昨日歯医者で無料の検診を受けた。会社の福利厚生プランを利用して。やはり寝ている間に歯軋りをしているようで、冷たい物・暑い物を食べると痛みが走る左奥上下に限らず、全体的に歯が磨り減っているという。僕は寝る時にうつ伏せの姿勢を取るのが好きなのだが、それも良くないだろうと歯科衛生士は言う。顔面を枕に突っ伏すにせよ横に向けるにせよ、顎が不自然に押し付けられるので、その際かなりの力がかかって負担になるだろう、と。何しろ頭というのは大変重たいものなので。まして、下向きでヨダレを垂らすまいと、意識的に力を込めて口を噤むこともあったように思う。
寝る時に「仰向け」を意識する。落ち着かない。まさか天井やライトが落ちてくるとまでは心配しないが(地震のことを考えればそれだって取り越し苦労ではないが)、自分の真上に漠とした視界が広がっていることに寄る辺なさを感じてしまう。仰向けが飽きれば横を向く。無意識でいると、そのままさらに90°回ってうつ伏せになってしまいそうだ。事実、何度かうつ伏せになってしまったが、やはり心地よい。大地…というか敷布団に「身を投げ出し、抱かれている」安心感。枕の下に両腕を差し込めば、ますます一体感が高まる。いかんいかん、と体勢を直す。
うつ伏せ寝のように、人生の経過とともに無意識で身につけてしまった悪いクセというのはいろいろありそうで、その蓄積の結果として体に「ガタ」が来る。これもまさに「継続は力なり」なんだろうな。負の「力」ではあるけれど。
寝る時に「仰向け」を意識する。落ち着かない。まさか天井やライトが落ちてくるとまでは心配しないが(地震のことを考えればそれだって取り越し苦労ではないが)、自分の真上に漠とした視界が広がっていることに寄る辺なさを感じてしまう。仰向けが飽きれば横を向く。無意識でいると、そのままさらに90°回ってうつ伏せになってしまいそうだ。事実、何度かうつ伏せになってしまったが、やはり心地よい。大地…というか敷布団に「身を投げ出し、抱かれている」安心感。枕の下に両腕を差し込めば、ますます一体感が高まる。いかんいかん、と体勢を直す。
うつ伏せ寝のように、人生の経過とともに無意識で身につけてしまった悪いクセというのはいろいろありそうで、その蓄積の結果として体に「ガタ」が来る。これもまさに「継続は力なり」なんだろうな。負の「力」ではあるけれど。