イマドキの晴れは湿度が低いですから、日陰で風が通るところで、
ぼぉ~っとしているには最高の時期なんですが、
セカセカと動く身では、やっぱ「暑いよ」…。
今日は反物整理で掘り出し?た紋錦紗、
ヒトサマに頼んで解いて洗ってもらったものですが、
アイロンかけがこわかったのか、反幅出ておらず計ったら30センチあるかないか
そのぶん生地も厚く固くなっています。
洗いはすんでいるので、とりあえず水にザッとつけ、
すぐに伸子張りしました。これは元々「継いで」仕立ててあったので、
ばらけていて一番長くても1メートルくらい。それで3枚つないでやりました。
伸子張りはほんとうは生地が日ヤケしないように、曇りの日か、
屋根のあるところでやるものなのですが、我が家にゃそんなところはないし、
やむなくもう、お日様ガンガンのところで…。
何しろ天気よくて湿気がなくてわずかに風がある…なんてのは、
「よく乾くための好条件」そろい踏みです。おかけでどんどん乾いていくのです。
まだ伸子をうってないところも~~。
こういうときはほとんど絞らず状態で始めるのですが、それでも乾く!
最終的には「霧吹き」のお世話になります。
ほんとはシミの心配があるから、やりたくないのですがしかたありません。
汗タラタラ流しながら、150本以上の伸子を打ちました。
きれーに乾いたから、いいやっ!
伸子張りの使用前使用後?!こんなに違ったんですよぉ。
さて、この生地の柄は「笹ぶね」、単で着たのでしょうか涼しげです。
あっち向いたりこっち向いたりの笹ぶねが、楽しそうに流れています。
子供のころのことを思い出しました。
近所には大きな竹やぶもあったのですがヒトサマの土地、
そのかわりあのころは道端や空き地、のっぱらに「笹藪」ってのがありました。
少しでも大き目の笹っぱをとって、笹ぶねをいくつも作り、
住宅地の真ん中にわずかに残ったたんぼの、用水路に流して遊びました。
すでに水はけっこう汚かったし、ゴミなども捨ててあった記憶があります。
それでも、土手を降りて草むらの影から笹ぶねを流れに乗せて遊んでました。
今の子供は「笹ぶね」の作り方もしらないのでしようかねぇ。
あのころは「雑草」も友達でした。クローバーの花冠や首飾り、
ペンペン草の花をぴーっとひっぱってブラブラさせて「かんざし」、
学校帰りに、ちからしばの茎のところ、下からぎゅーっとしごくと、
あれは「花?実?」いがぐりのように見える…、
それを「いがぐりぃ」と言っては、ぱーっと空に散らす、なんてやってました。
茎を交差させてやる草相撲、、それがおおばこという名前だと知ったのは、
植物図鑑をみるようになってから…。
ひめじょおんとかのげしとか、からすのえんどう…、みんな母に教わりました。
今は教えたくても、そんじょそこらに生えてやしない。
モノはなかったけれど、なけりゃないでなんとかしてた、
あるものみんなおもちゃにしてた…。
もしもウチの息子が普通のコだったら、イナカ暮らしで育てたかったなぁ、
と思ってみても、いや、実際にはそーじゃなかったろうと。
こうなってみてわかることってのは、いつでもあるものです。
本日のおまけ、こちらはなんでしょう。
わかるひとはわかる…、要するに「水栽培」のキットなんですけどね。
ちょっとはっぱに横向いてもらいましょう。
はい「天空の城ラピュタ」です。
この水栽培で球根を育てると、やがて「根」が「飛行石」をしっかり絡め取る、
と言うんだそうですが、たいへん申し訳ないことに、
私はこの「天空のラピュタ」をちゃんと見ていない…(そりゃなかんべ!)
だもんで「飛行石」ってなんだべさ…なのですが、とにかくきれい!
実は球根はこれから入手でした、とりあえずずっとキッチンの片隅で、
けなげに生きてきた「さつまいもちゃん」に、入居してもらいました。
このままでもいいかなぁ。ちょっと陽のあたるところに出してあげましょう。
とっくにのびちゃった「根」なので、からめとってはいませんが、
飛行石もゆらゆらで涼しげです。
ほかにもほしいものがあるんですけどねぇ、また今度…いつだぁ!
このキットはこちらで購入できます。
スタジオジブリの専門店 どんぐり共和国高松店 と雑貨店 ZOO
ぼぉ~っとしているには最高の時期なんですが、
セカセカと動く身では、やっぱ「暑いよ」…。
今日は反物整理で掘り出し?た紋錦紗、
ヒトサマに頼んで解いて洗ってもらったものですが、
アイロンかけがこわかったのか、反幅出ておらず計ったら30センチあるかないか
そのぶん生地も厚く固くなっています。
洗いはすんでいるので、とりあえず水にザッとつけ、
すぐに伸子張りしました。これは元々「継いで」仕立ててあったので、
ばらけていて一番長くても1メートルくらい。それで3枚つないでやりました。
伸子張りはほんとうは生地が日ヤケしないように、曇りの日か、
屋根のあるところでやるものなのですが、我が家にゃそんなところはないし、
やむなくもう、お日様ガンガンのところで…。
何しろ天気よくて湿気がなくてわずかに風がある…なんてのは、
「よく乾くための好条件」そろい踏みです。おかけでどんどん乾いていくのです。
まだ伸子をうってないところも~~。
こういうときはほとんど絞らず状態で始めるのですが、それでも乾く!
最終的には「霧吹き」のお世話になります。
ほんとはシミの心配があるから、やりたくないのですがしかたありません。
汗タラタラ流しながら、150本以上の伸子を打ちました。
きれーに乾いたから、いいやっ!
伸子張りの使用前使用後?!こんなに違ったんですよぉ。
さて、この生地の柄は「笹ぶね」、単で着たのでしょうか涼しげです。
あっち向いたりこっち向いたりの笹ぶねが、楽しそうに流れています。
子供のころのことを思い出しました。
近所には大きな竹やぶもあったのですがヒトサマの土地、
そのかわりあのころは道端や空き地、のっぱらに「笹藪」ってのがありました。
少しでも大き目の笹っぱをとって、笹ぶねをいくつも作り、
住宅地の真ん中にわずかに残ったたんぼの、用水路に流して遊びました。
すでに水はけっこう汚かったし、ゴミなども捨ててあった記憶があります。
それでも、土手を降りて草むらの影から笹ぶねを流れに乗せて遊んでました。
今の子供は「笹ぶね」の作り方もしらないのでしようかねぇ。
あのころは「雑草」も友達でした。クローバーの花冠や首飾り、
ペンペン草の花をぴーっとひっぱってブラブラさせて「かんざし」、
学校帰りに、ちからしばの茎のところ、下からぎゅーっとしごくと、
あれは「花?実?」いがぐりのように見える…、
それを「いがぐりぃ」と言っては、ぱーっと空に散らす、なんてやってました。
茎を交差させてやる草相撲、、それがおおばこという名前だと知ったのは、
植物図鑑をみるようになってから…。
ひめじょおんとかのげしとか、からすのえんどう…、みんな母に教わりました。
今は教えたくても、そんじょそこらに生えてやしない。
モノはなかったけれど、なけりゃないでなんとかしてた、
あるものみんなおもちゃにしてた…。
もしもウチの息子が普通のコだったら、イナカ暮らしで育てたかったなぁ、
と思ってみても、いや、実際にはそーじゃなかったろうと。
こうなってみてわかることってのは、いつでもあるものです。
本日のおまけ、こちらはなんでしょう。
わかるひとはわかる…、要するに「水栽培」のキットなんですけどね。
ちょっとはっぱに横向いてもらいましょう。
はい「天空の城ラピュタ」です。
この水栽培で球根を育てると、やがて「根」が「飛行石」をしっかり絡め取る、
と言うんだそうですが、たいへん申し訳ないことに、
私はこの「天空のラピュタ」をちゃんと見ていない…(そりゃなかんべ!)
だもんで「飛行石」ってなんだべさ…なのですが、とにかくきれい!
実は球根はこれから入手でした、とりあえずずっとキッチンの片隅で、
けなげに生きてきた「さつまいもちゃん」に、入居してもらいました。
このままでもいいかなぁ。ちょっと陽のあたるところに出してあげましょう。
とっくにのびちゃった「根」なので、からめとってはいませんが、
飛行石もゆらゆらで涼しげです。
ほかにもほしいものがあるんですけどねぇ、また今度…いつだぁ!
このキットはこちらで購入できます。
スタジオジブリの専門店 どんぐり共和国高松店 と雑貨店 ZOO
ずいぶん幅が変わるものだと驚きです。
涼しげな笹船柄ですね。
子供の頃の遊びは、野山、あぜ道の草花でした。
先日も孫にからすのえんどうは笛になるよと
言って鳴らしたらビックリしていました。
伸子ばりは真摯ってな具合。
思い出しました。数珠たまをつないでなんてのもやりましたね。
突っ走ったのをゴールしてしまうと、あれ、なんだっけという気持ちの状態です。夢、幻?
またよろしくお願いいたします。
これだけ細かく伸子を打たなきゃいけないんですね。
たいして打つ前に乾いてしまって
やっぱり端がひらひら
というか浴衣地は薄いせいか
絹ほどうまくいきませんね。
次回はまた別の作戦にします。
ところでカラスノエンドウは
名古屋近辺ではCBBと言います。
吹いた音がBB言うからでしょうね。
でも、使い方が分からないのでお気に入りだけに入ってますが。
それに、広げる場所もないしぃ~。
150本も伸子を打たれた甲斐あって、幅が歴然と違いますね!
驚いた!
恐るべき伸子張りの威力!
けっこう年いった人のものだと思うのですが、
涼しげですね。
草笛、私ヘタでしたぁ。未だにうまく鳴らせません。
野草、雑草、なんでもおもちゃにして遊びましたね。
ゆっくりあぜ道や野道を歩いてみたいです。
蜆子様
数珠玉、大量にとってあります。
いまじゃもう見ませんものね。
出版、お疲れ様でした。
楽しく読ませていただきましたよ。
あっ私のコメントもあるっ!はずかしっ!
と、読んでました。
うまこ様
浴衣は「張り板」の方がきれいに乾きます。
イマドキ張り板もないんですけどね。
きれいな板ならいいんですよ、反幅あればなんでも。
袖ぐらいならガラスでも乾かせます。
はじっこを少し洗濯ばさみとかではさんでとめて、
それに紐をつけ、そのひもを窓ガラスにテープで
貼り付けておくんです。
そうすると乾いても飛んでいきません。
ガラスのソージが余計な仕事になりますけどねぇ。
青め猫様
伸子は棒のような「張り木」(上の写真の左下に
半分うつってます)と竹ひごの伸子とで一式ですが、
たいがいは「張り木」の状態がよくありません。
張り木をあけると、布をはさむための小さい針が
ずらりと並んでいるのですが、
それがたいがいサビたり抜けたりしています。
つかえないことはありませんが、できるだけ
きれいなものがいいですね。
身頃分だけでもだいたい3メートルありますから、
それが干せる場所がないとねぇ。
どんぐり共和国高松店に売ってるんですね。
今度名古屋に行ったら名古屋店で探してみよっと。
って、伸子の話と全然関係あらへんやん(;^^)。
おまけだけに反応してゴメンナサイ!
ようこそおいでくださいました。
ラピュタに反応していただいてうれしいです。
ストーリーも知らずに買ったアホですが、
これからDVDでも借りよかな…と思ってます。
飛行石はテグスでぶら下がってます、なんて
舞台裏ゆっちゃいけませんね!
伸子ばりのお話、とても興味深く読ませていただきました。
昔、昔実家の母が庭で伸子ばりをしていた光景が、浮かんできました。
今でも、おうちでなさる方があるのに、驚きました。
いろいろ、着物のこと教えてください。
また、お邪魔します。
ようこそおいでくださいました。
私も母からもらったものを一式、ずっと持ってまして
最近になって思い出しながら使っています。
昔の人の知恵に驚きます。
私でお役にたてることがございましたら、
いつなりと…。
ご質問等は、ブックマーク「とんぼへのお便り」も
お使いください。
私のブログにリンクさせていただきたいのですが
よろしいでしょうか?
ここ何年か前から、着物の魅力に取り付かれて
時々、着ては楽しんでいます。
知らないことだらけですので、
これからも、よろしくお願いします。