ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

満開ですね

2007-04-26 19:39:19 | つれづれ
桜が終わると、待ってましたと咲き誇る「ハナミズキ」です。
昨年の4月の「珍道中記」にも書きました「アメリカ山法師」、
西洋名「ドッグ(ダグ)・ウッド」、皮を煎じたものを、
「犬のノミ取りに使ったから」でしたね。ウチの近所には、
この木を植えているお宅が結構あります。
しかもみんな大きいんです。おかげで相変わらず「よそさまの花でお花見?」
これが咲くと、ああもうすぐ5月、春というよりちっと暑くなるなぁ、と
季節を感じています。
こちらは藤、これも「よそさま」のもの、私は花木に詳しくないのですが、
これはちっと房が短いですね。長くても短くても「藤」は絵になる花です。


        


以前、船橋にいたころ「藤の名所・亀戸天神」に行ったのですが、
すでに終わってまして「藤の房の残骸」をみておしまい…。
藤もゆっくりと「藤棚」の下から眺めてみたい花です。
ちなみに実家の藤は、一度切ってしまったら「花」が咲かず、
毎年「ふじづる」を眺めるのみ…サミシヒ…。

さて、バサマの状態が知られてから遠くの身内が心配して、
今まで以上に電話をかけてきてくれたり、若い者は新幹線代が高いから、と
「夜行バス」で来てくれたりしています。ありがたいことですね。
母は記憶が鈍くなって、せっかくの電話も覚えていないことも多いのですが、
「今日○○にーちゃんから電話あってんてなぁ?」とか
「○○さんが、夏休みに顔見に来るって言うてたんやって?」とか聞くと、
「ああ、そやった」と、思い出します。
母は、両親、二人の兄、一人の姉の年をみんな越えて、一番の長生きです。
ざっと見渡した身内のなかでは最高齢者になってしまいましたので、
「なんでウチだけ残ってんやろ、兄さんも姉さんもちーっとも(あの世から)
迎えに来てくれへん」と、よく言います。
今回、姪に「おばちゃん、あっちへ行ったらまた『末っ子』扱いやで、
こっちでゆっくりして、いばっといたらええわ」といわれ「せやなぁ!」…。
もーじゅーぶん、いばってますが…。
まぁ、外出も人付き合いも苦手なひとなので、身内に優しくしてもらって
シアワセだと思います。なんせ「娘」がツメタイもんで…。

で、いとこのおみやげです。缶入りの「抹茶八橋」、チョコもあるとか。


    


舞妓さんの絵のついている缶、片側がとまっているので本のように開きます。
うすべったくてハガキいれとか、領収書など入れておくとか、
使い道ありそうです。「息子に」といわれたのですが私が…。
でもねぇ、私「八橋」苦手なんです。生八橋のほうがいい~~。

ドタバタしておりますがHP再び準備、いそがなくてもと申しあげたのですが
「萬屋千兵衛様」には、「真綿でクビを締められる」ように聞こえたらしく…、
連休あけに、また少し新しいページをごらんいただけるかと思います。
片や「ゲージツ家ゆえの練り上げ」、片や「単なるグズ」のコンビですので、
なかなかですが、お楽しみに。あっ私も土台作んなきゃ…。



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8 コメント

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Unknown (とんぼ)
2007-04-28 23:31:18
ヒロをぢ様
本当に今年は、おかしな陽気で、
植物にとっても、咲いていいやら悪いやら…、
たいへんな春だったのではないでしょうか。
近所でも八重桜が終わりかけたりまだ満開だったり、
見ている分においては、とにかくきれいで
いい春のように思いますが、これで夏は?
来年への影響はどんななんでしょう。
ちょっと心配です。
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今年は花の当たり年? (ヒロをぢ)
2007-04-28 23:26:39
 暖冬でサクラは早く咲いて散ってしまいそう・・とか言われていたわりには春先の冷え込みのせいで花持ちが良くて、うちの近所ではいまだに満開の山桜が見られたりします。桜の後のハナミズキも一緒に咲いているかと思うと、我が家の藤もいつの間にか咲いており、道沿いのサツキまで満開・・・、あれよあれよという間にいろんな花が咲き競っておりますね。私の好きなスズランも玄関の脇でおっかなびっくり顔を出し始めていますが、こちらは年々花を付ける株が減って寂しくなってきてます。こんなに一度に色々な花が満開・・というのも珍しいのでは?
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Unknown (とんぼ)
2007-04-27 00:26:49
Suzuka様
そういわれてみれば、以前住んでいたところは、
ピラカンサスとか、実のなる木が
多かったように思います。
その町の歴史にもよるのかもしれませんね。
発見です!
短いのは「山藤」というのですね。
そういえば、山にあるのはこういう感じですねぇ。
どっちにしても「ふじづる」がほしいよぉ…。

陽花様
ハナミズキは、遠くからみてもきれいですね。
桜とはまた違う華やかさです。
毎度「よそ様お庭ツアー」の私ですが、
ほんとに今が一番いろいろあってステキです。

武者子様
ふるさとでしたね、亀戸は。
下町風情の残る町ですね。
私もお祭りのとき行ってみたいです。
船橋屋は、前を通り過ぎただけー、惜しいことした!
飴細工、あれも消え行く芸術ですよ、ほんとに。
日本がなくなってゆく?残ってほしいですね。

otyukun様
京都の桜、いつも遅くてはずしますー。
もうゥン十年前ですが、御室の桜を見に行きました。
お福桜ともいうんでしたね、愛らしくて
とても印象に残っています。
去年京都に行ったとき、タクシーの運転手さんに
教えられて、初めて「街路樹にハナミズキが多い」と
知りました。小さい木はとてもきれいでしたけど、
大きい木はそういえば手入れが甘いのか、
花のつき方にムラがあったような…気がします。
ブログアップ、楽しみにしています。

風船葛様
ようこそおいでくださいました。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
90歳、ご長寿だったのですね。
親はどんな状態でも、いてほしいものですよね。
近いとつい「明日にするか」と、
なかなか行かなかったのですが、
病気がわかってからは、できるだけ行くように
しています。以前は行かないと向こうから電話を
かけてきたのですが、最近は数字がダメで、
「ダイヤル」がわからなくなったようなのです。
(いまだにあの「ダイヤル式」なのですよ)
いかれないときは、こちらから電話するように
しています。憎まれグチを聞けるうちが花ですね。



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はじめまして (風船葛)
2007-04-26 23:32:38
はじめまして。初めての投稿です。よろしくお願いいたします。山ぼうしとハナミズキは別々のものだと思っていました。だから、どこが違うんだろうと不思議でした。同じなのですね。今日ひとつ賢くなりました。私の母は9年前に90歳で亡くなりましたが、亡くなる5年前から、失聴と目が見えない、固形物が食べられないという状態になりました。老いていく母を見るのはちょっと悲しかったなぁ。でもどんな状態でも生きていて欲しいものです。離れていたから、親不孝の娘でした。お近くなら出来るだけ会ってあげて下さいね。
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桜の後は花みずき (otyukun)
2007-04-26 23:23:46
京都は八重桜もそろそろ終わり、花みずきが満開になってきました。
我家の鉢植えの花みずきが満開近くなりましたが、盆栽仕立の藤の花は夏の水やりに失敗して少しの花しか咲きませんでした。
夏にマンションに引っ越したのが悪かった様です。
殆どの鉢を人に貰って頂いたのですが、花みずきと藤は何とか手元に置く事が出来たので大切にしています。

花みずきは手入れ次第。
京都の花みずきも手入れの不備で、華麗な花を見せてくれる木々は多くありません。

60点位はやれそうな、我家のベランダの花みずきも二三日の内にブログで見せられるかも。
良かったら見に来て下さい。
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天神さまは。。。 (武者子)
2007-04-26 22:44:31
『藤の房の残骸』。。。
そうそう、藤の花って、咲き終わるとまさに『残骸』のようです。。。
なんて的確な表現なんでしょう、これって。(*o*)

亀戸天神の藤は、毎年だいたいGWあたりが見頃ですけど、今年はやっぱりちょっと早いのかなと思います。
毎年この時期(と、それから鷽替えの時期)は、亀戸駅から天神さままでの道のりがやたらと混雑します。
それから、くず餅の船橋屋さんも大繁盛ですよね。

そうだ、話がちょっとそれちゃいますけど、
子供の頃、天神さまのお祭りで、いつも鳥居のすぐ下あたりに屋台を出してた飴細工屋さん、それはそれは見事でした。
今、あれだけの細工作れる職人さん、いないだろうなぁ。。。
あの頃、なんにも考えずに買ってもらって食べてたけど、今思うと貴重な芸術品だったと思う。( ^^;)
今でも時々、神社とかのお祭りで飴細工屋さん見かけますけど、あの職人さんには遠くおよばないです。

思えば、美しかったなぁ、
天神さまの梅と、藤の花と、
それから、あの飴細工。。。
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Unknown (陽花)
2007-04-26 21:07:56
ハナミズキ今真っ盛りですね。
色んな色があって遠目で見ていても素敵だなと
思います。藤ももう咲いているんですね。
今の時季色んな花が咲いて本当に綺麗ですね。
千兵衛様の帯留めももうすぐHPでみられますね~。
がんばってね。
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お散歩をしていると (Suzuka)
2007-04-26 20:01:45
ふしぎだなと思うのは、
おなじ種類の木や花が、こっちのうちにも、
あっちのお宅にも植わっているのですよね。
それも、昨日今日じゃない、大きく育ったものをみると、
みんなおなじ花屋さんから買ったのだろうかとか、
入居当初のはやりだったのか、
あるいは、この土地に向いたものだけが、根付いて茂ったものだろうか・・・
などと、想像をたくましくしています。

周辺は、藤のあるお庭が多いです。
花房の長いノダフジが、やっぱり多いけど
この写真にうつっている、ヤマフジも好きだなぁ。
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