ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

地の目の2

2010-05-14 15:09:13 | 着物・古布
なんとかお天気も…でしたので、伸子をかけてみました。
実は本日、徹夜明けでふらついていたのですが、なぜか息子はいたってゲンキ。
ヒトが寝たいと思うころにおきだしてニッコラニッコラ笑われてもねぇ…。
で、とりあえず動いてないとよけいボケそうなので、コレだけやったわけです。
しかし、苦労しましたわ。
張ってみてつくづく眺めると、よくもまぁ器用にそめたものだとおもうほど、
まっすぐなところがあったり、思い切りゆがんでいたり…。
反物でまかれていたときをミタカッタです。
とりあえず、地の目を通しながら乾かしました。

元々、そんなにいい染めではなかったとは思いますが、
なんといいますか、どうするとこうなる??
「松の廊下」部分だけでも、ハイこちら最優秀部門。廊下、比較的平らです。

   


こちら、築50年程度のゆがみ廊下。

   


こうなると「欠陥住宅」…。

   


一番下のが、例の最初から「ゆらゆら」で染められているもので、
パソコン先生が「ローリング・キラ&アサノ」と命名。
波乗りやってます。しょーなんボーイだったのか…。

いやもう、それでなくともちょっとフラついていたのに、
これやってたら、よけいに足元危なくなりましたがな。

とりあえず無事乾いたのですが、思っていたよりもシミが多く、
ゆがみやらもありますので、これはたとえば帯などにするには縫いにくいですねぇ。
まっすぐなところはなんとかカットしてはめ込むにしても、
後は小さくカットの方が、柄を生かせそうです。
私、この「ぷっくり大石クン」、気に入ってるんですよ。
ちょっと渋めの酒布なんかでミニトートのようなものにして、
ボディにこれだけ貼り付ける…なんてのはどうかなぁ、なんて思っています。


   


こっちの「イナバウァー・吉良さん」と「バッタの羽風かみしもの浅野さん」も、
かわいいんだけど、柄に使うのは…どうでしょねぇ。





というわけで、解いてみなくちゃ洗ってみなくちゃわからない、フシギ羽裏の顛末でした。
本日の作業これまで…で、お昼寝に突入しました。

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2 コメント

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Unknown (陽花)
2010-05-14 19:40:18
吉良さん足元が揺れているのが分からず
めまいが・・・と言っているかも。

これだけ地の目が狂っていると柄で合わす
しか仕方が無かったんでしょうね。

徹夜はこたえますね。
少しでも体を休めて下さいね。
返信する
Unknown (とんぼ)
2010-05-15 21:15:47
陽花様

ほんとにグラグラきてたかも…ですね。
ドコがまっすぐなんだか
わからなくなりました。

徹夜はもうキツイですー。
昼間、ガーっと昼寝しました。
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