「捨てられない病」を少しでも改善しようと、
ふっる~い紙袋や手提げなどが入っている箱を整理しました。
中から出てきたのがこれ・・・。お手製の、今でいう「エコ・バッグ」。
まだ30になる前・・つまり結婚してすぐに作ったものです。
黒いところは普通の木綿、赤の蝶柄の部分は、いただきものの
「レーヨンちりめんのふろしき」です。あんまり赤くて使わなかったので
これのためにちょんぎったんですね。
大きさは縦50cmの横43㎝(なんだこのハンパな数字は・・)、
そのままだと見てのとおりペタンコのまったいらなんですが、
実はバッグの下の脇に、小さいボタンとループがついてまして、
ループを引っ掛けると「マチ」ができるようになっています。
こんなかんじ・・。
あんまりはっきりしないんで、ちょっと箱を入れてみました。
Å4サイズが横に入るファイルボックスを入れていますが余裕です。
マチは10cm以上になります。
スーパーの買い物は、これを持っていってました。
若かったので?ひとつにまとめてけっこう重くても、平気でしたねぇ。
で、もともとは平らなので、たたむとこのくらいの大きさになります。
実は、このちりめんの残り布で、これをいれるための小さな袋も
縫ったのですが、それがどこかへいってしまいました。
なにしろ30年近く昔のことです。今ほど「エコロジー」「リサイクル」など
騒がれていませんでした。そういう暮らしの中でこんなものを作ったのは、
いってみれば「しんこんせーかつ」楽し~とでもいうような( はずかし~~!)
なんかこうウキウキ気分で、これ以外にもこのテのバッグとエプロンを
おそろいで作ってみたりしていました。これはその名残り?過去の夢?
ごらんになった方もいらっしゃると思いますが、
昨夜テレビで「ノーベル平和賞」を受賞した黒人女性が、
もったいないという日本語のすばらしさについて話していました。
私の年代は親が「もったいない世代」ですから、
当然感化されて私も「もったいない」性分です。
ただ、昔と違うのは、モノによってはありすぎても困る・・というところが
あるということです。昔はモノがないから、包装紙1枚でも紙袋1枚でも
何か包むのに、とか、誰かに何か差し上げるのに、と使う用事がありました。
母は今でもきれいな包装紙を本のカバーに使ったり、
私のところにちょっとお菓子などを持ってくるとき、
包装紙を自分で糊付けして作った、小さな紙袋に入れてきたりします。
でも今はそこまでして「何かに使う」ということがあまりありません。
結局は、そのままずっとしまいっぱなし・・・。
申し訳ないけれど、柄がきれいで残しておいた紙袋も、
紙ごみを入れるのに使って減らそうと思います。
横浜でも、遅ればせながらやっと「ゴミの分別」がこまかくなり、
週に一度「プラスチックゴミ」の収集があります。
そうなってみて驚いたのは、プラゴミがものすごい量だということ・
生ゴミだの燃えるゴミなんてのは、今までの半分どころか三分の二。
何を買ってきても、とにかくほとんどプラばかり・・。
紙の箱、紙の包みに入っているのはごくわずかです。
収集を週2回にしてほしいね、と近所のひとたちともいいあっています。
同時に私は、もっと考えなくちゃいけないことがある・・と思うのです。
「リサイクル」もいいけれど、その前に「作り出すこと」をやめた方が・・と。
これは以前から思っていました。ペットボトルの再生法を考えるより、
ペットボトルを使わない方法を考えたほうがいいのではないか・・と。
私は今、スーパーのカゴにぴったりサイズという「エコバッグ」を使っています。
できるだけ包装や袋は、もらわないようにして、リサイクルの前に
使わない工夫もしたいと思っています。一人でやっても・・ではなく
一人でもやっていったら・・と消極的前進?ですけれど・・。
なんかちょっと硬いお話になりました。
エコとかリサイクル、という話題に接するたびに、
昔の人の暮らし、和服の徹底したリサイクルについて思います。
昔の暮らしにもどるのではなく、その知恵を借りて
今に生かすことはできないかなぁと。
30年ぶりに出てきたドハデなエコバッグ、
玄関の戸棚の中で、自転車用とか車イス用のレインコートや
予備の折りたたみ傘を入れてつるすことにしました。
とりあえず、少しずつよい方向のようで何よりです。
娘さん、お疲れになったんでしょう。
早くよくなられますように。
蜆子様
買い物かごという言葉さえ、今は「スーパーのカゴ」
と思う人も多いんじゃないでしょうか。
私は母のを覚えています。小さかったですよね。
あのころは肉はお肉やさん、魚は魚屋さん、
野菜は八百屋さん・・でした。
新聞で作った袋に入れてくれて、肉は経木や竹の皮、
お味噌もしょうゆもはかりで買えました。
ゴミなんて「生ゴミ」ばっかりでしたよね。
広い庭のあるうちなんか穴掘って埋めてましたもん。
どこかなんかおかしい日本K、明日はどっちだ?!
嫁入り支度のなかにしっかり入っていました。
今でも持っているのですが、現代の買い物の量はとても入りません。昔の方が家族数は多かったはず、なのに、あんなに小さい買い物駕篭で間に合っていた、よく考えてみましたら、買い物の中身、トレーにもナイロンにも入っていませんでした。買い物の量が増えたのは、ほとんど風袋のような気がします。
風袋を減らす工夫がないと、エコなんて無理
中味だけしか売ってなかった時代、買い物駕篭は小さくてもよかったんです。
陽花さま、大変のようですね。お大事に。
人事とは思えません。昨年娘も孫もダウン、車4時間走らせて連れにいってきました。あちこちの病院走り回りました。
現代の子育ては、近くに肉親がいないこと多く、若い人大変、遠くではらはらはあんまりしたくないですね。お大事に。
お気使い頂きありがとうございます。
孫も今日は36度台まで熱が下がり下痢も
治まってきたようです。子育てが終わって
30年以上も経っていますのでオロオロしましたが、丁度主人が土、日、お休みで協力してくれましたので助かりました。
入院している孫も熱が下がったようですが
今度は娘が高熱だそうです。
先方のお母様にもお世話になっているようです。一人病気になると全部の歯車が狂います。
私も気をつけるよういたします。
なんかちゃっちゃとできないんですよね。
もともと要領も悪いんですけど、
徹夜もできなくなっちゃったし、
走ってるつもりがドテドテなんでしょうねぇ。
お孫さんたちは、大丈夫ですか?
陽花様も、お疲れに気をつけてください。
私もスーパーのかごに合う袋作ろうと
思いながら今だ作っていませんが、この頃
頭では考えていても現実には、実行出来ないで
います。
もったいないこと、いっぱいありますね。
起きてて半畳寝て一畳、天下取っても二合半、
これ、私の好きな言葉です。
着物地の小物とかシャツって、
フシギとGパンにあいますね。
毎日もったいないという言葉を使ってますよ。
身の丈に合ったという言葉も大好きです。
着物地で巾着を作ってます。ジーンズに合うんですよ。