先日「浴衣に椿柄は許せない」とかいたことで、いろいろコメント頂きました。
ありがとうございます。私のつたない言葉遣いと表現のため、
ご不快な思いをなさった方も、多数いらっしゃったことと思います。
誤解を招くような言葉を使いましたこと、お詫び申し上げます。
いろいろお教えくださったかた、やんわりお叱りくださったかた、
言いたいことはわかるわよーといってくださったかた、ありがとうございました。
ここで書くことは、結局言い訳になりますが、少なくともあれは「売る側」の
立場の方に対してといいますか、そういう意味合いが強かったのです。
たまたま、染屋さんのお話を呉服屋さん経由で耳にしまして、
ゆかたについて、染屋さんはやはり季節らしいものを染めたいと思っているのに
「イマドキの若いこは、こういう洋風柄でないと買わない」とか
「着物柄ならなんでもいい」とか、そういう注文が来るのが嘆かわしいと・・。
私けっこう「アロハシャツ柄」みたいなゆかた、嫌いじゃありませんけどね。
昔は浴衣といえば「白と紺(藍)」しかなくて、赤だの黄色だのは
子供のゆかたでしたから、染屋さんとしては「なんだかなー」なのでしょうね。
まぁ、そんなわけで、たとえば「衣更え」のように、いつまでもこだわらずに
変えてもいいんじゃないかということと、こういうことは大切にしてほしい、
ということの対比として書いたわけです。
いずれにしても言葉を選ぶべき、ということはありましたのでお詫び致します。
さて、とんぼはことほど左様にうっかりドジをよくやります。
自分だけわかっている部分で言葉にして、相手に「???」と思われたり、
まったく見当違いなこと、関係ないことを言って笑われたり。
この前の「京都のタクシー」もそうですが、乗るなり「抜け道お願いします」・・
このテのドジ、すごく多いのです。買い物でもよくやります。
ショーケースの中の並んだ2枚のセーター、右側は「8000円」のプライス、
左はちょっと挟まってて見えません。とりあえず聞こうと思って
店員さんに声をかけ、しっかり聞きました。
「すみませーん、この8000円のセーターおいくらですか?」
(だから8000円だってば・・・)
靴を買いに行き、右と左で違う靴をはいてみて「やっぱ右の、こっち!」で、
店員さんに「すいませーん、右側22.5ありますかー」
「お客様、靴は両方同サイズになっております」
結婚前、まだ実家にいるころある日電話がなり、同時に玄関のチャイムが・・。
電話は母が出ようとしてくれたので、私は玄関にいき、ドアを開けながら
「ハイ、もしもし○○でございます。」
まぁ、このへんなら笑っていられるんですけどね・・。
息子がまだ小さい頃、主人が「台湾」に半年ほど単身赴任しました。
主人はスジガネ入りの「筆不精・電話不精」で、赴任した当日と、一週間後、
「無事だ元気だ」と連絡してきて、それっきりめったに連絡がない・・。
ある日曜日、息子を車イスに乗せて散歩に行くと、前から来た初老のご婦人が、
息子に声を掛けてくれました。「いいお天気ねぇ、ママとお散歩?
今日は日曜日なのにパパは一緒じゃないの?」
息子は言葉を話せませんので、いつも私がかわりにお返事します。
で、「主人は『単身赴任』で、いないんですよ」と・・答えたつもりだったのに、
なぜか出た言葉が「主人は『音信不通』で、いないんですよ」・・・あれっ?
今、あたし何言った??・・アタマの中まっしろで、言い直そうとするのに
しどろもどろ・・ご婦人はみるみる顔がゆがんで、私の肩に手を置くと
「いいのよ、何もおっしゃらないで、つらいこともあるだろうけど
お子さんのためにがんばってね!」・・「ハイ・・ってそーじゃなくて」と、
やっと言葉が出たときには、ご婦人はハンカチで目頭押さえながら
息子に手を振り、立ち去っていきましたー。なんでこーなる・・・
更に・・その次の日、私は台湾の主人に電話をかけ
「ちゃんと定期的に電話して来い、連絡ないから『おんしんふつー』などと
まちがえるんじゃ・・」と文句を言おうと思いました。
何しろ17~8年前のことです。国際電話なんてかけたこともなかったし、
とりあえず主人が言ったとおりに「005△」にかけて台湾の番号をいいました。
「お出になりました。どーぞ」と言われて「もしもし」といおうとしたら、
突然「ウェイウェイ」と中国語が!そーです。パーソナルコールにしないと
とりあえず、つながっちゃうんです。そんなことは知らないから「えぇ~っ?」
「ウェイウェイ?○#<~&%=???」(ちょっとまったぁ!わかんないよっ)
で、おもわず言ったのが「あい きゃんのっと すぴーく いんぐりっしゅ」
いやそりゃ違うだろ・・・。
幸いその人は、日本語が少しできる人だったので「あー○○さんねー
今、お客さんねー、あとで電話するよう言うねー」・・・。
今ならメールで山ほど文句も書ける時代ですが、当時は時計見ながら
そうやって電話をかけたのですよぉ。
こんなふうに、とんぼは「沈着冷静」とはおよそ無縁な人間ですので、
これからもドジはあると思います。今後共ご指導のほどよろしくお願い致します。
さて、今日は写真の紹介が最後になりました。
以前「碁盤と刀」ということで、コメントいろいろいただいた古布です。
あの時は「半幅」しかなかったのですが、先日持ち主の方が大きいほうを
オークションに出品されたようで、迷わず落札いたしました。
上の方に蜘蛛の巣が・・といっていたところも全部見えました。
蜘蛛の巣に扇子に、もうひとつは「能」の・・これは「撞木」でしょうか、
能はよくわかりませんが、確か「鹿背(かせ)杖」というのは老人などが持つ杖、
撞木はどちらかというと「人外のものや、力のあるものが持つモノ」だったと
思うのですが、この布の地模様が「うろこ」ですし、蜘蛛の巣とくれば
「土蜘蛛?」となると、置いてある刀は「頼光の膝丸?」、
じゃ碁盤はなんのため・・?単なる「デザイン上」のもの・・?
やっぱりわかりません・・。お分かりの方、コメントお願いしまーす。
(ひょっとして、演劇部だったりして。。。?)
from ぶり@せっかち
つらいのですよぉ~~。
そそっかしいのは、家族は承知ですから、
いまさら何も驚いてはくれないどころか、
毎度「またか」と笑ってもくれません。
えーっと、拙ブログで、精進料理を取り上げたら、沙羅双樹(夏椿)で有名なお寺の住職さんの本でした。トホホ。。。
なんか、イケズになってなければよいが~と思ってます。 どうも、すんませんm(_)m
お心遣い、ありがとうございます。
イケズだなどと思ってませんて・・
あっ、とんぼは「演劇部」じゃなくて「新聞部」、
でした。そのころから駄文書いてるわけで・・。
「沙羅双樹」「更紗蓮華」こちら系の名前の花は
どことなく厳かというか、清廉というか、
凛としてますね。
さて今日お茶のお稽古にいきましたところ、ちょうど着物を着ているものが7人いました。頃は袷か、単かの先日の話題の時期、
どんな着物を着ていらっしゃるかと、ふりのあたりをとくと見ましたところ、袷の小紋組二人、袷の紬組二人、紬で八掛けのみをつけて胴裏なし組二人、ウール一人でした。帯はさすがに芯のはいった九寸帯はいなくて、ほとんどが本筑か紬のかがり帯、
私は八掛けだけつけた紬にエジプト柄の更紗帯、
どんな着物を着る?というような相談はありません、みんなそれぞれの思いでという時期、
雨が降って肌寒い日でしたので、袷が多かったのかもしれません、ようするに今の時期、人それぞれなんだな~と改めて実感
それなのに、10月は多少あつくてもみんな袷にしてくるのです。
着物って実際の天気にあわせる実用もありながら、お洒落を勘案するということがあって、袷、単というのはなんとも悩ましい問題です。やはり単純に結論はでないんですね。
私もほんとに「ヌケ作」ですので、
いろいろ言葉の足りないことなどありますから。
いろいろ書くことで、皆様からコメントいただき、
それがまた自分の勉強になっております。
ありがたいと思っております。
今の時期、何を着るかはやっぱりいろいろですよね。
横浜は今日はクーラーつけました。晴れたと思ったら
途中で土砂降り、西の空は陽がさしていたり。
こんな日はいったい何を着たらいいのやら・・。
しかし、それにしても暑かったです。
だって、自分の信ずることを書かれただけですもの。
そして、他の人もそれぞれの方の信ずることを書かれたのですから。
誰かを傷つける意図があったり、なくても結果傷つけたりがあれば・・・・ですが。
多分今回一番傷ついたのはとんぼさんだったのでは無いかと思います。
でも、色んな人が色んなことを考えてるんだと、わかって頂けたかな、なんて思っています。
色んな意見の人が違った意見を出し、新たな考えに進めることは良いことと思います。これをアウフヘーベンというと高校の倫理の授業で習いました。(ふる~い!)
私は旧暦でしみついた花の季節がそのまま今に続いて花の季節感がずれているのが実は気になっています。というか、旧暦の○○月がそのまま今の暦に横滑りしているのが気になってますが、それも仕方ない一面がありますね。
はい、ウソはついておりませんので、そういっていただけるとうれしいです。みなそれぞれ「みんな違ってみんないい」ですね。きずついてませんよぉ、タフですし?!ご心配いただいて、ありがとうございます。いろいろなご意見をうかがうと、発見とか時にはそれがヒントで発明とか(仕事に使ってるぅ!)、いろいろあって、本当に、人は人と共に生きているのが一番自然なのだと思います。
花は正直ですから、暦はほんと時には「ん~」と思うことありますね。そういえば、枯れたと思っていた「ビッグ・ボーイ」日本名はなんていったかな、たしか「珊瑚ナントカ」、白から緑、最後に赤くなる実のなるあれです、新しい枝を張りました。母からもらったので気にしていたんですが、あれ丈夫ですねぇ。今年も楽しめそうです。
「獅子の碁盤乗り」ついで、
「獅子と蜘蛛の精(土蜘蛛)」の立会いというのがあるそうなのです。鱗は鬼女にはつきものの意匠ですし。打ち杖ももってるし。もしかしてこれでしょうか??でも、お獅子がいないですね…。
http://www4.ocn.ne.jp/~mibu/mibu/shishi.html