ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

今日もまたぁ~~もう日が暮れてしまった。

2007-04-08 19:14:45 | 着物・古布
「シャボン玉ホリデー」も「大人のマンガ」も知っている私としては、
植木氏の訃報は、なんだか自分の時代が全部終わってしまったように、
とても寂しかったです。インタビューの中で「たくさんのいい縁があったことに
感謝している」というような言葉がありました。
私もほんとにそう思います。ネットという顔の見えない世界でも、
たくさんの方との出会いを経験しました。
「ご縁・良縁」に心から感謝している毎日です。
んだからもって、がんばらねばっ!

写真は、ただいま整理中の「銘仙」です。
銘仙については、クリックしてブログ記事をご覧ください。

ふと思い立って、ピンワークで「洋服風」にとめつけてみました。
ウエストおデブなのは、お福ちゃんの腰の補正とってないんです、すみません。
古い着物から洋服を作る、というのは盛んに行われていますね。
「着物好き」の私としては「着物から和モノ」という意識が強いですけれど、
それでも、ぜったい洋服にはしないというわけではありませんし、
シミや汚れをよけたら、ちゃんと和ものにはならない、という布もあります。
そういう時は、自由のきく洋服にするのもまたよし、です。
とんぼのところの銘仙は、身頃・袖はあるのに衿やおくみがない、とか、
全部揃っているんだけど一部シミだらけで、使えないとか、
はぎれというには大きいけれど、着物が作れるほど大きくはない、という
はんぱなものがたくさんあります。どうしても高くなる鬼しぼちりめんや錦紗は、
あまり大きいと何万円にもなってしまうので、カット売りしますが、
お安く提供できるものは、身頃一枚とか、袖二枚とかで
販売させていただこうと思っています。
まとめてお買い上げなら当然値引きになります。
そう決めると今度は「価格計算」がいろいろ出てきまして、
また四苦八苦しています。

こちらはもう一枚、銘仙ですがずいぶんモダン柄ですね。
元々の洋服のような柄、とてもステキな柄だと思うのですが、
実はこれ、全面もれなくシミだらけ…なのです~~。


          


写真ではぜんぜんわからないのですが、もう「あっ、ここも、あっこっちも」と
何もないところを30センチ探すのが大変という状況。もったいないですね。
そうなると実際には「着るもの」より小さく使って小物ですね。
たとえばカットしてバッグにしたらこんな感じかな、

    


何に姿を変えるとしても、着られないまま捨てられたり、
タンスの中でカビが生えたりしてしまうよりは、ずっといいと思います。
銘仙も少しずつ売り出しますので、ブラウスでも作り帯でもバッグでも、
いろいろ考えて作っていただけたらなと思っています。

肌じゅばんのこと、忘れているわけではありませんが、
なかなかお話しできなくてすみません、もうちょっとお待ちください。

それでは本日もなんだかバタバタ記事で、失礼します。

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ガンバッとりますっ! | トップ | 春雷 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (陽花)
2007-04-08 22:00:20
銘仙って鮮やかな色、大柄ってイメージがありますが
下の写真のように洋服にしても絹のドレスでまたいいものだなと思います。
返信する
植木等 (なぎさ)
2007-04-09 11:11:03
植木等の番組わたしも見ましたよ。
その前に午前中の日本テレビ「いつみても波乱万丈」?
ここでも植木さんの特集が。
教育テレビよりも若いときで、お話も
あの植木節。間が良くて、シャボン玉ホリデー時代の
植木さんの雰囲気をよく残していて、
おもしろかったー。
夜にはドリフの古いのもやってましたが、
全然違う。
クレージーキャッツのほうが間がよい、
品がある。笑い転げますね。

世代のヒーローですね。忘れられません。
だれか芸能人が亡くなってもあまり何か感じることは
いままでは無かったのですが、
植木さんにはいろいろ感じて、とても残念に思いました。
返信する
Unknown (とんぼ)
2007-04-09 18:58:17
陽花様
銘仙は「なんでもあり」という感じで、
これが着物?なんて柄もあります。
絹のブラウスとか、けっこういいですね。

なぎさ様
私も午前中のも見ました。
ハナさんも、ほかに安田さん、石橋さんも、
確か、すでにあちらですね。青島さんもですしねぇ。
ほんとにひとつの時代が終わった感じがします。
バンドでコントをやっていたのが
一番面白かったです。もうみられないんですねぇ。
「間」も「ギャグ」も、昔のほうが、
ずっと洗練されてた気がするのはなぜでしょうねぇ。
返信する

コメントを投稿

着物・古布」カテゴリの最新記事