相手が「どう感じているかな?」と考えてもらうことが大切なのかな、と感じました。
「自分軸」の話も、「自分軸で話しを聴く・話をすることはよいことなのか、悪いことなのか」という思いが最初出てきましたが、セミナーが終わる時には、「自分軸で考える時もあるけれど、相手の話を聴く時には、自分軸ではなく相手の立場にとことんなって聴く方が、相手の悩みに寄り添える」という結論にいたりました。
普段私は、出来事に対して、良い-悪い、出来た-出来なかった、正しい-正しくないといった判断を多くしているように思いました。傾聴セミナーで話しを聴いてもらうことで、良い-悪いといった価値判断ではなく、自分はどう感じていてどうしたいのか、に向き合えるよい機会になりました。普段相談に来られる保護者の方々にも同じような気持ちになってもらえるようになるといいな、と思いました。
話を聴く環境や時間に最適なものがあるのでしょうか?限られた時間であったり、子どもが傍で遊んでいるなかで聴くことも多く、じっくり話を聴く時には改まった場面が必要なのか、なにげない話の中でも取組むことができるのか、ということが疑問としてあがりました。
セミナーを受けた後からは、少しだけですが、「あぁ、何を言ってあげたらいいかな」ではなく、「お母さんはなんでこの話をしてるのかな?」「話している内容を想像するとどんな感じかな?」と考えながら話を聴くようになりました。表面的な取り組みになってしまわないようにまた少し経ってからセミナーを受けなおしたいと思っています。
1日という長い時間を使って、色々なことを教えて下さりありがとうございました。とっても良い疲れとともに前向きな気持ちになりました。ありがとうございました。