ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

一応マスクの型紙など…

2020-03-30 00:31:45 | とんぼ手帖

 

トップ写真は、今日の雪。降るとはいってましたが、ここまで降るとは…。

機嫌よくたくさんさいてくれていたムスカリさんも「やだぁーん、つめたーい」とおじぎしてます。

春の淡雪、すでにほぼとけていますが、ほんに寒い日でした。

 

さて、マスクの作り方、なのですが、もぅパソコンが重たくて重たくて、

細かく写真を並べたかったのですが、一晩中かかってしまいそうになりましたので、

説明だけになります。ごめんなさい。

 

素材については前回も書きましたが、フィルター機能を少しでも高めたければ、

ケバがあって、織り目が粗くても何枚か重なっているもの。

ダブルガーゼはまんまガーゼの2枚合わせですが、4枚重ねなど厚手もあります。

ガーゼ手ぬぐいとかガーゼタオルなどは、表がガーゼで裏がパイルとか、さらしとかいろいろ。

生地の厚い薄い、織り目が粗い細かい、フワフワ柔らかいかっちり硬い…など、

いろいろ特徴がありますが、あまりミシンを使わない、縫い物をしないという方は、

パイルやダブルガーゼは、縫いにくいと思います。ほつれるのもあっという間ですし…。

なので、お試しにひとつつくってみよう…という感じなら、普通の木綿に晒しでお試しをオススメします。

また厚手の生地だったり何枚も重なると、その分生地をとられて、出来上がりは少し小さくなります。

さして難しいものではありませんが、ちょっとしたポイントをおさえておくとより作りやすいと思います。

 

材料と作り方ですが、私と永らくお付き合いくださっている皆様はよくご存知のこと、

ワタシはなんでも「いーかげん」で「おおざっぱ」…すみません。

いつも「だいたいこんな感じ…で作っています。

 

「カラス天狗タイプ」のほうです。型紙は、ネットで無料のものを写させていただき、

更に自分が使いやすいように、少し書き方変えています。元とほぼ同じカタチです。

これは「縫い代プラスした型紙」です。ちょっとややこしいけど下に説明を書きました。

 

     

 

☆ まず、縦1本、引いた線に、上下5センチ5センチで、印をつけます。

☆ 縦線と直角に、左へ直線を引きます。

☆ へんなハンパですが「11.7センチ」で印をつけます。

☆ 右端から1センチ、1.5センチで縦線を入れます。ここがゴム通しになります。

☆ そこから左に上は6.5センチ、下は6.2センチで印をつけます。

☆ そこから直角に、上は7.5センチ、下は7.3センチ線を引きます。

☆一番上の横線、ゴム通し口から2.5センチで印をつけます。そこから左上にカーブしていきます。

☆ 前部分のカーブを書いてつなげます。

☆ カーブの線は、私の場合、これはもう「だいたい」です。     

 

あまり細かいことをきにしなくても、だいたいこんなカタチでいけます。

それと、絵の中に点線でラインがかいてありますが、基本図では縫い代1センチで縫うとありました。

つまり点線で縫うわけです。木綿地2枚合わせとか、ダブルガーゼ2枚合わせくらいだと、

これでちょうどかと思いますが、厚地で作ると、その厚みでとられてしまい、マスクが小さめになります。

なので、厚手だと思う場合は、縫い代を7ミリとか、5ミリとかにし、点線より外側を縫うといいと思います。

 

生地は、外側用左右1枚ずつ、内側用左右1枚ずつ、計4枚。

ゴムは実際にはつけてみて長さを決めますので、とりあえず25センチくらいを2本。

 

☆ 縫い代の幅を決めたら、外側、内側、それぞれ中表に合わせて、

   カオの前部分にくるカーブを縫い合わせます。縫ってしまうと上下がわかりにくくなるので、

   自分でわかるように、ちょっと印をつけておくといいです。

☆ カーブのところは少し切り込みをいれると仕上がりが、ゴロつきません。

☆ 縫い代はきちんと割ってください。アイロンをかければベストです。

☆ 二枚を中表に合わせて、上下を縫い合わせます。カーブ部分に出っぱりがあるので

  ゆっくり縫い合わせてください。

☆ 上下縫い合わせたら、片方の穴から中を引っ張り出して、裏返します。

☆ カタチを整えてアイロンをかけます。補強もかねて、上下に端ミシンをかければ完璧です。

☆ 端っこの1センチと1.5センチを線どおりに内側に折って、ゴム通し部分を縫います。

☆ ゴムを通してできあがりです。

 

生地の厚みや素材などによって、難しくはないけれど、めんどくさいな…はあります。

縫う部分は短いしカンタンなので、手縫いでももちろんいけますが、

生地によってはミシンのほうが、しっかりできます。

 

さて、連日コロナの情報で、いわゆる「コロナ疲れ」だの「コロナ慣れ」だのといってますが、

疲れてる場合じゃないし、慣れてはいけません。しっかり「脅威」を感じていることです。

「正しく恐れる」と、最初のころ言ってました。

自粛が言われた後の、若い人へのインタビューで気になったのが「若いから大丈夫だと思う」…。

何が大丈夫だとおもっているのでしょう。若いから感染しない、のではありません。

ウィルスは人を選びません。若いと軽症ですむ確率が高い、と言うだけのことです。

そして自分が感染者になったら「人にうつしてしまう」のがこわいのです。

それを理解すれば、土日自粛だから、金曜日はギリギリOK…なんて、

そんなことはいえないと思います。

完全に「外出禁止令」が出たら、土日も何もありません。そうしたくないから、

そうならないように、みなさんよく考えて行動してください…なのですよね。

先の見えない不安は、だれもみな同じ。基本的なことをしっかり覚えて、

今自分に出来ることをしていく…しかありません。

一日もはやく、検査の迅速性が高まること、ワクチンの開発成功を祈るばかりです。

あ、マスク不足も。少し売り出されているようですが、まだまだですね。

なんとか日本人、ワン・チームで、がんばりたいものです。

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1 コメント

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手づくりマスク (otyukun)
2020-03-30 21:00:34
こちらもマスクの素材が手に入ったので作ってみました。
表は絹素材にして。
ところがガーゼと絹の伸縮具合が違い過ぎて縫製に時間が掛かり過ぎました。
一ダース作るのに二日あまり。
千円程で売る予定でしたが割に合わないので止めました。
高く販売する事はしたくないので。
疋田や水玉に無地の生地を使って大儲けしようと思ったのが大間違い。

ワッハッハ、大笑いです。
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