ミクシの方で、ある方が「高いけど」と、ご紹介なさった本。
キャット・アート―名画に描かれた猫 | |
クリエーター情報なし | |
求龍堂 |
確かに…2000円以上ですから…でも…ほしかったんだぁ!
まだ発売されたばかりですので、著作権…あぁ中身が写せないぃぃ。
せめて表紙と裏表紙のご紹介ということで。
表紙の絵の元は言わずもがなの「フェルメール 真珠の耳飾の少女」。
こちらが裏表紙、
1枚アップしますと…あまりにも有名な「クリムトの接吻」…いや「元の絵」が…。
この本、ただ「名画の中の人をネコに置き換えた」と言うだけではないのです。
画家の名前も、まつわるエピソードも全部「ニャンニャン」…。
つまり、「ネコの国での有名画家の作品」、という設定なんです。
たとえば表紙の絵も、題が「真珠の耳飾りの少女猫」で、作者の名前が「ヨハネス・フェルネーコ」
説明は「フェルネーコの残した作品は、わずかに35点が…」なんて、人間界の事を持ち出しつつ、
「当時のメス猫は頭にターバンをするのが常であった」…なんて具合です。
上の「クリムト」は「クニャムト」…絵の題名が「接吻」ではなく「キス」となっていて
「猫はきれい好きなので、食事のあと互いになめあう、
この日の食事が魚の『キス』であったためにこの題になった。
変な早とちりはしないほうがいい」というような内容が解説として書いてあります。
思わず猫が食事のあと長い舌で、口の周りをペロンとなめるしぐさを思い浮かべてしまいました。
ベラスケスはネコスケス、レンブラントはニャンブラント、歌川國芳は「歌川猫芳」…と言った具合。
ミケランジェロの「アダムの創造」は「三毛ランジェロのニャダムの創造」…最初は笑いながらみていましたが、
ほんとに感心しました。ちゃんと調べて知っているからこその「お遊び」なんですよね。
「ネコバドール・ダリダッケ」の「記憶の個室」…元絵はいわずとしれた「ダリの記憶の固執」
グンニャリ時計のある絵ですが、グンニャリしているのが「PCのマウス」…このシャレにはまた大笑い。
いやもう書いていたらキリがありません。竹久猫二もありまっせ。
笑ってましたけど、絵として元の名画の雰囲気を壊すことなく、実にうまく特徴を捉えています。
元の絵が一緒に出ていませんので、知っている絵だと「本当の画家と絵の題名」を考えるわけですが、
なかなかでてこなかったりして…まぁゴッホがニャッホだったりはわかるんですけど、
ポップアートになったら、えーとよく見る絵なのに…とか。
名前は見当つくのに、こんな絵みたことないなぁ…になると、原画を探しました。
おかげてけっこう頭の体操にもなりました。
私は猫も犬も好きですが、まぁ好きの度合いは普通だと思います。
なんでも猫グッズにしたいとか、家中猫の絵だらけとか、そこまではいきません。
それでも、この本の中のいろんな猫を見ていて、ほんっと楽しかったです。
お詫び…「おたいこの回し結び」、遅れていてすみません。記事の方はあらかたかけているのですが…。
今日写真が撮れそうですので、もう少しお待ち下さい。
あちらに書かれていた事は
この事でしたか
そうなんですー。
なんとも、どのページを開いても笑えます。
早速注文しました~
BSでエリザベス女王即位60年の大船団パレードを見ながら…ポチれる、今に感謝です。
あらー毎度ありがとうございます~。
私も大船団パレード見てました。
しかも、全部「寄付」ですって。
日本じゃこのセンスはありませんねぇ。
コメントありがとうございます。
ご本人様からのコメントをいただけるとは、
思ってもみませんでしたので光栄に存じます。
仕事の合間、一休みしてお茶を頂きながら、
何度も眺めております。
ビデオの方も拝見させていただきます。
またよい作品を、世に出してください。
ご本人からのコメントが入るとは
私も買わせて頂きましたよ
なんて宣伝したりしちゃって
ほんとにびっくりしました。
動画見ましたので、ちょっと記事でお知らせしました。
猫好きならずとも、ついつい口元がほころぶ本ですよね。