NHKの「従軍慰安婦」の番組改編問題をめぐって、NHKなどに損害賠償を求めて東京地方裁判所に訴訟を起こしているバウネットと弁護団は、本日、NHKが控訴審での準備書面をホームページ(HP)に掲載したのは一方的で不当として、削除などを求める抗議文をNHKに提出しました。
共同通信http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050726/20050726a4760.htmlによると、
【抗議文によると、NHKは東京高裁で係属中の番組改編をめぐる訴訟で、番組放送前後の詳細な経過をまとめた準備書面「編集過程を含む事実関係の詳細」の一部をHPに掲載。同書面では、番組に関する政治家とNHK側のやりとりが再現されている。】
【西野瑠美子・同ネットワーク共同代表は「これから裁判で審理される書面を掲載するのは、既成事実化するもので問題がある」と指摘した。】
ということである。
しかし、個人的には、最大のポイントは、NHKという報道機関が当事者として自己の主張を掲載する場合、それがほかのニュースと同じように事実であると受け止められないように注意しないといかん…ということだと思う。この点、普通の会社が自分の主張をHPに掲載するのとは全く意味が異なる。
それなのに、NHKはまるで事実であるかのように掲載したという点で、メディアに求められる倫理に違反しているというほかない。
共同通信http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20050726/20050726a4760.htmlによると、
【抗議文によると、NHKは東京高裁で係属中の番組改編をめぐる訴訟で、番組放送前後の詳細な経過をまとめた準備書面「編集過程を含む事実関係の詳細」の一部をHPに掲載。同書面では、番組に関する政治家とNHK側のやりとりが再現されている。】
【西野瑠美子・同ネットワーク共同代表は「これから裁判で審理される書面を掲載するのは、既成事実化するもので問題がある」と指摘した。】
ということである。
しかし、個人的には、最大のポイントは、NHKという報道機関が当事者として自己の主張を掲載する場合、それがほかのニュースと同じように事実であると受け止められないように注意しないといかん…ということだと思う。この点、普通の会社が自分の主張をHPに掲載するのとは全く意味が異なる。
それなのに、NHKはまるで事実であるかのように掲載したという点で、メディアに求められる倫理に違反しているというほかない。