孤独の東京ぶらりひとり旅

いつも一人で都内へぶらり旅などをした時の記録です。
(孤独のグルメ・モヤさま好き)

「孤独のグルメ」ロケ地で食事(シーズン1・3話・池袋「中国家庭料理 楊2号店」)

2015-09-16 11:11:03 | 孤独のグルメ
先日の「天ぷら 中山」の黒天丼に続き、ドラマに出た気になったメニューを食べに行った時の話を。

 「孤独のグルメ」ロケ地で食事(シーズン2・2話・人形町「天ぷら 中山」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/archives/795249.html

※この秋から始まるドラマのシーズン5も待ち遠しいところ。

 ドラマ24「孤独のグルメ Season5」:テレビ東京
 http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume5/

今回行ったのは、シーズン1・3話・池袋の回に出た「中国家庭料理 楊 2号店」。

場所はJR池袋駅西口から歩いて5分ほど。
東京芸術劇場の近くの横道「グルメ通り」に入り…
295a3500.jpg


さらに細い路地裏に入って一番奥の隅にある。
defedc4d.jpg


平日の開店直後、11時半過ぎでも席が半分くらい埋まっている人気店だった。
198ef995.jpg


1人客は原則カウンター席に案内される。
これがちょっと狭めで、隣の人のイスとイスの隙間がほとんどないほどのきつさ。
(ドラマでテーブルに座って食べていたのをイメージしてると余計狭苦しい感じ)

この日注文したのは、ドラマ中で五郎さんが食べた「汁なし担々麺(880円)」。

ドラマ中のように注文時に店員さんが「辛いよ?(↑)」と警告することはなかったが、メニューには「辛さ控えめにもできます」と辛さをアピールするような一文があった。
(自分は辛い物は好きだが得意というほどではないので、今回は「控えめ」を選択)

先客のオーダーをこなしてからだったためか、注文から10分ほど待つと完成。
(ランチタイムは麺の他、サラダ・スープ・デザート(杏仁豆腐)がつく。隣席に気を使ったらアングルが変になった)
P2220055.jpg

白い麺に坦々ソースがかかっていて、自分でかき混ぜて食べる形式。
(カウンター席のテーブルの滑りがよく、油断してると皿が動くので注意)

肝心の味はというと、ドラマ中で五郎さんが参っていた通りのかなりの辛さ。
正直食べ切れるか不安になったほどで、ここまで辛いのは「蒙古タンメン中本」を初めて食べた時以来かも。

ピリ辛感というよりは食べ進むごとにジワジワと舌や胃袋に響いてくるような独特の辛さで、サービスのスープ・サラダで口を休めながらでないとなかなか食べ進められなかった。
(辛い物大好きというほどではない自分の個人的感想。あれこれ食べ慣れている五郎さんでさえ参るくらいだから、いわんや素人の自分では…ということか)

12時過ぎに食べ終わって店を出る頃には、ほぼ満席になるほどの人気店だった。
(近くに通う学生さんや会社員風の人が多め)

ということで、人を選ぶ感じの辛い一品。
ナッツが多めに入ってるソースの香ばしさは新鮮な味わいだったが、辛さに慣れてないと消し飛んでしまう感。

ドラマのシーズン5を前に聖地巡りを済ませたいなら、早めに行くのがオススメだろう。
(ただ、辛い物好きでなければ無理には勧められないほどの辛さということを付け加えておく)





「孤独のグルメ 巡礼ガイド」を読む/佐竹商店街(都営大江戸線・新御徒町駅)

2015-05-16 14:37:49 | 孤独のグルメ

●佐竹商店街


「孤独のグルメ」Season4(ゴローさんがお土産にするつもりのカツサンドを平らげてしまう回)に出てきた商店街。
都営地下鉄・新御徒町駅のすぐそばで、休日の昼間はドラマに出た時のように、人がほどほどでのどかな雰囲気。

また、「龍角散は佐竹家の家伝薬」などのトリビアが書かれた垂れ看板も一杯下がっていて、全部見ようとついつい商店街の終わりまで歩いてしまう魅力もある。

なお、看板の下にある「中屋洋菓子店」は「ゲームセンターCX」に出ていたり(お店の横の喫茶店でカステラを食べながらインベーダーゲームをやった回)と、他の番組にもよく出る名物の多い商店街らしい。

====================
週刊SPA!・著。
テレビドラマ「孤独のグルメ」のシーズン1~3に出た飲食店の情報をまとめた一冊。

ドラマ中で食べたメニューや料理写真はもちろん、各話のあらすじや食べてる最中の五郎の名言、食事シーンの写真を多数交えて紹介していて、読むだけでドラマの世界にどっぷり浸れる。

さらに、原作者の久住氏・五郎役の松重氏のインタビュー、「孤独のグルメ」の原作マンガのモデルになった店(赤羽の「まるます家」など一部)の情報も入っていて、より深く「孤独のグルメ」を楽しみたいファンにもオススメできるだろう。

※東長崎駅近くの「せきざわ食堂」が閉店していたことも書かれていて、ちょっと残念。
 巡礼もお早めにということだろうか。
※新浦安の静岡おでん屋は閉店して別店舗でメニューを引き続き提供中(浦安駅近くの「NEO」)らしい。
 (本に記載はなかった)

 食べログ 浦安駅・NEO(但し、掲載保留扱い)
 http://tabelog.com/chiba/A1202/A120203/12019175/

 

※関連記事: 「孤独のグルメ 巡礼ガイド2」を読む
 https://blog.goo.ne.jp/tokyo-burari/e/e59412674034b60771a12d48235e2101

 関連記事:「 #孤独のグルメ 」のモデル店(信濃町駅「ティア・スサナ」)で食事
 https://blog.goo.ne.jp/tokyo-burari/e/d916fd5a86e1eecd3393dfd14bc8a915

 


「孤独のグルメ」ロケ地で食事(シーズン2・2話・人形町「天ぷら 中山」)

2015-01-29 11:13:14 | 孤独のグルメ
先日のトンカツ屋「どん平」に続き、気になったメニューを食べに行ってみた。

 「孤独のグルメ」ロケ地で食事(シーズン3・10話・宮ノ前駅のトンカツ屋「どん平」)
 http://tokyo-burari.blog.jp/blog-entry-301.html

今年中に出版される見通しらしい単行本の2巻も待ち遠しいところ。

 <孤独のグルメ>年内に18年ぶりの第2巻出版
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150126-00000000-maiall-cul

今回行ったのは、シーズン2・2話・人形町の回に出た「天ぷら 中山」。
(最寄り駅は東京メトロ・人形町駅)

都心の中心部ということで、他にドラマに出た店(新橋の中華屋、木場のインドカレー屋など)も近いので、東京メトロの一日乗車券(710円)を使って行くのもいいだろう。
(もうじき値下げするらしいので楽しみ)

ある平日の東京メトロ・人形町駅近く。
P1380065.jpg

この時は「人形市」を開催中で、人形町通り沿いに手作りの人形などを並べた出店が所狭しと並び、賑わっていた。
(年配の女性が多め)

甘酒横丁へと交差点の角を曲がり…
864e0d94.jpg


裏通りに入ったところに「天ぷら 中山」がある。
(平日でも開店5分前で5,6人の列。ドラマ放映から2年近く経っても人気継続中の模様)
ae2a73a1.jpg


お店の外にあったシンプルなメニュー。
行列で待っている最中に決めれるようにとの配慮がありがたい。
f94f4c81.jpg


開店すると列の前の人から順にカウンター席へ座る。
座りきれなかった人は奥の座敷席へ行き相席となる模様。
(カウンター席は7,8人分。自分の後に来た人でも、座敷席で相席覚悟なら12時前でも並ばず座れていた模様)

注文は入店順ということで、カウンター席の先頭から順々に聞く形式。
(ラーメン次郎の注文のとり方を思い出すが、別に殺伐とした雰囲気ではないのでご安心を)
迷わないよう、入店前に外のメニューで決めておいた方がいいだろう。

この日注文したのは、ドラマ中で五郎が食べた黒い「天丼」。
1から作っているらしく、注文を4人分ずつ捌くのがやっとのようで、7番目くらいだった自分の分は第2ターン位で出てきた。
(待ち時間は10分ほど)
8b607c01.jpg


ドラマで見たインパクトを思い出す黒い衣に包まれたエビとアナゴ、その下にナスなどが溢れんばかりに乗った一品。
揚げたての熱さと甘辛い醤油だれのうまさで、箸が止まらないところに人気を実感。
(箸休めのおしんこもありがたい)

なお、昼の忙しい時間でも、五郎が頼んでいたように単品で天ぷらを追加できる。
(そばの席の人が頼んでいた。自分は天丼のボリュームだけで腹一杯だったのでパス)

カウンター席で食べる人のペースは早めで、15分前後で食べ終わって店を出る人が多かった。
(長居しないのはお昼時ということでの気づかいだろうか)

味もボリュームも満足の一品。
ビジネス街に近く12時を過ぎると行列が長くなる恐れがあるので、早めに行くのがオススメだろう。


「散歩もの」を読んでみた/吉祥寺商店街

2014-11-18 11:29:13 | 孤独のグルメ
●吉祥寺・仲見世商店街(ハモニカ横丁)入口
e7138e0e.jpg


2年前、別件で吉祥寺に行った時に撮影。
何気なく街並みを撮った写真の中にたまたま入口が写っていた。
(むしろ写真左端の「ジョジョ展」の方に目がいってた)

=================

「孤独のグルメ」(マンガ版)でおなじみ久住昌之・谷口ジロー先生の作品。

本柵の主人公・上野原譲二は「孤独のグルメ」の井之頭五郎と違い、団地住まいで管理職で妻帯者。
だが、雰囲気はどことなく似ている。

タイトルの通り、主人公は休日や仕事ついでの時間に品川の北品川商店街、井の頭公園、吉祥寺のハモニカ横丁など、普通のご近所を歩いたり食事したり買い物したり、といった内容。
(ハモニカ横丁は「孤独のグルメ」シーズン1でも出ていた。西東京が多めなのが先生らしい)

主人公は五郎と同年代っぽく、性格は温厚なのか怒ったりアームロックをかけたりするシーンはない。
また、全体的に子供時代や青春時代など、昔を思い起こすエピソードが多い。
(主人公が年をとってる影響なのかもしれない。その割には、郷愁のままに他人の家の庭先の井戸をいきなり動かして怒られたりもするが)

背景の書き込みが丁寧で、地名も出ているので聖地巡りもしやすそう。
また、久住先生の他の作品でよく見る「あっさりシンプルしょうゆラーメン」などのネタもあるのがちょっとウケた。
(ドラマ「孤独のグルメ」のシーズン1、永福の釣堀の回で似た話が出ていた)

「孤独のグルメ」ほどじゃないが散策に欠かせない食べるシーン、買い物シーンがちらほらあるのもいい。

※なお、「週刊SPA!」で復刻連載するとのこと。

 メシを食わない『孤独のグルメ』!? 異色のマンガ『散歩もの』が復刻連載
 http://nikkan-spa.jp/716842


「ふらっと朝湯酒」を読んでみた

2014-10-20 12:07:03 | 孤独のグルメ
先日の「ちゃっかり温泉」と同じく久住昌之・著(先日シーズン4が終わったドラマ「孤独のグルメ」でおなじみ)。

 「ちゃっかり温泉」を読んでみた
 http://18kipper.blog.fc2.com/blog-entry-308.html

御徒町、荻窪、成城など、主に東京都内にある銭湯に行った体験レポートと、温泉ついでに近くの店で飲食したエピソードを独特の鋭い観察眼で語るエッセイ。
(やはり料理の話は欠かせないほか、作者の昔話など脱線も多い)

1話の長さは20ページ位とまあまあ読みやすい長さで、先生独特の優しいタッチで描かれたイラストを交えた銭湯の施設説明、入浴客(温泉なので裸の絵)、料理がこと細かく記録されている。
また、前置きで他の宿に泊まった話を綴っている回もあり、珍しい宿が好きな自分にとっては興味深かった。

似た著書に「昼のセント酒」というのがあるが、今作は「(朝)湯上り後に朝ビール、この余裕と贅沢で一日スッキリ」というのがテーマで、早朝から営業している銭湯やサウナ施設が取り上げられているのが特徴。
(一昔前の「朝活」ブームに乗った連載だったのかもしれない。実際作中でも、仕事前に一風呂浴びてるサラリーマンが多数いることが描かれている)

また例によって、「孤独のグルメ」の原作のモデルになった赤羽の「まるます家」(以下写真)で「ジャン酎モヒート」などを飲み食いした話なども入っていて、他の著書も読んでいればより楽しめそうな一冊となっている。
bb7921f3.jpg


あくまでメインは料理でなく銭湯なので、「孤独のグルメ」以外の著書も読んでる「久住節」(モノローグや細かいツッコミが多い? だが、それがいい)に慣れている方向けと思われる。