いただいた着物の中にはいっていたもの。
普段使いの紬染め帯、自分で作り直した帯のようです。
色がちゃんと出ませんが「焦げ茶」を感じさせるくらいのワインカラーです。
柄は近寄ってみると「向かい鶴」です。
広げてみると、こんな作り方。
黄色の線が、縫い合わせ目、上が「たれ」、真ん中がついているところが「胴」、左下が「て」。
つながっていますので持ち上げると、全部ぶら下がります。
まず…作り帯を作るには「ワケ」ってのがありますね。
「締めるのめんどくさいから」もしくは「締めたくても締められないから(五十肩とか)」。
次に、「ちょっと汚れたところがあって隠したい」「体系の変化でお太鼓や前帯の柄の出し方が難しくなった」
それから「しみや汚れで、そのまま締められないので、いいとこ取りで作って締めたい」
最後は「元々帯ではないもので帯を作りたい」。
だいたいこの4つくらいかと思います。
それぞれの理由で、作り方や作る形も違うわけです。
今日は時間がなくなってしまったので、作り方などは書きませんが(いずれ書く予定ではあります)、
とりあえず、昔の着物本を見ると、いろんな作り方が出ています。
着物って、実に繊細なものではあるのですが、実は「とてもおおざっぱ」なところもあって、
作り帯は、最終的に「ちゃんと締めているように見えればいい」のです。
紐が何本渡っていようが、どこかで何回もつないであろうが、ただもう背負ったらおわりであろうが、
とにかく「帯を締めている」と見えればいいんですね。
締めてみました。
自分の帯ではないので、ちと考えましたが、締めてみますとちゃんとカタチになりました。
どう調整しても「まっかっか」ですみません。もっと渋いです。
手持ちの本には「ふろしきで」とか、洋服地で、などもありますので、そういう型紙などものせたいと思っています。
とりあえず、あと半月で「袷」の季節ですが…この暑さ…まだ浴衣がしまえてない私です。
さて、この帯…ちょっとホコリ臭いんです。洗うかなぁ。
このごろ首と肩が妙な具合で心細い…。
どの様な作り方があるのか、楽しみにお待ち申し上げま~す。
勝手でごめんなさい。
ありますね。
今まで見た事のない作り帯で着付けを
頼まれた時にはどうしょう・・・と悩みました。
簡単そうで慣れないと結びにくいとその時
思いました。
着物を着る時に一番の問題は何んといっても帯。
その点作り帯は本当に便利。
ただ作りによってはとても使いにくいものもありますねえ。
ぜひ作り方を教えてください。
楽しみに待っています。
先日 四苦八苦して締めた帯
体型の為か 柄が前に出ず良く見ると太鼓の柄は逆さ?結局は 全くの柄なしで締めたのですが
この様な帯は作り帯をするのにぴったりだと思ったものの
初おろしだったので 無下に切る事が出来ずにいます
この場合 垂れと前帯は理解出来ますが
右下の「て」をどの様に垂れにまわすのか
私も何本か持っていますが、締めるのはいつも決まった一本。
この際ですから、自分のためにもいろいろ調べてみています。
少しずつ書きますので、お待ちください。
ほんとにいろいろで、若いころ市販のものを、数のうち…と買ったのですが、
なんでこんなところにひもが…とか。
使いづらいものは、結局使いませんねぇ。
旅行には最適…です。これで締め慣れてしまうと、
普通に締めるのがめんどくさくなる…という「害」があります!?
がんばって書いてみますので…。
「前結び」のお約束も果たしておりませんので、
とりあえずこちらから先に…。
何回かに分けますので、使える記事があったら使ってください。
でも世の中にはいろーんな形のがあるんですねえ。
私の戴いている作り帯は、お太鼓の形になっていない正方形の物と、胴に巻きつけるらしい長方形の物との一組なんですけど、胴部分に縫い付けてある紐の位置が、何故ここなの?と理解できないのと、お太鼓はどうやって身に着けるんだかさっぱり判らないという二つのパーツです。
薔薇色で気に入ってはいますけど、そんなんで一度も締めた事がありませぬぅぅ(泣)
こーゆーの宝の持ち腐れ???
お話だけでは、どうなっているのかわかりませんが、
お気に入りなら、使えるように作り直すこともできるかと。
それにしても「正方形」はふしぎですね。