
このゆかたも古いもので、10年はたっているとおもうのですが、
実はあまり着ていません。
それというのも、何回目だったか、このゆかたで居るところを
友人が写真に撮ってくれたのですが、なんかすごく白っぽすぎて、
夏なんだけど、表現としては「寒々しい」…。
病人みたいで、いやになりましてねぇ、結局それっきり着ていないと思います。
とんぼ柄、結構気に入ってたんですけど。
一番ひどい袖口のシミ、あまりのことに手が震えて??ピンボケてます。

背中にもこんなに、あ~あ。

着なくても出し入れはしていたつもりだったのですが、今回見つけたのは、
その「いれもの」の向う側…いつのまに落ちていたんだ…。
とりあえずは、普通の漂白剤で洗濯して、少し薄くはなりましたが…。
やっぱり重曹のお世話になるようですかねぇ、それで落ちるかな。
ま、やってみなけりゃわかりません。
まったくよりにもよって真っ白けのゆかた、ヤレヤレです。
ところで、これはいわゆる「置きジミ」、古着などでも、
しつけ糸がついたままで着られた様子がないのに、シミが出ているのはこれ。
こんなものがつかないように、着物は大事にしましょうねって説得力ないって。
シミなんぞ出ないようにするのがそりゃまぁ一番いいんですが、
「あまり着ないもの」と言うのは、それなりの理由がありますよね。
好きで買ったはずなのに、なんか着てみたら…とか、
もらい物で、いいものだとはわかっているけれど、なんか好きくなぁい、とか、
既にハデ、サイズが合わない、実はもうヨレてる…。
ちゃんと整理して、着なくても「手当て」はしなきゃいけません。
私のように、奥に落ちてたことに気がつかないなんざ「論外」です。
とりあえず、今の時期はほんとに危ないですね。カビもでるし。
まずクーラーを使う部屋にタンスがあるなら、たまにあけて扇風機。
つけてない部屋でも晴れたらあけて扇風機、つまり空気を動かすことですね。
防虫剤もだいじだけど、除湿剤も忘れずに。
できれば割高ですが、シートタイプのものをつかうとベストです。
あれは天日干しで再利用できますから、結局は割安です。
使うときはじかに着物に乗せないように、あたりまえですが。
もともと、たとう紙には本当は入れっぱなしはよくないんです。
たとう紙もお取り替えしてくださいね。
たとう紙の茶ジミがうつっちゃうこともありますから。
よく不織布でファスナーのついた「衣装袋」というのもありますが、
あれもあまりよくありません。
たとえばしょっちゅう着る着物で、出し入れが多くて、
とりあえずの整理とほこりよけ、ならまだいいんですけれど、
それでタンスに入れて何年も…はやめましょう。
記事をかいている間に「お届け物」が…。
実は、お客様としてご縁をいただいた方から「バスケット」を
お譲りいただいたんです。「こおり」も一緒にいただいたのですが、
とりあえず「バスケット」の写真を…。
箱から出して、明るいうちにと、大急ぎでデジカメをとってきました。
素晴しいバスケットです。かなり大きいんですよ。
一番ふくらんだ横幅で40センチくらいあります。

そしてこんなマークが…。これって松坂屋?

鍵部分も故障なく、しっかりしたものです。
前と、両脇、三箇所の鍵つきです。りっぱ…。

もちろんまだまだ使えます。
昔読んだ物語の中で、一家が大きなバスケットを持ってピクニックに行く、
という描写がありました。
挿絵があって、草の上に広げられたクロスの上にバスケットが置かれていて、
サンドイッチだったかパウンドケーキのようなものだったか、あとりんごとか…。
「ピクニック」なんてものは言葉でしか知らない時代です。
なんだかすごく優雅なものに思えて、一度いってみたいものだと
夢に描いたものでした。その時のバスケットは、もう少し平らっぽい、
スーツケースのようなものでしたが、細かい竹の網目が細かく描かれていました。
その後、小さなバスケット、ちょうど写真のようなカタチのものですが、
それをかってもらった記憶があります。
もちろん子供用のオモチャみたいなもので、中に布がはってあったような…。
私のお気に入りでした。
一緒にやってきた竹行李は、角が傷んでいました。補強の革も取れてます。
これは直してもらいましょうかねぇ。

今でもまだ直してくれるところがありますので、ありがたいですねぇ。
これは普通の柳行李の、半分くらいのサイズです。
手元にいつも置いて、きれいな縮緬の古布だとか、入れたいですねぇ。
(そーいっちゃ、雑誌だの食べかけのお菓子の袋なんか入れたりするんだ…)
ゆかたでガッカリしましたが、夕方のこの新しいお道具さんたちの到着で、
すっかりカオがゆるんじゃった私です。
K様、ありがとうございました。大切に致します。
お天気がよくなったら、まずきれいに洗いましょ。
バスケットのお手入れは、きっとじーちゃんが喜んでやってくれるはず。へへへ。
さてさて、わずかな日差しをねらって洗濯と風通しに明け暮れて、
一日おわってしまいました。
着付けのお話しをしたいと思いつつ、なかなか記事が上がりません。
がんばらにゃー。
実はあまり着ていません。
それというのも、何回目だったか、このゆかたで居るところを
友人が写真に撮ってくれたのですが、なんかすごく白っぽすぎて、
夏なんだけど、表現としては「寒々しい」…。
病人みたいで、いやになりましてねぇ、結局それっきり着ていないと思います。
とんぼ柄、結構気に入ってたんですけど。
一番ひどい袖口のシミ、あまりのことに手が震えて??ピンボケてます。

背中にもこんなに、あ~あ。

着なくても出し入れはしていたつもりだったのですが、今回見つけたのは、
その「いれもの」の向う側…いつのまに落ちていたんだ…。
とりあえずは、普通の漂白剤で洗濯して、少し薄くはなりましたが…。
やっぱり重曹のお世話になるようですかねぇ、それで落ちるかな。
ま、やってみなけりゃわかりません。
まったくよりにもよって真っ白けのゆかた、ヤレヤレです。
ところで、これはいわゆる「置きジミ」、古着などでも、
しつけ糸がついたままで着られた様子がないのに、シミが出ているのはこれ。
こんなものがつかないように、着物は大事にしましょうねって説得力ないって。
シミなんぞ出ないようにするのがそりゃまぁ一番いいんですが、
「あまり着ないもの」と言うのは、それなりの理由がありますよね。
好きで買ったはずなのに、なんか着てみたら…とか、
もらい物で、いいものだとはわかっているけれど、なんか好きくなぁい、とか、
既にハデ、サイズが合わない、実はもうヨレてる…。
ちゃんと整理して、着なくても「手当て」はしなきゃいけません。
私のように、奥に落ちてたことに気がつかないなんざ「論外」です。
とりあえず、今の時期はほんとに危ないですね。カビもでるし。
まずクーラーを使う部屋にタンスがあるなら、たまにあけて扇風機。
つけてない部屋でも晴れたらあけて扇風機、つまり空気を動かすことですね。
防虫剤もだいじだけど、除湿剤も忘れずに。
できれば割高ですが、シートタイプのものをつかうとベストです。
あれは天日干しで再利用できますから、結局は割安です。
使うときはじかに着物に乗せないように、あたりまえですが。
もともと、たとう紙には本当は入れっぱなしはよくないんです。
たとう紙もお取り替えしてくださいね。
たとう紙の茶ジミがうつっちゃうこともありますから。
よく不織布でファスナーのついた「衣装袋」というのもありますが、
あれもあまりよくありません。
たとえばしょっちゅう着る着物で、出し入れが多くて、
とりあえずの整理とほこりよけ、ならまだいいんですけれど、
それでタンスに入れて何年も…はやめましょう。
記事をかいている間に「お届け物」が…。
実は、お客様としてご縁をいただいた方から「バスケット」を
お譲りいただいたんです。「こおり」も一緒にいただいたのですが、
とりあえず「バスケット」の写真を…。
箱から出して、明るいうちにと、大急ぎでデジカメをとってきました。
素晴しいバスケットです。かなり大きいんですよ。
一番ふくらんだ横幅で40センチくらいあります。

そしてこんなマークが…。これって松坂屋?

鍵部分も故障なく、しっかりしたものです。
前と、両脇、三箇所の鍵つきです。りっぱ…。

もちろんまだまだ使えます。
昔読んだ物語の中で、一家が大きなバスケットを持ってピクニックに行く、
という描写がありました。
挿絵があって、草の上に広げられたクロスの上にバスケットが置かれていて、
サンドイッチだったかパウンドケーキのようなものだったか、あとりんごとか…。
「ピクニック」なんてものは言葉でしか知らない時代です。
なんだかすごく優雅なものに思えて、一度いってみたいものだと
夢に描いたものでした。その時のバスケットは、もう少し平らっぽい、
スーツケースのようなものでしたが、細かい竹の網目が細かく描かれていました。
その後、小さなバスケット、ちょうど写真のようなカタチのものですが、
それをかってもらった記憶があります。
もちろん子供用のオモチャみたいなもので、中に布がはってあったような…。
私のお気に入りでした。
一緒にやってきた竹行李は、角が傷んでいました。補強の革も取れてます。
これは直してもらいましょうかねぇ。

今でもまだ直してくれるところがありますので、ありがたいですねぇ。
これは普通の柳行李の、半分くらいのサイズです。
手元にいつも置いて、きれいな縮緬の古布だとか、入れたいですねぇ。
(そーいっちゃ、雑誌だの食べかけのお菓子の袋なんか入れたりするんだ…)
ゆかたでガッカリしましたが、夕方のこの新しいお道具さんたちの到着で、
すっかりカオがゆるんじゃった私です。
K様、ありがとうございました。大切に致します。
お天気がよくなったら、まずきれいに洗いましょ。
バスケットのお手入れは、きっとじーちゃんが喜んでやってくれるはず。へへへ。
さてさて、わずかな日差しをねらって洗濯と風通しに明け暮れて、
一日おわってしまいました。
着付けのお話しをしたいと思いつつ、なかなか記事が上がりません。
がんばらにゃー。
やっぱり時々は風を通してあげないとですね。
バスケットは子供の頃の憧れでした。
本当に頑丈そうな素敵なバスケットですね。
実家には今も柳行李が健在です。
呉服屋さんにまで聞いていただいたなんて、本当にありがとうございます。費用はどれくらいになるのかしらと以前はびくびくしていましたが、おしどりのことを考えると、若手の方でしたらそこまででもなさそうですね。安心しました。
私も知人に聞いてみたところ、美術系の大学の染色科をあたってみたら、ですとか、染師さんの工房を聞いてきてあげるから突撃してきたら、とかいろいろアドバイスをいただいてきました。
夏休みに入ったら少しは時間が自由になると思いますので、本格的に動きだせるのではないかな、と思います。
とんぼさんの呉服屋さん、教えていただけるととても嬉しいのですけれども、ご紹介いただいてお世話にならないのも失礼ですから、ちょっと祖母や母と相談してみますね。
私は着物は着るけれども、詳しいことを知りませんので、呉服屋さんにお任せしてしまうのが安心だと思うのですけれど、話を聞いてみて、染めや絵付けの現場に興味をもったのも事実なのです。
また、ご連絡させていただきます。とんぼさんには沢山のことを教えていただいて、とても勉強になりました。ありがとうございました。
そういえば、ピクニック用のバスケット、私にとっても小さい頃からの憧れです。この前母が北欧に出張した時、ついにお土産にもらったんですよ!陶器の白いお皿やマグカップが入っていて、中にビスケットやスコーンを詰めて、早速ピクニックに行きたくてドキドキです。サウンドオブミュージックみたいに。ピクニックシートではなく、海外のように、草の上にタオルケットを敷いて。…よく乙女チックだと言われます…。
また長くなってしまいました。今度から、ちょくちょくおじゃましたいと思います。よろしくお願いします。
手持ちの着物のコーディネイトをして遊んでいます。森田空美さんのスッキリした着物姿と原由美子さんの山の手奥様風のコーデの間を行ったり来たりしています。着物の決まり事にも疎いので変な組み合わせとかもあるかも知れません。お暇でしたら覗いて下さい。そして、間違いなどご指摘下さればもっと嬉しいです。
ほんとに「ビックリ・ドッキリ」そして、
ガックリ…あーあです。
バスケット、持ち手のところがすぐ壊れたり
母に糸でとめてもらって、大事にしてました。さすがに…とってありません。
とっときゃよかった?
重曹だけでなくて、グリセリンと洗剤を
混ぜ混ぜして塗りつけるんです。
これ「重曹とグリセリン」で検索すると
いろいろ出てきますよ。
ちょっと高いけど、既にできているのも
販売されてます。
なにしろ効き目抜群…というんですが、
私まだ茶ジミに使ったことないので、
作るか買おうか、今考えてます。
いろいろなツテがあるということは、
ありがたいですね。
若手の方にも、これからも
がんばっていただきたいし、
ぜひいいお仕事がしていただけますように、
お祈りしています。
遠いので、書かなかったのですが、
左のメニューの「京町家染工房 遊」さまは
京都ですが、工房見学できます。
染のご相談にも乗ってくださいますが、
なんたってちと遠いですからねぇ。
そうそう、その白い食器の入ったバスケット
持ってお茶しにいきたいですね。
ようこそおいでくださいました。
ステキなコーデ、
たくさん拝見させていただきました。
着物ってほんとにいいですね。
「絵羽の縫い取り」もありますよ。
よろしかったら2007.10.23の記事を
ご覧ください。
もうちょっと早く、とんぼさんにご相談してたらと思ってしまいます(笑) 夏にまた行けたらいいのだけれど。
いろいろ、ありがとうございます。何か進展がありましたら、ご報告しますね。
私でお役に立てることがありましたら、
嬉しいです。
振袖、私も楽しみです。
そうやって思いを重ねたものは、
大切さがまたひとしおですから。