ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

晴れたけれど

2014-03-10 18:02:51 | 本・マンガ・絵

 

今季最高の「寒気」だとか…3月に入ってからのほうが寒い…北風ビュービューでした。

気圧と気温は、我が家では「休憩指数」に多大な影響を及ぼします。

息子もちと不調で、今の時期に「冬籠り」バージョン。

そんなわけで、私も本日、いえ本日もゆっくりしてます。

 

明日は、3月11日。

横浜でも、あんな揺れは、人生初めての恐怖体験でした。

正直、あの時間が来るのが怖いです。そうそう同じ日時には起きないと思っていても、です。

あのときの最初の小さな、不気味な揺れは、今も覚えていますから。

実質の被害はほとんどありませんでしたが、それなら私たちは傍観者の立場かと言ったら、

そうではありませんね。東北の復興が遅々として進まないことも、原発がいまだに落ち着かないことも、

いろんな形で、今の私たちの暮らしに影響しています。

人が作ったものなど、いかに脆いものか、そして人が棲まなくなった域は、どれだけ荒れ果てるか。

いまだに屋根も落ちずに暮らしている私たちには、実感のないことですが、

それは今も、彼の地では進んでいる事実です。

 

私は時々、動画を探してあの日の様子を見ることにしています。

人間は忘れるのが得意ですから。あぁそうだった、この画像を最初に見たとき、

呆然として、へたり込んでた…そんなことを思い出します。

 

今日、リュウグウノツカイの大きいのが、また陸に上がりました。

ユウレイイカだのダイオウイカだの…妙なものがとれます。

なんだかほんとに気味が悪い…。いずれは何かしら、起きるのだろうと、

怖い予想も、ついします。

 

せめて明日は、犠牲者の冥福を祈り、被災者に思いをはせ、自分の今ある幸せを確認し、

防災用品のチェックをすることにします。

復興について、直接何かできることは、今の私には少ないです。

だからせめて「教わったこと」を忘れないでいようと思います。それならできますから。

 

水曜からは、春の大気がやってくるそうです。

まだまだお彼岸すぎるまで、油断はできませんが、少しでも北に向けて、

暖かい風が吹きますように。


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