情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

靖国Q4.国立追悼施設を作っても、靖国神社にとって代わることはできない

2007-01-19 22:22:42 | 靖国問題Q&A
Q.国立追悼施設を作っても、靖国神社にとって代わることはできない。



A.靖国神社はすべての戦争被害者の追悼施設たりえない性質のものです。

    「兵隊さん達は、『靖国神社の庭で会おう』と言って死んで行った。だからどんな追悼施設を作っても靖国神社は残り、これにとって代わることはできない」というようなことが、まことしやかに言われます。
    でも本当でしょうか。本当に「靖国神社の庭で会おう」と言って死んで行ったのでしょうか。
    「靖国神社の庭で会おう」というのは、本人にとってはもちろんのこと遺族にとっても大変悲しい死という事実を、靖国神社で「祀神」として顕彰し、そこに「現人神」である天皇が参拝するという行為を介して、喜びに変えるための壮大なデマゴーグであったと思います。再び「靖国神社の庭で会おう」なんて云い合う社会を招来させてよいのでしょうか。

    「明日は自由主義者が一人この世から去って行きます」と書き残し、1945年5月11日、陸軍特別攻撃隊員として沖縄嘉手納湾の米機動部隊に突入戦死した慶応大学出身の学徒兵上原良司は、その「所感」と題する文の中で、
    「人間の本性たる自由を滅ぼす事は絶対にできなく、たとえそれが抑えられているごとく見えても、底においては常に闘いつつ最後には必ず勝つという事は、彼のイタリアのクローチェも言っているごとく真理であると思います。権力主義、全体主義の国家は一時的に隆盛であろうとも、必ずや最後には破れる事は明白な事実です。我々はその真理を、今次世界大戦の枢軸国家において見る事が出来ると思います。ファシズムのイタリヤは如何、ナチズムのドイツもまた、既に敗れ、今や権力主義国家は、土台石の壊れた建築物のごとく、次から次へと滅亡しつつあります」(『きけわだつみのこえ』岩波文庫
   と、日本の現状を批判するとともに、自分にとっての死は、先に亡くなって、今は天国にいる愛する恋人に会いに行く途中でしかないと述べています。自由主義者として、「靖国で会おう」がデマゴギーであることを見抜いていたのです。

   靖国神社が日本の近・現代史における戦争をすべて聖戦であったとする特異な歴史認識を有していることは前述したとおりです。ところで、諸外国では外国から来た首脳らがその国にある過去の戦争犠牲者を追悼する施設に献花・追悼する習わしがあります。
    2000年、沖縄サミットの際、来沖したクリントン米大統領は、1995年沖縄本島南部戦跡地に建立された平和の礎──無宗教であるだけでなく、日・米・韓・台湾など国籍を問わず、また軍人・民間人であるかをとわず、沖縄戦で亡くなったすべての人々の名前を刻んでその死を悼んでいる──に献花をしました。日本本土にもこれまで多くの外国の指導者が訪れています。しかし、靖国神社を参拝した首脳はほとんどいません。
   ブッシュ米大統領、ブレア英首相がいかに小泉首相の「盟友」であろうとも、前述したように、日本の近・現代における戦争をすべて聖戦であるとする特異な歴史認識を有し、かつ先の大戦におけるA級戦犯をも祀っている靖国神社に参拝できるはずがありません。

   このように、靖国神社の性格を正確に理解するならば、「国立追悼施設を作っても靖国神社に取って代わることはできない」などと云えないはずです。大体、日本の軍国主義の解体という戦後改革の中で、靖国神社が解体されず生き残ることができたのは、同神社が国家とは離れて一宗教法人となったが故にです。つまり、靖国神社は日本国憲法の政教分離原則によって生き残ることができたのです(8月15日以前の靖国神社と、それ以降の同神社とは異なる)。そんな一宗教法人に、「国のために死んだ人々」を祀らせておいてよろしいのでしょうか。
毎年8月15日に政府主催で行われる全国戦没者追悼式が、靖国神社とは無関係に行われることの意味を考えてみる必要があります。


■■以上、内田雅敏弁護士執筆■■


 上原さんについては、「戦争で死ぬこと~場合によっては政府による殺人と評価しなければならない」「第1問:日本の市民は、だれを信頼して安全と生存を保持しようとしたのか?」で書きました。二度と彼のような思いをする若者を出してはならない…。


※写真は、特攻攻撃で「殺された」上原良司さんが兄たちとピクニックに行ったときに写されたもの。「あゝ祖国よ恋人よ きけわだつみのこえ」(上原良司・信濃毎日新聞社)の扉からの転載。









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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首相が法相に『共謀罪』成立を指示~東京新聞【久しぶりに:だから安倍は辞めさせないと…】

2007-01-19 20:39:43 | 共謀罪
東京新聞によると、【犯行に至らなくても話し合っただけで罪に問うことなどを盛り込んだ共謀罪を創設する組織犯罪処罰法改正案について、長勢甚遠法相は十九日の閣議後会見で、安倍晋三首相から「今(通常)国会で成立を図るよう努力するように」と指示を受けたことを明かした】という。

ちょっと前に「やっぱり共謀罪は寝たふり?!~国会開会間近、気合いを入れ直しましょう!」というエントリーで共謀罪の今国会成立をあきらめていないはずと指摘したが、そのとおりの事態となってきた。

【長勢法相によると、閣議前、外務省の谷内正太郎事務次官とともに安倍首相と面談。首相は「国際社会で組織犯罪に対応する役割を果たす上で、早期に(国際組織犯罪防止条約を)批准する必要がある」と強調。「与党はもちろん、野党や国民から理解が得られるよう全力を挙げるように」と語ったという。】

「全力を挙げるように」だって…。あんたは何様じゃい。あんたは、国会が決めた法律に従って行政を粛々と進めておけばいいんだよ。行政が立法に口を出すなっつうの!

【共謀罪には、世論や野党が強く反発。昨年の臨時国会で一度も委員会審議に入らないまま継続審議となった。与党が大幅修正を検討しているが、長勢法相は会見で「検討すべきところはする」と語った。】

国民の理解を得たいというなら、寝たふりなんかしないで、堂々と修正案を明らかにして議論をしたらどうか!






★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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弁護士に岡っ引きになれというのか! パート6:「頭の大きなロボット」の皮肉も理解できない読売新聞

2007-01-19 06:46:14 | ゲートキーパー(一億総密告社会)制度
25日開会される国会に上程されるゲートキーパー法案(犯罪収益流通防止法案)について、読売新聞が次のような書き出しの記事を掲載している。

■■引用開始■■

 「本人確認」や「生体認証」などの言葉で、思い出す物語がある。作家、星新一の短編集「頭の大きなロボット」(理論社)に収められている、本と同名のSF短編小説だ。

 物忘れがひどく、他人を信用しない会社経営者のエヌ氏は、仕事の秘密やアイデアを覚えさせるロボットを作った。大事な情報が他人に漏れないよう、エヌ氏の右の人さし指でロボットの鼻を押さないと、ロボットが動かないように改良した。

 装置をつけて頭でっかちになったロボットはバランスを崩して倒れ、エヌ氏の右の人さし指をつぶしてしまった。指紋の「鍵」がなくなり、ロボットは何をやっても動かない。全財産の入った金庫の開け方も、貴重な仕事のアイデアも、エヌ氏はすべての情報を失った。

■■引用終了■■


さて、皆さんは、この後にゲートキーパー問題についてどのような趣旨の記事が続くと思いますか?

…私は、星新一の上記ストーリーを本人確認を求める場面が異常に拡大することに対する皮肉だととらえ、ゲートキーパーへの反論が続くと思いました。

しかし、実際には、

■■引用開始■■

自分が自分であることを、きちんと証明できないと、さまざまな支障が出てくるのは、現実の社会でも同じだ。

 例えば今月4日から、金融機関で現金振り込みのルールが変わった。10万円を超える現金を振り込む時は、運転免許証や健康保険証などを窓口に提示して、間違いなく本人であると証明することが義務づけられた。これからの季節、学校の入学金などを指定の振り込み用紙を使い、現金で納める人も少なくないだろう。銀行に行く時は、免許証など証明できるものを忘れないよう、くれぐれも気をつけてほしい。

 警察庁は、今月召集される通常国会に犯罪収益流通防止法案(仮称)の提出を予定している。成立すれば、宝石や貴金属、不動産などの取引でも、本人確認できる証明書類を事業者に提示するよう義務づけられる。

 こうした本人確認の強化は、送金者の記録を残し、犯罪組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金を封じ込めるためだ。不正な資金が悪事に使われることを防ぐためと思えば、多少の面倒や不便は我慢できる。だからこそ、封じ込めを徹底するため、逃げ道をできる限りふさいでほしい。

 ところが、実際は「穴」もある。現金振り込みはコンビニなどでも代行している。コンビニのレジで、振り込み用紙を使って10万円以上の現金を納めても、金融機関と違って本人確認のために免許証などを見せる必要はない。販売代金の支払いなどを装って、違法資金をコンビニから送金することも、あり得ない話ではなさそうだ。

 金融庁によると、規制強化のもとになった国際的な取り決めの「テロ資金供与に関する特別勧告」が、規制対象を金融機関と定めているため、コンビニは除外されたそうだ。違法資金の根絶を信じ、本人確認に応じている国民にとっては、ちょっと納得しにくい話だ。(経済部次長 林田 晃雄)

■■引用終了■■

納得いかないのは読者でないかい?星新一が生きていたら、断固抗議するのではないか?

しかし、読売は自分が犯罪に関わっていなくても、とんでもない事態が起きることを理解しているのだろうか?
ここ(←クリック)などご参照下さい。

「欲しがりません。勝つまでは」っていうスローガンを報道していた戦前のメディアを想起させる記事だなんや。








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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靖国Q3.平和のために参拝している

2007-01-19 05:49:49 | 靖国問題Q&A
Q.平和のために参拝している

A.靖国参拝は平和を築くのに妨げとなっています。

    靖国問題によって、日本のアジア外交がギクシャクしています。小泉首相らは、文句を言うのは中国・韓国・朝鮮だけだと言っていますが、そうではありません。
    2006年5月22日、訪日中のマレーシアのアブバラ首相は日本の新聞のインタビューに対して、小泉首相の靖国神社参拝について「日本と近隣諸国との間に横たわる障害を取り除かなければ地域の平和と協力が影響を受ける」と懸念を表明しました(2006年5月23日朝日新聞朝刊)。
    またクリントン政権下で国防次官補として東アジア政策を担当したジョゼフ・ナイ/米ハーバード大教授は2005年10月22日付『東京新聞』インタビューで「ドイツは隣国を侵略した歴史を受け入れ、フランスやポーランドに謝罪し和解した。そして、欧州は欧州連合(EU)をつくることに成功し、ドイツもその中で大きな役割を果たしている」「一方、日本も将来のためには本来、アジアの地域的枠組みを主導すべき立場にある。だが、政治家たちが戦争時代の過去と正面から向き合うことを避けているため、他のアジア各国と完全に和解し切れておらず、うまくいっていない。12月に初めてマレーシアで開催される東アジア首脳会議(サミット)でも日本は今回の靖国参拝によって影響力を発揮できない恐れがある」と、小泉首相の靖国参拝は国際的配慮を欠く行為であり、「歴史」を避ければ発言力が低下すると述べています。
    最近では米国内でも、小泉首相の靖国参拝に批判が強くなってきています。米下院のハイド外交委員長(共和党)は、小泉首相の訪米に際して、米議会での演説をしたいなら、靖国神社を参拝しないことを自ら表明すべきだと述べています(朝日新聞(夕)06.5.14)。同外交委員長は9月14日の委員会においても「『靖国神社』の遊就館で教えられている歴史は事実に基づかない、是正すべきだ」と発言し、ラントス議員(民主党)も小泉首相の参拝について「ナチスのヒムラー(親衛隊長)たちの墓に献花するのと同じ。韓国や中国の怒りをあえて招くことをする限り、日本が国際社会で重要な役割を演じるのは難しい」と非難しました(2006年9月15日・毎日新聞夕刊)。
    アーミテージ前米国務副長官も「遊就館の一部展示の説明文は米国や中国人の感情を傷つける。……日本の一般の歴史認識にも反する」(2006年7月20日産経新聞)と述べています。
    米クリントン政権で国防次官補代理を務めたカート・キャンベル米戦略国際問題研究所(CSIS)上級副所長も2006年5月23日、東京都内でのシンポジウムで小泉首相の靖国参拝問題について「今起こっていることは日本のためにならない、ということで専門家の意見は一致している」、「ASEAN(東南アジア諸国連合)の多くの国が私に『何で米国は日本を非難しないのか』と言う。克服すべき問題だ」と懸念を示しました(2006年5月24日朝日新聞朝刊)。
    シーファ駐日米大使も2006年7月12日TBSテレビで「私は遊就館の歴史観に納得しないし、間違っていると思う」と述べております。
    日本の侵略戦争、植民地支配の直接の被害を受けたアジアの場合と異なり、欧米では靖国問題が語られることがあまりありませんので、まだそれほど大きな問題とはなっておりません。しかし、その実体が知られるようになれば、日本は61年前の1945年8月15日以前と変りはないのかと驚き、呆れられると思います。
    2001年ヴァイツゼッカー元大統領を委員長とする、ドイツ国防軍改革委員会報告書の冒頭は、「ドイツは歴史上はじめて隣国すべてが友人となった…」という言葉で始まっているとのことです。「隣国すべてが友人」、これこそ究極の平和、安全保障ではないでしょうか。
    小泉首相の靖国神社参拝は、近隣アジア諸国に日本に対する不信感を与え、「隣国すべてが友人」という状態から遠ざける働きをするものだと思います。靖国問題は或る意味では安全保障問題(憲法20条と9条はつながっている)でもあるのです。ですから靖国神社参拝を、「平和のために参拝している」というのは、おかしいと思います。前述したように戦前靖国神社は、陸・海軍省管轄の「宗教的軍事施設」であり、無名戦士の遺骨を納めている千鳥が淵霊園などとは性質を異にしています。靖国神社はそもそもが「平和のために参拝する」のにふさわしい施設ではないのです。
    安倍新首相のブレーン、中西輝政京大教授と福田和也慶大教授が対談で、靖国神社の本質について率直に語っています。
   福田 「では最後に、日本人にとって靖国神社はなにか、という問題について論じてみたいと思います。これは表現が難しいのですが、私は『靖国神社は平和のための社』という言い方は戦後的な欺瞞であって、日本人は靖国の位置づけを正す必要があると思うのです。靖国神社とはなにか、といえば、やはり第一義には、国の安寧のために戦った方をお祭りし、感謝するとともに、今後の国防に資するための神社であり、戦勝祈願の御社でもある。すなわち、国民の生命・財産の安全と国家の存続という、近代主権国家の柱石としての役割を担っているのです。だからこそ、現在、自衛隊の最終的な統率者である総理大臣は、なにがあっても靖国神社にいかなければならない。国軍の統帥者が行かないで、どうやって国家が守れるのか。これが靖国参拝問題の本質だと思います……。」
   中西 「全く同感ですね。中韓のホンネはA級戦犯分祀でも何でもない。日本が国家主権を制限している憲法9条を改正し、国家としての主体性を取り戻すことを、どんな手段を使っても防ぎたいのです……。」
   福田 「靖国神社が国防という営みを深いところで支えるものであること、そして国防こそ近代主権国家の要であることに、この5年間で日本人は気がついてきた」(『安倍政権で日本はこうなる……媚中外交の清算』「諸君2006年10月号」)
   おそらくこれが彼ら保守派の本音だと思いますので引用しておきます。

■■以上、内田雅敏弁護士執筆■■


 ちなみに千鳥が淵戦没者暮苑の建設経緯はこちら(←クリック)をご参照下さい。例えば、全日本無名戦没者合葬墓建設会(総裁:吉田首相)は、「…諸外国にある無名戦士の墓に相当する施設を建設し外国の元首、使節等も公式に訪問し得るものとすることを目標」(続々・引揚援護の記録 p265)としていることなどが書かれています。

写真は、こちら(←クリック)から。








★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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