自民党が7日、発表した改憲要綱で、憲法改正の発議要件は国会議員の「3分の2」から「過半数」へと緩和することを盛り込んだ。
これについては、【将来は他党に遠慮せず改正したいという狙いが見え見えだ。国の根本規範は、時の与党のご都合主義で変更可能になる危険性をはらんでいる。】毎日http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20050709ddm005070021000c.html
【8日の読売新聞に次のような桝添要一・起草委事務局次長の言葉が紹介されていた。この自民党にしてこの議員ありだ。
「最大の目玉は、9条を改正し軍隊を持つことを打ち出したことだ・・・(集団的自衛権の行使は明示されていないが)自衛権は個別的と集団的とに分けられない。憲法レベルで書くかどうかを議論するレベルではない。個別的か集団的かという不毛な議論は自民党ではもうしない・・・(国会での改正発議要件の3分の2以上の賛成を得るために)民主党も公明党も支持してくれる内容を考えた場合、自民党の色が薄まるのは仕方がない・・・(こんどの案では)国会の改正発議要件を緩和するよう96条の改正も打ちだした。9条と96条の改正が実現すれば、風穴を開けることが出来る・・・」
語るに落ちるとはこのことだ。】http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSColumnT&Init=CALL&SYSKEY=0100
という見方が正しいだろう。
憲法が、三権に対して、権利を与えるとともに、その範囲を確定し、権力によっても侵害されないない人権を定めているものである以上、過半数で決してよいということにはならない。
49%の意見を無視して人権を侵害する方向での改正を可能とする改憲には反対だ。
ちなみに小選挙区制にも疑問がある。①選択肢が2つしかなくなる、②49%の意思が無視される…これって国民の意思を政治に反映するシステムとしては根本的な欠陥があるのでは?
これについては、【将来は他党に遠慮せず改正したいという狙いが見え見えだ。国の根本規範は、時の与党のご都合主義で変更可能になる危険性をはらんでいる。】毎日http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20050709ddm005070021000c.html
【8日の読売新聞に次のような桝添要一・起草委事務局次長の言葉が紹介されていた。この自民党にしてこの議員ありだ。
「最大の目玉は、9条を改正し軍隊を持つことを打ち出したことだ・・・(集団的自衛権の行使は明示されていないが)自衛権は個別的と集団的とに分けられない。憲法レベルで書くかどうかを議論するレベルではない。個別的か集団的かという不毛な議論は自民党ではもうしない・・・(国会での改正発議要件の3分の2以上の賛成を得るために)民主党も公明党も支持してくれる内容を考えた場合、自民党の色が薄まるのは仕方がない・・・(こんどの案では)国会の改正発議要件を緩和するよう96条の改正も打ちだした。9条と96条の改正が実現すれば、風穴を開けることが出来る・・・」
語るに落ちるとはこのことだ。】http://amaki.cc/bn/Fx.exe?Parm=ns0040!NSColumnT&Init=CALL&SYSKEY=0100
という見方が正しいだろう。
憲法が、三権に対して、権利を与えるとともに、その範囲を確定し、権力によっても侵害されないない人権を定めているものである以上、過半数で決してよいということにはならない。
49%の意見を無視して人権を侵害する方向での改正を可能とする改憲には反対だ。
ちなみに小選挙区制にも疑問がある。①選択肢が2つしかなくなる、②49%の意思が無視される…これって国民の意思を政治に反映するシステムとしては根本的な欠陥があるのでは?