南はもう梅雨入りしたそうですが、こちらはまだピーカン。
今日はまた暑かったです。少し蒸した感じ、夏の練習??
こんなときは「水に関係のある柄」を…。
これたぶん以前にもアップしたと思うのですが、
「お預かりモノ」です。そろそろお届けすることになっているので、
記念に?写真をたくさん撮っておこうと思いまして…。
実物の方は、もう少し平面的に見えます。
写真写りのいい??柄ですね。
アップで鯉さんを…。とてもリアルですよね。
描いた人の力量に脱帽です。
元々じゅばんとして染められたものだと思います。
花柳界のかたのものではないでしょうか。
もう古くてよれよれ、穴もあり何度も繰り回しされたようで、
ギリギリの大きさしかありません。よほど気に入ったものだったのでしょうね。
残念ながら着ることはできず、古布としても「力」が残っていない様子なので、
これはもう「飾っておく?」くらいしかありません。
それにしてもすごい一品だと思います。
オークションで落札したのは私ですが、どんどん上がっていくので、
依頼主に電話で確かめながらの入札でした。
ひとさまのお金なので「はいはい」と入れてましたが、
自分じゃとても参戦できない金額になりました。
もう一枚涼しそうな柄を…、こちらは「おもだか」です。
これも古いちりめんで、色柄からいって単で着たものだと思います。
白いところが少しくすんでいるところもありますが、
比較的状態はいいほうです。今日あたりこんな着物をきたら、
見てる人は涼しいでしょうねぇ。
おもだかは「沢瀉」が家紋で使われる字、植物学では「面高」のようです。
花より葉の方が特徴ある形をしています。葉の形が矢じりに似ているとか、
「面高」という字が「面目を立てる、カオを立てる」
という意味に通じるところから、成り立ちは古いのですが後年は、
武家の家紋として使われました。
歌舞伎では、えっと「市川段四郎」系が「沢瀉屋」でしたっけ。
そっちは明るくないので、まちがってたらごめんなさいです。
実際の葉はもっと直線的です。それにしても「絵」になる植物ですね。
さて、今日の昼間、私と一緒にグテッとしてたのは「アジサイ」さんでした。
ここ数日で一気に青さが増しました。周りしっかり八重です。
写真を撮ったすぐあとで、急に大粒の雨になり、ちょっとのぞいたら
なんかイキイキして見えましたわ。
額アジサイは、普通のアジサイと比べると、ちょっと華やかさにかけるのですが、
真上から見ると「花火」みたいできれいですね。
これを見ると思い出すのが「さだまさし氏の父上」のお話、
真ん中の小さいのも全部順番に咲いていく、と言ってきかなかったとか…。
いや、私も小さいときは、そんなふうに思ってました。
もうひとつは「ゼラニウム」です。
これって丈夫なんですね。元々一鉢あったのですが、
ある日、太い茎が一本ポキリと折れてしまいまして、
もうダメだと思って後で捨てようと、
あいた鉢のところに置いといてわすれてしまいました。
ところが、そこから根を張ったわけで…。
びっくりしましたが、あわてて植え替えたら、
ちゃんと咲いてくれたというわけです。
我が家の植物は「サバイバル」でして、手入れも水も手抜きなので、
生き抜くのはたいへん!根性いります。
したがって、今咲いているお花さんたちは「根性の花」です。
手入れ悪くてごめんねー。
今日はまた暑かったです。少し蒸した感じ、夏の練習??
こんなときは「水に関係のある柄」を…。
これたぶん以前にもアップしたと思うのですが、
「お預かりモノ」です。そろそろお届けすることになっているので、
記念に?写真をたくさん撮っておこうと思いまして…。
実物の方は、もう少し平面的に見えます。
写真写りのいい??柄ですね。
アップで鯉さんを…。とてもリアルですよね。
描いた人の力量に脱帽です。
元々じゅばんとして染められたものだと思います。
花柳界のかたのものではないでしょうか。
もう古くてよれよれ、穴もあり何度も繰り回しされたようで、
ギリギリの大きさしかありません。よほど気に入ったものだったのでしょうね。
残念ながら着ることはできず、古布としても「力」が残っていない様子なので、
これはもう「飾っておく?」くらいしかありません。
それにしてもすごい一品だと思います。
オークションで落札したのは私ですが、どんどん上がっていくので、
依頼主に電話で確かめながらの入札でした。
ひとさまのお金なので「はいはい」と入れてましたが、
自分じゃとても参戦できない金額になりました。
もう一枚涼しそうな柄を…、こちらは「おもだか」です。
これも古いちりめんで、色柄からいって単で着たものだと思います。
白いところが少しくすんでいるところもありますが、
比較的状態はいいほうです。今日あたりこんな着物をきたら、
見てる人は涼しいでしょうねぇ。
おもだかは「沢瀉」が家紋で使われる字、植物学では「面高」のようです。
花より葉の方が特徴ある形をしています。葉の形が矢じりに似ているとか、
「面高」という字が「面目を立てる、カオを立てる」
という意味に通じるところから、成り立ちは古いのですが後年は、
武家の家紋として使われました。
歌舞伎では、えっと「市川段四郎」系が「沢瀉屋」でしたっけ。
そっちは明るくないので、まちがってたらごめんなさいです。
実際の葉はもっと直線的です。それにしても「絵」になる植物ですね。
さて、今日の昼間、私と一緒にグテッとしてたのは「アジサイ」さんでした。
ここ数日で一気に青さが増しました。周りしっかり八重です。
写真を撮ったすぐあとで、急に大粒の雨になり、ちょっとのぞいたら
なんかイキイキして見えましたわ。
額アジサイは、普通のアジサイと比べると、ちょっと華やかさにかけるのですが、
真上から見ると「花火」みたいできれいですね。
これを見ると思い出すのが「さだまさし氏の父上」のお話、
真ん中の小さいのも全部順番に咲いていく、と言ってきかなかったとか…。
いや、私も小さいときは、そんなふうに思ってました。
もうひとつは「ゼラニウム」です。
これって丈夫なんですね。元々一鉢あったのですが、
ある日、太い茎が一本ポキリと折れてしまいまして、
もうダメだと思って後で捨てようと、
あいた鉢のところに置いといてわすれてしまいました。
ところが、そこから根を張ったわけで…。
びっくりしましたが、あわてて植え替えたら、
ちゃんと咲いてくれたというわけです。
我が家の植物は「サバイバル」でして、手入れも水も手抜きなので、
生き抜くのはたいへん!根性いります。
したがって、今咲いているお花さんたちは「根性の花」です。
手入れ悪くてごめんねー。
ことし、咲いてくれるのだろうか・・・
いっそ、親戚のクワイにしといたら、お正月に間に合ったかもなんて。
色使いですね。
そして、八重の額紫陽花も素敵な色に
染まってきましたね。ぼかしになって
いるところなんて何とも言えないいい色
で、こういう色大好きです。
めだか追い出して?
おもだかの花もかわいいですね。
ついハッパばっかりに目が行きますが、
なんというか露草系の小さい花、かれんです。
こういう色柄は、今はありませんね。
これ着て黒い右近ゲタかなんかで歩いてみたいです。
ほんの三日ほどで、あっという間に
こんなにいい色になりました。
このまま写し取って、着物の柄にしたいところです。
型紙も、最早残ってはいないでしょうが、それを上手く摺る職人さんもいないかも知れません。
こんな形で残るしか無いとは、残念な事です。
紫陽花の中でも額紫陽花が大好きで沢山育てていました。
挿木で増やせるので、よく人に配っていました。
鹿沼土を混ぜてやると用土が酸性になって、青めの花が咲いてとても美しいものです。
梅雨の季節には青めの額紫陽花が良く似あいます。
マンション住まいになって、とても懐かしい気分になりました。
ありがとうございます。
オモダカ、とっても素敵。
シンプルなプリンセスラインのワンピースに仕立てたいです。
丈の短い 藍のボレロを羽織ると、良さそうだなぁ。
・・・と、イメージだけは湧くのですが
いかんせん、実行力が・・・。
名前とタイトルを、逆に入れちゃった!!
ありゃりゃんりゃん。
今はもう…というのが、だんだん増えていくようで、
寂しいことですね。できるだけせめてはぎれでも、
「こういうワザがあった」と残したいと思います。
アジサイの色はほんとに日々かわりますね。
今年は自分でやらなかった「朝顔」を
いただけることになっているのですが、
頂いたら、隣に並べて「夏の色」を
競ってもらいましょう。楽しみです。
風の森様
私はSuzuka様のお名前か書かずに
コメントしちまってます。はっはっは
(笑ってる場合じゃない)
こういう柄は今は「着物」でもありませんからねぇ。
たとえ「デジタルなんとやら」でも、
このちりめんに乗せた味わいは
だせるもんじゃありません。
残念ですねぇ。
Suzuka様
トラックバックありがとうございます。
うさぎだぁ~~。
コメントの返信にお名前忘れてすみませんでした!
こんなにリアルに、繊細に描けるなんて
昔の職人は、時間を惜しみなく使ったのでしょうね
しかし、これを着こなす人も見事!
隠して着るところがまたイイですね。
良い遊び。
オモダカ模様の縮緬、とても新鮮。昔に描かれたと思えない現代的な新鮮さがありますね。
きれいな縮緬だこと
二つとも、布なのに絵画的として見事ですね。
昔の柄はまさに「絵画」ですね。
名もない職人が、精魂こめて作ったもの、
今でも十分通用すると、知らせたい思いです。
作家であるとかないとかじゃないなぁ…と。