独楽の柄の小紋です。
20年くらいに買ったもの、まだ一度も手を通していない~。
もったいない話しです。
お福ちゃんに、ちょっとエーかげんに肩にかけた程度ですみません。
白地のちりめんに、カーボンまではいかない濃いグレーの縞。
飛んでいるのは大小の「独楽」です。
呉服屋の友人に、独楽柄だしお正月なんかにいいじゃない!なんて…まさしく
「…ってなこと言われて その気になってぇ」ってヤツです。
何が問題か、いえ色柄ともに嫌いじゃないんですよ。
こういう色一枚もなかったし、縞柄だし…でもねぇ、
着て「遠目」で見ると…
独楽、ちっさ!すくなっ!…って思いませんか?
一個ずつの独楽はきれいに描かれているんです。
独楽の大きさとともにご覧ください。
あの「すぐそば目線」だと、ちゃんと縞も独楽も見えますから、
私にしては、割と上品メの色柄、と思ったのです。
しかし、ちょっと離れると独楽の小ささ少なさが目だって、
なんか寒々しくて貧弱なんですよね。うちのバサマならいけるかもしれません。
これを30半ばで作ったアタシって…。
おまけに、なんでこんな八掛をつけたものか…。
たしか「年にはちょっとジミめだし、お正月に着るならちょっとハデめに」と
これまた「…ってなこと言われて…」だったと思います。
実際にはもう少し明るいんです。
というわけで、作って何年かは、年末になるたびに「正月におろそう」と
思いつつ、一月という季節もあって「なんか寒々しいよなぁ」と、
着るのをためらって早20年…というわけです。
まぁやっと年相応に近づいてきてはいるのですが、
一度気にしだすと、どうも踏ん切りがつきません。
いっそ独楽だからなんてことにしばられず、
あっさりしているんだから「単」で5月6月に着ようかなと…。
昨日えらそうなこと言いましたが、これは反物の柄をひろげただけで
決めてしまったんですね。人の言葉に流された部分もおおいにあります。
こんな失敗を重ねて、今のとんぼがあるっ(グシッ)…。
もう一枚、似たよーなのがあります。
こちらは最初から単、薄くて軽くてさらさらしてます。(裾にシッシワがっ!)
これ、あるのすっかり忘れてました。知人からのいただきものの反物でした。
同じように柄が少ないのに、そんなに貧弱な感じはしないと私は思うのですが。
胸元アップ、すぐそば目線だと…、
色が薄くなっちゃいましたが、白地に濃藍くらいの色で、
規則正しく大小の水玉が並んでいます。衿元に見えているのは「葵」の葉。
「二葉葵」、「加茂葵」とも言われますね。京都の賀茂神社の神紋でもあります。
(お尻に敷いちゃってもバチあたらんだろか…)
少なくても一つずつでも柄が大きいから、そんなに貧相にはみえないんですね。
着物の柄って不思議だと思いませんか?
もっとも私の思い込みかもしれませんが…。
シゴト分だけでなく、手持ちの自分着物も少し整理しなきゃと、
いろいろ引っ張り出しました。
おかげでわっかーいころの毛糸の半天だの、ネルのおこしだの、
こんの暑いのに…またお片づけが増えましたがな…あつっ!
20年くらいに買ったもの、まだ一度も手を通していない~。
もったいない話しです。
お福ちゃんに、ちょっとエーかげんに肩にかけた程度ですみません。
白地のちりめんに、カーボンまではいかない濃いグレーの縞。
飛んでいるのは大小の「独楽」です。
呉服屋の友人に、独楽柄だしお正月なんかにいいじゃない!なんて…まさしく
「…ってなこと言われて その気になってぇ」ってヤツです。
何が問題か、いえ色柄ともに嫌いじゃないんですよ。
こういう色一枚もなかったし、縞柄だし…でもねぇ、
着て「遠目」で見ると…
独楽、ちっさ!すくなっ!…って思いませんか?
一個ずつの独楽はきれいに描かれているんです。
独楽の大きさとともにご覧ください。
あの「すぐそば目線」だと、ちゃんと縞も独楽も見えますから、
私にしては、割と上品メの色柄、と思ったのです。
しかし、ちょっと離れると独楽の小ささ少なさが目だって、
なんか寒々しくて貧弱なんですよね。うちのバサマならいけるかもしれません。
これを30半ばで作ったアタシって…。
おまけに、なんでこんな八掛をつけたものか…。
たしか「年にはちょっとジミめだし、お正月に着るならちょっとハデめに」と
これまた「…ってなこと言われて…」だったと思います。
実際にはもう少し明るいんです。
というわけで、作って何年かは、年末になるたびに「正月におろそう」と
思いつつ、一月という季節もあって「なんか寒々しいよなぁ」と、
着るのをためらって早20年…というわけです。
まぁやっと年相応に近づいてきてはいるのですが、
一度気にしだすと、どうも踏ん切りがつきません。
いっそ独楽だからなんてことにしばられず、
あっさりしているんだから「単」で5月6月に着ようかなと…。
昨日えらそうなこと言いましたが、これは反物の柄をひろげただけで
決めてしまったんですね。人の言葉に流された部分もおおいにあります。
こんな失敗を重ねて、今のとんぼがあるっ(グシッ)…。
もう一枚、似たよーなのがあります。
こちらは最初から単、薄くて軽くてさらさらしてます。(裾にシッシワがっ!)
これ、あるのすっかり忘れてました。知人からのいただきものの反物でした。
同じように柄が少ないのに、そんなに貧弱な感じはしないと私は思うのですが。
胸元アップ、すぐそば目線だと…、
色が薄くなっちゃいましたが、白地に濃藍くらいの色で、
規則正しく大小の水玉が並んでいます。衿元に見えているのは「葵」の葉。
「二葉葵」、「加茂葵」とも言われますね。京都の賀茂神社の神紋でもあります。
(お尻に敷いちゃってもバチあたらんだろか…)
少なくても一つずつでも柄が大きいから、そんなに貧相にはみえないんですね。
着物の柄って不思議だと思いませんか?
もっとも私の思い込みかもしれませんが…。
シゴト分だけでなく、手持ちの自分着物も少し整理しなきゃと、
いろいろ引っ張り出しました。
おかげでわっかーいころの毛糸の半天だの、ネルのおこしだの、
こんの暑いのに…またお片づけが増えましたがな…あつっ!
で、本日は仕事の帰りに 黒地に小柄(小さな井桁)が全体に流れる小紋を見つけて悩ましいTT
私も以前同じような事をしました。
柄の大きさを選ぶのも大切だし、遠目で
見るのも大切な事ですね。
でも、どちらも上品で素敵なお着物ですから
帯で遊んで着られたら・・・と思います。
でも離れて見ると・・・
なるほど・・・。
難しいものですね。
とんぼさんも
いろんな積み重ねがあって
今があるのですね。
私はとんぼさんの域に近づくまでに
いったいどんだけ死屍累々を積み重ねるのか(笑)。
単でもすてきかも。
5月なら、
子供の日にちなんだ帯なんかしてみては?♪
これぞ江戸好み、あるいは茶人好みてなことを思いました。
すてき。全然失敗には見えませんわ。
踊りの着物は遠目で映えないとダメですが、
お茶の着物は
遠目は地味でも小付けの柄に遊びがあるとか、
座って無地でも立ち上がると裾に模様とか、
無地でも歩いて裾が翻ると裾裏に模様がとか。
膝突き合わせているとよく見えるんです。
で、これがまた楽しい。私は大好きです。
お召しになってみると、人にはわからなくても
自分は楽しい気分になれる着物ではないでしょうか。
私だけが知っている密かな楽しみとか。
案外感想が変わるかもしれません。
いえいえ、バサマに隠れて買った結果です。
バサマには「ずいぶん長いこときられそーや」
と皮肉を言われました。
出会ってしまったら、悩んでくださいねぇ~~
陽花様
ようやく着られる年代かなと思うのですが、
真冬だとどうも寒々しいのです。
帯を明るい目の色にして、
着てみようと思います。
少し赤い帯がしめられそうですね。
てまりばな様
男の子で5月ってのも、そりゃいいですね。
独楽→正月ってのが抜けなくて…。
洗脳されちゃったんですねぇ。
こいけ様
なるほど!お茶をなさる方は、
また違う見方があるものなのですねぇ。
母が、年末までは少し暗い色でもいいが、
お正月になったら「新春」なのだから、
明るい色を着るように、とよく言いまして…。
そのつもりで買ったものが、
妙に寒々しいので、気になっていました。
もう少し季節進めて楽しみたいと思います。
羽織を着るときには柄あわせに苦労しないので
いいのではないでしょうか。
ちっちゃな独楽柄は何かと理由を考えて
帯や羽織の柄とあわせると
お正月以外でも十分楽しめると思います。
特に明るい色の小紋は暗めとか派手目の羽織には
あわせやすいかと思います。
独楽:一人楽しむ♪~
とんぼさんだったら、どんなのとあわせられるかしら。
楽しみです。
そうですね、濃色や柄の羽織に合いますね。
30ではものすこいジミでしたが、
今ならイケますね。
単の着物をあまり持ってないので、
単にしようかどうしようかと迷っています。
八掛に濃い紺を持ってきて袷がててかなとか、
いろいろ楽しく迷います。