先日の「電話」のことで、続のお話し…
現在、どこの病院でもケータイは切ってください、とあるのが普通です。
一番の理由は心臓に入れているペースメーカーが誤作動を起こす可能性があるから。
実際には実験結果でも、電波の状況も、その接近距離による事故もかなり確率は低いと出ています。
誤作動のことが言われ始めた時期から、さまざまケータイの方もペースメーカーの方も、
技術は進歩しているはずで、たぶん、誤作動の確率はもっと下がっているのではないかと思います。
でも、それでも切ってくださいというのは、その確率は、どこまでいっても「ゼロ」ではないということ、
もうひとつは、そういう情報の常にあたらしいものが満遍なく社会にひろがらないことでしょう。
原発のことにしてもそうですが、イザ事故がおきてからあぁだったこうだった…、
それは細かく知らされてはいないし、今こんな状況になっても、まだ詳しいことがわからないことも多いです。
あげく「安全です」といわれても信用できないし。
病院は、ヒトの命を守るところです。万が一でも億が一でも、何かおきるようなことがあっては困る…
そう考えるのは仕方ないことだと思います。
以前は病院の待合室といえば本を読んでいる人がたくさんいましたが、最近はほとんどいませんね。
そうそうスマホとケータイは違うというお話しがありましたが、ご高齢の方で、スマホとケータイの違いが
お分かりになっておられる方が、どれだけいいるかなと…。実際、私だって完全にはわかっていません。
なんだかピコピコやっている…というだけで、不安に駆られる方もいるんじゃないでしょうか。
これは病院だけに限りません。ペースメーカーを入れていることは、外からはわかりません。
電車で隣に座ったヒトが、いきなりピコピコやり出したら、ヤダナと思う方もいるでしょう。
ちなみに、コメントにありました「ガラケー」、これもたぶん誰でも知っている言葉ではないと思います。
これは「ガラパゴス・ケータイ」の略、ガラパゴスはご存知のとおり、外界と遮断されていたため、
特有の個体が生存しています。それになぞらえたもので…と言っても説明しづらいのですが、
要するに日本のケータイは世界の通信基準と違うタイプで作ったので、
国内だけで独自の発展をしている、ということです。
世界では、同じ端末を使える、例えばアプリなんてものも、どこでも入れられるのですが、
日本のケータイはそれができない…今の国内のケータイはみんなこれです。
世界通信と同じ方式のものが「スマホ、スマフォ」です。
今の社会、いろんなことがあまりにもスピードが速すぎて、ダイジなことがいろいろ置き去りになっていると思います。
パソコンをやっていない友人たちが「このごろ何かと言うと『詳しくはウェブで』という。
パソコンやってないヒトには教えないって差別よっ」と怒っています。
ペースメーカーとケータイの相性についても、新しい情報、正しい情報が、
心配を抱える人やその家族には病院も社会も何も積極的には伝えません。
ただ、誤作動の確率がゼロではないということであれば、やはり病院は「使わないで」と言いたいでしょう。
私の行く病院での光景、やたらと騒ぐ子供がいて、それを叱れない親がいて、
整形外科では「俺は車イスなんだ、誰よりも優先しろ」みたいな傲慢な患者がいて…。
院内コンビニで買い物している車イスの患者さんの前に平気で入るヒトがいて…。
笑えるのは内科の前でお年寄りが、そこの内科の勤務医の評定をしている…「○○先生はよくないね」とか…。
この前は、障害者用の駐車場に、むりやり2台並べて入っていたために、
その隣の障害者用スペースまで狭くなって、ドアを開けても車イスが並べられませんでした。
自転車に乗っていてケータイしていても、オレはちゃんと周り見ているよと、自信があるのかもしれませんが、
周りの人にはその人の「自信」なんてわかりません。
電車の中の時間は私の自由な時間なんだから、化粧しようがものを食べようが、人に言われる筋合いではない?
でも、みんながみんなそれだったら、要するに「自由」は「勝手」になってしまいます。
相手のことを思いやる、失礼のないようにする、お互い譲り合う…そういうことを自然とやっていれば、
するべきことはわかってくるはずなのです。
ケータイであれスマホであれ、それを使うとき、周りの人はどう見ているか、何をやったら失礼か、自分が危険な目にあうか、
電車の中で化粧する、ものを食べる、荷物で席をふさぐ…それがどれほどみっともなく、ヒトを不快にさせるか…。
それを考えられなければ、どんな道具でも道具はただの「道愚」です。
今のお道具はなんでも「簡単便利」「いつでもどこでも」…がウリです。
でも、いつでもどこでも、というのは「いつどこでなにをやってもいい」ということではありません。
その前に「常識を守った上でしたら」…という隠れた一文がついていることを、
大人ならわからなきゃ恥ずかしいですよね。
お行儀の悪さはどうしてなんでしょう。
空いている時なら荷物を座席に置いても、誰かがきたら荷物はひざの上に載せるとか出来ないものかと思います。
先日の演奏会でも小さい子が演奏中に走り回る、椅子をバタンバタンと鳴らす、でも保護者は知らん顔なんですね。スカートで地べたにあぐらをかいて座る、電車の中で化粧する、本当に呆れる事ばかりです。
人の振り見て我が振り直すというのは死後でしょうか。
こんな風に育てられた子供じゃ
年寄りなどに席を譲るはずがない
ホームで1番に並んで電車を待っていても ドアが開く時に
降りる人の邪魔になるからと脇に寄るといつの間にか おば(ぁ)さんが前に出る。
子供が突進してきて前に来る。
案の定 降りる人に押されたり しかめ面されているけれど
めげずに空いた席へ突進する
昔は前に立っている人の荷物を
「お持ちしましょうか?」なんて声を掛けていたけれど
今はそんな事をしたら不審がられるだけなのでしょうね。
それにしても
「ガラゲー」初めて聞いた言葉でした。
もっとも
「スマホ」もスマートフォンの略だろうぐらいの認識で中味は?です。
出るのも消えるのも早くて 回転についていけませんが
ついて行く気もあまりありません
自分の身に起らないと 人はなかなか理解できないものなのでしょうね。
そう考える時点ですでにかなりヤバいヒトですが、自分が死ぬ時までわからないのでしょう。
オヤジだろうがヤバそうなあんちゃんだろうが、何しろ命がけの病人は命がけですからね。相手を選んで注意するほど余裕はないですよ。そして大抵のヒトはきちんと言えばわかってくれるんですよ、ありがたいことに。(どっちかというとお年寄りの方が注意しにくいですね。世の中の便利さを天真爛漫に喜んでる感じがして)
マナーというのは様々なヒトがお互いに迷惑をかけないためにあるものですが、想像力が欠けたら、終わりじゃないかと。
どんなに便利な機械も、想像力がなければ平坦で、すでに機械に追われるヒト。
少しは気を引き締めないと~(^^)
せっかくこんなに平和にぼ~っと歩ける国は、世界でも日本(&韓国)だけなんですから。それは先人日本人が作った美徳なのですし。
国内のケータイが世界標準とちがうこととか、スマートフォンのこととか。
着物以外のことでも勉強になります!なんて素晴らしいブログ!
私のように説明されてやっとわかる人間もいるので、注意したときにそう教えてもらえると嬉しいなあ。
注意する側は高飛車に上から目線で言うのではなく、もしかしたら私が知らないなにかがあるのかも?という気持ちで丁寧に言うと、うまくいくのかもしれません。
じぶんの常識は相手の非常識、なんて言葉があるくらいですからね。
何かきになることがあっても、
注意したらこちらが被害を受けそうで、
つい何も言えずにいます。
情けないと思いつつ、親の顔がみたいと…。
どうして「小さいうちにしつけなければ」と
おもわないのでしょうねぇ。
いますよねぇ、エレベーターの前なんかでも
よくありますわ。するするっと前に入る子供!
親切に声をかけるなんてことも、ほんとにためらわれたりして…。
益々世の中は、他人のことは見てみないフリ…になっていくのですかね。
ケータイも使えないのに、すまほ、なんて未知の遭遇…やめておきたいです。
私は、基本的にあからさまな誹謗中傷など以外のコメントは、
削除するのを極力さけております。
それで何も手をくわえていないのですが…。
たま様のお気持ちも昨日のコメントの流れをみればよくわかります。
それでも最初の2行は、ちときついですね。
私のこの記事も、害はないとしても使い方を考えるべきだ、と書いたつもりです。
ほんの少しのキモチのズレと言葉の選び方で、
お互いに不快な思いをするのは、とても残念です。
こんな流れになってしまったのは、私がこういうことをテーマに選んだことも、
一つにはあると思います、
申し訳ありません。
昨今は、だれかれかまわず襲ったり、年寄りからひったくったり、
振り込めサギなどという信じられない企みが横行したり…。
日本は既に壊れ始めているきがしてなりません。
積み重ねることは時間のかかることなのに、壊すのは一瞬です。
恥の文化、矜持の文化、先人たちが培ってつみあげてくれたものを
なんとか残したいものだと思っています。
いえいえ、たまたまオットが通信機器の仕事しているもんで…。
いろんな機械が出てきて、それらをわかっている人たちだけで
なんだか楽しげに話している…。
今ってそんな感じです。わかるものだけあつまりゃいいよ、みたいな?
お互いに教えたり教えられたり、ありがとう、ごめんなさいを自然に言いながら暮らせたら、
何も問題は起きないと思うんですがねぇ。
この全文を大々的にコピーして、街中に貼り出したいってもんですわ。
ありがとうございます。
我が家の前を通る中学生など、たまに注意したいようなこともありますが、
殴られてもいやだしねぇ…なんて思ってしまいます。
哀しい世の中ですね。