【羽田空港11:00―(ANA61便)→12:35新千歳空港13:10―(ANA4929便)→14:00利尻空港】
利尻空港に降り立つ。雨が降った直後のようで、滑走路は濡れている。宿の迎えのバンに乗ると、天気雨が降り出し、海の上に虹が出た。
宿の部屋に荷物を置き、自転車を借りて町へ漕ぎ出す。自転車にはカギはつけていない、とのことだった。
14:46 鴛泊港の岸壁。町の中心は港だろうと当たりをつけてまずやってきたが、漁師や工事の作業員以外ひと気もなく、閑散としている。「おしどまり」はなかなか読めず、また、覚えられずにいたが、旅を続けていくうちに頭に入った。カモメが鳴きながら舞う。厚い雲が正面の利尻山を覆っている。冷たいとも涼しいとも、かと言って生温かいとも言い難い風が吹いている。時折雨も混じる。
岸壁から振り返ると、この港のシンボル、ペシ岬が聳える。標高93m。雨で濡らさないように自転車を近くのトンネルの中に置き、遊歩道を登り始める。
15:03 岬の頂上から港全体を見下ろす。
岬の突端。灯台がある。
北へ続く海岸と礼文島を望む。
利尻島は東西に2つの町がある。東側・鴛泊港側の利尻富士町と、西側・沓形港側の利尻町だ。島の北側には、両町をつなぐ全長25kmのサイクリングロードがある。そこを走る。利尻山のなだらかな裾野を行く。ススキがなびく秋の風情だが、吹く風の強さと曇り空の薄暗さで、漂う淋しさは真冬を思わせる。
海沿いを行く。向こうは礼文島。
車の通行は少ない。道の端に、除雪の目印にする矢印標識がぽつんぽつんと立ち並ぶ。寂寥感。
16:19 沓形の港や町まで行ってみたかったが、風が強く、利尻山登山を明日に控えて体力を消耗させるのもどうかと思い、途中で引き返す。陽が照ると暖かさにほっとする、そんな陽気だ。夏だったら気持ちよく汗がかけただろうか。町に唯一見つけた商店らしい商店「セイコーマート」(北海道でシェアナンバー1のコンビニだ)で明日の登山用のペットボトルのお茶を買って、合計13kmほど走り、17時過ぎに宿へ戻る。
利尻空港に降り立つ。雨が降った直後のようで、滑走路は濡れている。宿の迎えのバンに乗ると、天気雨が降り出し、海の上に虹が出た。
宿の部屋に荷物を置き、自転車を借りて町へ漕ぎ出す。自転車にはカギはつけていない、とのことだった。
14:46 鴛泊港の岸壁。町の中心は港だろうと当たりをつけてまずやってきたが、漁師や工事の作業員以外ひと気もなく、閑散としている。「おしどまり」はなかなか読めず、また、覚えられずにいたが、旅を続けていくうちに頭に入った。カモメが鳴きながら舞う。厚い雲が正面の利尻山を覆っている。冷たいとも涼しいとも、かと言って生温かいとも言い難い風が吹いている。時折雨も混じる。
岸壁から振り返ると、この港のシンボル、ペシ岬が聳える。標高93m。雨で濡らさないように自転車を近くのトンネルの中に置き、遊歩道を登り始める。
15:03 岬の頂上から港全体を見下ろす。
岬の突端。灯台がある。
北へ続く海岸と礼文島を望む。
利尻島は東西に2つの町がある。東側・鴛泊港側の利尻富士町と、西側・沓形港側の利尻町だ。島の北側には、両町をつなぐ全長25kmのサイクリングロードがある。そこを走る。利尻山のなだらかな裾野を行く。ススキがなびく秋の風情だが、吹く風の強さと曇り空の薄暗さで、漂う淋しさは真冬を思わせる。
海沿いを行く。向こうは礼文島。
車の通行は少ない。道の端に、除雪の目印にする矢印標識がぽつんぽつんと立ち並ぶ。寂寥感。
16:19 沓形の港や町まで行ってみたかったが、風が強く、利尻山登山を明日に控えて体力を消耗させるのもどうかと思い、途中で引き返す。陽が照ると暖かさにほっとする、そんな陽気だ。夏だったら気持ちよく汗がかけただろうか。町に唯一見つけた商店らしい商店「セイコーマート」(北海道でシェアナンバー1のコンビニだ)で明日の登山用のペットボトルのお茶を買って、合計13kmほど走り、17時過ぎに宿へ戻る。