小物がだんだん増えていきます。
母のものも持ってきたりしましたので(また、あの人が古いモノとっとくし…)、数が増えまして。
で、以前半衿はプラケースの引き出しに入れている、というようなお話を書いたと思うのですが、
あるとき、どこだったかで書類ケースやステーショナリー・グッズも使える、というような記事を読んだのです。
そこで今回の「お片付け」の一環として、あちこち調べていろいろ揃えていましたら、
偶然にもコメントをくださる「べにお」様も、同じように収納しておられました。ほんとに便利ですー。
というのが、写真の「ファイル・キャリーケース」。A4サイズの書類を入れて、ハンドル持って提げるもの。
いや、べつに提げて持ち歩くわけではないのですが、出し入れにハンドルつきは便利です。
A4ファイルではなく「そのA4ファイルが入る」もの、つまり少し大きいのです。
最近はありがたいことに、ネットでも100円ショップがあるものですから、私はこちらで買いました。
このケースに限らず、プラケースやポリケースに和服洋服を保管するとき気をつけるのは通気です。
桐の箱などと比べれば、そりゃもう仕方のないことですが、たとえ空気穴が空いていても、違います。
しょっちゅう開け閉めするならさほど心配はいりません。
私のようにあまり開け閉めしないという場合は、重ねてそのまま…ということもありますので、
よけい気をつけねばなりません。それでケース内に紙を敷きました。
できればこれは「和紙」、例えばたとう紙のカットしたものとか、上質の半紙とかがいいです。
湿気を吸い取ってくれますから。いずれ、小さいシート状の湿気取りを入れるようにしようと思っています。
で、こちらのケースですが、帯締めと帯揚げの保管に使うことにしました。
薄く見えてもフタを締めると高さがありますから、帯締めも結んで収納も可、です。
そのままだとやや透けて見えるのですが、紙も入れましたし、完全な透明でない分、はっきりしないので、
ひと目でわかるようにタックシールに、クーピーで色を入れて貼りました。字で書くより直接的でわかりやすいです。
まずは「お大事帯締め類」がこちら。白いもの、略礼装にも使えるものなど。
ちなみに「金銀の入ったもの、礼装用」などは、1本ずつ箱入れが無難です。
白いものは、汚れも考えて「帯締めカバー」を使っています。
カバーの市販ものは「巻き」のクセ付けがしてあるので、太さも自由になりますから便利です。
もう少し長さがほしいですねぇ。いつもこちらで買っています。
かなりきついクセなので、最初のところだけは両手できっちり伸ばします。
そこに帯じめを置いてあとはクルクルです。写真は逆に最後の巻き終わりのところで
クセの強さをおみせしています。
あとは帯じめに合わせてきつくしたり、緩めにしたり調節します。
また帯締めは、ものによって長さに違いがあります。
私は礼装用とか、白いものは結ばずに収納しますが、あとはみんな結んでいます。
そうやっていつもどおり結んだら長い…ということがあります。
また、箱や小引き出しにいれようとしたら、房がはみ出してしまう、なんてことがあります。
もちろん房カバーをつければいいのですが、よく使うものなどは「めんどくささい」(コラコラ)。
そういう時の結び方、やってみましょう。
これは二本とも、陽花様に組んでいただいた、これまた私の大好きな帯締めです。
同じ長さです。
簡単に結ぶ方法だと房が出てしまいます。
色の違うほうでやってしまってすみません。
まず二本の房を揃えて、房のところを抑え、その下10cmちょっとくらいのところで向こう側に折ります。
帯締めの裏表がねじれないように揃えてください。
向こう側に回した方で、房のそばあたりを包むように回します。
右側に行っていた方を折り曲げて、向こう側から前に回っている「輪」の中に折っていれます。
これで引いて結びますが、すこしずつ調節しながらしてください。
こんな感じになります。房が乱れてますね、ごめんなさい。
これだと房が中側にはいるので、フタで挟んだりすることがありません。
長さはこれだけ変わります。
これは少し「こんもり」するのですが、このケースは意外に高さがあるので潰れずに入りました。
とまぁこんな具合で、こりゃいいわと、色別に分けたのですが、足りなくなってケース追加。
そのとき今度はピンクのものも買いまして、帯揚げを入れることにしました。
こらです。白い細長いものは「紙香」。油分水分ではないので安心です。
帯揚げもものによって幅が違いますが、幅の広いものが入りますので大丈夫。
まず半分、もう一度半分に折って、あとは折りながら巻く感じでクルクル。
最初から全部巻くのはたいへんなので、これで入れています。
半衿は…私の場合は、あまりにも柄がバラバラなので、これだけは今までの「引き出し」に入れています。
もう使わない半衿もあるのですから、そういうものは別にしようと思いつつ…
あまりにもバラバラなので、こちらはまず選別からはじめることとして、今回は保留です。
このケース、なかなかいいです。重ねて積めますしね。
いろいろ整理しながら、これなら予備の伊達じめとか腰紐、足袋とかもはいるなぁと思いました。
これで片付けてみて気がついたこと、色別にちゃんと見えたら、紫系の帯じめが1本しかない。だから帯揚げもない。
好きな帯締めだけど、並べたら短いものがある、今の私が締めたら結び切りののし袋みたいになってしまう~。
そんなカナシーことも分かったりしました、おょょぉ。
しまうということは「使う」ということです。頻繁に使うものほど、しまうとき「あ、とりあえず」なんてことがあります。
だからしまうのも簡単、な方がいいのです。
家に箪笥部屋があって、小物専用の桐箪笥の大きいのがあって…なんて生活は、夢の夢のまたまた夢、
せめて出し入れしやすく、見てわかりやすく、そんなことを考えつつおかたづけ、でも結局ふるーい帯締めを二本、
処分しただけで、おわりましたとさ。いらんモノを捨てんかい、もぉぉ。
色の好みは小物にも出ますね。
綺麗に整理整頓、見習わなければです。
こんなに長いカバーもあるんですね。
房カバーしか知りませんでした。
そうなんです。今まで全部並べて出してみたことがなかったので、
今回一切合切古いものまで全部出しました。
もう真っ赤で使えない帯締め帯揚げはさすがに細工用にと、よけましたが、
残ったら茶色と芥子色とグリーン…。
紫の帯締めなんて、陽花様に組んでいただいた「あじさい」だけなんです。
いま、糸の色見本を見ているのですが、見本が変わったんですよね。
できれば赤みのあるような紫で組んでいただこうかと思っています。
こんな感じのって、またご連絡しますので、よろしくお願いします。
やっと片付いたのですが、今度はこれをどこにまとめておくか…ですわ。
長いカバーは、きゅっと小さくなりますから、便利です。
さきほど販売店をリンクしました。
私は以前 夏用帯揚げ・夏用帯締め と その他 で
分けていたのですが
今はプラスチックの押入れ箪笥の抽斗に
帯揚げと帯締め それぞれを別にして
夏物も一緒に まとめて入れてあります。
(一緒くた ともいう)
帯締めの房は 最初は半紙で包んでいましたが
使うと 半紙も巻かずに そのまま仕舞い込んでしまうので
早速 利用させて頂きます
どうも有り難うございます。
ネットで100均があるなんてことも、知りませんでした。
この書類ケースは、他にもつかいみちがありそうですね♪
私も最初は一本ずつ一枚ずつ、あれこれ紙に包んでみたり
やっていたんですけれど、結局いつのまにか、
「いっしょくた」になっちゃうんですよね。
これならなんとかなるんじゃないかと。
なにより一度で見えるので、探しやすいです。
それと房カバー、リンクさせませんでしたが、
帯締めカバーのお店にあります。
スグレモノですよー。
ほんとに便利ですよねぇ。
今日は、予備の足袋もいれちゃいました。
書類ケースに紙が一枚も入ってない我が家ですー。
なかなか買い物に出られないので、なんでもネット。
100均まであるのに、私も最初はびっくりしました。
便利な世の中です。
下の方の商品紹介に房カバーがあって、大喜びです。
十年くらい前に十組(多分二パック)かって、その後足りなくなったものの売っている所がなくて、やりくりしてました。
乱れなさそうな房とか、選んで…。
他の品物もちょっと選んで、買い足そうと思います。
便利なものができてますよね。
房カバーは、私もまとめ買いしました。
帯じめカバーは、いまのところ「いいもの」と「白いもの」専用ですが、
おいおい買い足して行きたいと思っています。
情報がお役に立って嬉しいです。
便利道具には、めがありません。たまに失敗もするんですけど!