クリスマスお飾り完成…

 

が、案の定、ポカをやってけがしました。今回はヤケド…。写真はその「元」。

グルーガンを久しぶりに使ったら、前に使っていた分が柔らかくなるのに時間がかかり、

まだかなぁと、動かしたとたんに人差し指の先にボタリ…熱で溶けたロウと同じですからねぇ。

しかもグルーガンですから、あっというまによぉくくっついて、すぐ固まり始めます。

ほんとは冷めれば簡単に取れるのに、あまりの熱さにパニック…あわてて剥がしたら、

もしかして皮まで剥いだかと思うほど痛いぃぃぃ。結局、直径７ミリくらいの水ぶくれになりました。あー。

 

ともあれ…あぁでもないこうでもないと、またまた作り直しを加えたりでしたが、

やっと完成しました。こんな感じ。

 

　　　　　　

 

向かって左側はこちら。赤いボールは、ちょっとフンパツして買ったオーナメントです。

本来は木に吊るすアレ。紐を取って、金具部分を隠して貼り付けました。

 

　　　　　　　　　

 

右側。昨夜リースもつくってみました。手前の赤いリボンのわっかです。

 

　　　　　　　　　

 

パーツの一つずつは、ボンドや両面テープがほとんどですが、

最終的な固定はグルーガンです。しっかり細かくつけましたので、逆さにしてもこのとおり…。

いえ、これは毎回「落ちるところズレるところはないか」とテストするのです。

 

　　　　　　　　　

 

今回、一番ドジったのは、裏に貼る大きなフェルトを忘れていたこと。

でも取り寄せの時間はなかったので、裏だし、しろーとのシゴトだし、ごめんねぇ…と、

真ん中から二枚にしました。

 

　　　　　　　　　

 

赤いリボンはなんのため…。こういうものは置いたものを持ち上げるとき、取っ掛かりがないと、

持ち上げにくいのです。なので真後ろにつけました。使うときはこんな感じ。

これでちょっと持ち上げると、手が底に入りますから。

 

　　　　　　　　　　　　

 

昨日ご質問がありましたので、パーツの作り方。

以前記事にしていますので、写真と説明の一部は、流用です。

 

パーツの元は、方眼の入った工作用紙。大きさは自由ですし、立方体、長方体、六角、ハート、何でもＯＫ。

糊代はつけずに、方眼を使って線を引き、カットしてそれぞれつき合わせてセロテープで貼ります。

中は空でもいいのですが、糊で押さえるときなどに頼りないので、ティッシュを丸めて入れるとか、

ダンボールの端っこを丸めて入れるとか…今回は、たまたま手元に「プチブチ」があったので、

それを入れました。重さは関係ないので、ちゃんと箱としてピンとできるかどうかです。

 

作り方です。

丸いものは、一番外側になる上下の工作紙のものは、ちゃんとコンパスで描いたものです。

中のダンボールはそれをあてがって、カットしたもの。

重ねて貼り付けて…

 

ハギレの上にテープでつけて…

 

ダンボール部分に両面テープを貼って…ここからひだを取りながら貼り付けます。

 

こんな感じ。

 

ボンドやテープを使って包み込んだら、上をカット。

 

あとは少し小さい円形にカットしたものを貼ります。

 

表返してリボンをかけますが、普通に掛けてもいいし、面倒なら裏でテープを使います。

てっぺんの飾りは普通のプレゼント用と同じようにしてあります。

 

こちらは八角の筒型。普通に丸めた「円柱」でもＯＫ。

つぶれないように、中に長さより短いダンボールを丸めて入れて補強します。今回はプチプチ。

 

写真のように、右は「底」、左はリボンを掛けるほうのこんな寸法で置き、両面テープで貼って包みます。

 

底部分は、ダンボールをちょっと押して、底のふちに両面テープ。

布を折りこんで接着し、ダンボールを元の位置までそっと押して戻します。

 

底より少し小さめにカットした紙を押しこんでフタをします。

 

反対側は、ダンボールの上から綿をつめます。

 

リボンの位置で縫い絞ります(ギャザーをきれいによせるためなのでザクザク縫いで)。

 

しぼったところにリボン、そのあと上をピンキングバサミでカット。

 

 

四角い箱の場合。包めることを確かめた大きさで生地を裁ち…

 

手前側を被せて、赤い線のところがちゃんと箱にかぶるところまで。

 

箱を動かさず一度開いて、手前に両面テープを貼って、そのままさっきのように被せて貼ります。

 

向こう側の生地をきっちり引っ張って、あまりを内側に折込み、折った裏側の「きわ」に両面テープを貼り、

しっかり貼り付けます。

 

たてにして、写真のように折りたたみ、赤い線の部分が箱の幅になるように決めます。

 

三角の先に両面テープをつけ、幅が変わらないようにして貼り付け、反対側も同じに。

基本的に「裏は見せない前提」なので、これでＯＫ。左が裏側、右が表側。

 

このツリー飾りの元々は、友人から教わったもの。ＨＰを開いていたころ、いくつか作って販売しました。

毎年のつもりでしたので、ツリーの本体がまだ残っているのです。

それで毎年「ツリー中心」の飾りになるのですが、ツリーがなくても、例えばさまざまなボックスを一杯とか、

サンタの袋を作って、そこからプレゼントがこぼれ出ている感じとか…いろいろできますね。

 

土台も、わざわざ買わなくても、例えばそうめんの箱のふた（木製の）とか、しつかりした箱とか、

何でも工夫すれば使えます。円形や正方形、六角形などの土台の時は、置いたとき

全方向から見られるように、前後のない飾り付けをすると、いろいろ楽しめます。

粒綿を、降り積もる雪に見立てて飾るときは、土台は色が濃いほうが雪が映えます。

もし白っぽかったり、木そのものの場合は、色を塗るか、無地の黒とか焦げ茶、緑の生地を、

薄めたボンドをはけで塗って全面に貼り付けます。部分貼り付けだと土台が動きますので。

ちょっと高くなりますが、全面にフェルトを貼る方法もあります。　　　　　　　　

 

商品にしていたので、全部生地ですが、例えばプレゼントの包み紙でもいいわけです。

お菓子についてきたリボンとか、和菓子によくある金の細いひもとか、

とにかく「金・赤・緑」のものは、いろいろとっておきます。

最近は一年中、クリスマスものは販売されていますが、やはり新しいものは１０月頃から、

そして年が明けると、売れ残りが出たりします。

「クリスマスオーナメント」で検索すると、専門店もありますし、手芸店もありますし、

フラワーデザインのところなどでも、イガイと見つけられます。

 

ツリー以外は、縫う、ということがほとんどないので、一度ちいさなものを作ってみると、いいですよ。